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お正月飾り

お正月飾りはいつからいつまで?正しい飾り方や処分方法も解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年12月 9日

門松や鏡餅などのお正月飾りは、新年を迎えるムードを一段と高めてくれる。ところでお正月飾りは、いつからいつまで飾るのが正しいのだろうか?この記事ではお正月飾りをつける時期や正しい飾り方、処分方法などを解説する。お正月飾りの意味を学んで正しく使おう。

  

1. お正月飾りとは?

鏡餅
お正月飾りをいつからいつまで飾るのか知る前に、まずは基本情報を押さえておきたい。お正月飾りとは、その年の神を指す年神さまを迎えるために飾るものだ。ここでは定番のお正月飾りを3種類ピックアップしたので、それぞれどういう意味があるのかチェックしよう。

門松

門松は玄関先などに立てて飾る、3本組の竹の飾りを指す。年神さまが来る目印になるもので、家族の健康や長寿を願うという意味もある。3本組の竹のまわりに短い松をあしらったものが一般的だ。

鏡餅

鏡餅は重ねたお餅にみかんをのせた見た目がかわいく、リビングのお正月飾りとして人気だ。お餅はおめでたいときに食べるもので、鏡餅には豊作祈願や円満に年を重ねるという意味がある。

しめ飾り

玄関の扉などに飾るしめ飾りには、結界の役割があるとされている。しめ飾りの内側が清らかな場所になり、外から邪悪なものが入って来ないようになるといわれている。年神さまに安心して来てもらうために欠かせないものといえる。

2. お正月飾りはいつから?

お正月飾り
お正月飾りは元日の前に飾ればいいと思いがちだが、実は飾る時期には決まりがある。年神さまに気持ちよく来てもらうためにも、お正月飾りはいつから飾るのか押さえておこう。

12月13日頃から飾り始める

お正月飾りは、12月13日以降であれば、基本的にいつ飾っても問題はないとされている。12月13日は「正月事始め」に当たり、何をするにも縁起がよい「鬼宿日(きしゅくにち)」という日だと考えられている。そのためこの日からお正月の準備を始めるのがよいだろう。
とはいえ近年はクリスマスの飾りを取り入れる家庭も増えており、12月25日以降に飾り始める場合も少なくない。

飾り始めにふさわしくない日

ただし、飾り始めにふさわしくない日もある。たとえば12月29日は「二重苦」を連想させることから、縁起が悪いと考えられている。また12月31日はお正月まで1日しかないので、急ごしらえで飾る行為が「一夜飾り」と呼ばれ、縁起がよくないとされる。

忌中や喪中はお正月飾りは控える

忌中や喪中の場合、お正月飾りは控えよう。仏教において、忌中は四十九日の法要までの期間、喪中は一周忌までを指す。そのため、故人が亡くなってから最初のお正月は飾らないほうがよいだろう。

3. お正月飾りはいつまで?

鏡餅
お正月飾りをいつから飾るかわかったところで、あわせていつまで飾るのかも覚えておこう。お正月飾りを片付ける時期は、飾りの種類によって異なるので気をつけたい。

門松としめ飾りは1月7日まで

関東や関西など地域によって異なるが、門松としめ飾りは1月7日まで飾るのがよい。1月7日は松を飾っておく期間の「松の内」が明ける日とされている。

鏡餅は1月11日まで

ぞろ目の日付は縁起がよいといわれるため、鏡餅は1月11日に下ろすのがよい。1月11日に鏡開きを行い、鏡餅に使ったお餅を食べよう。

4. お正月飾りの正しい飾り方

門松
年神さまをしっかり迎えるためには、お正月飾りの飾り方もきちんとマスターしておきたい。ここでは門松・鏡餅・しめ飾りの正しい飾り方を紹介する。

門松の飾り方

門松は玄関や門の脇に立てよう。マンションの場合、廊下に置くと邪魔になってしまう場合もあるので、室内に飾るのがおすすめだ。

鏡餅の飾り方

鏡餅は神棚や床の間に置くものだが、リビングなどのテーブルに飾るのもよい。鏡餅を置く台に当たる「三方」を用意し、その上に半紙を敷いてからのせるのが基本だ。三方がない場合はテーブルの上に半紙を直接敷いてもよいが、生のお餅の場合は傷みやすくなるのでお皿の上に置いても問題ない。

しめ飾りの飾り方

しめ飾りは玄関の扉や軒下に飾るのが一般的だ。そのほかには神棚や床の間などの神聖な場所に飾るのも適している。しめ飾りには結界の役割があるので、下をくぐって結界内に入れるよう、高い位置に飾るのが理想だ。

5. お正月飾りの処分方法

お正月飾り
外したお正月飾りは次の年も使いまわすのではなく、基本的にはその年限りとして処分するものだ。1月7日もしくは15日には神社で「どんど焼き」が行われるので、持参してお焚き上げしてもらおう。どんど焼きに参加できない場合は家の庭で焼却するか、難しければゴミに出す方法もある。ゴミに出す場合はほかの一般ゴミと分けて、塩やお酒で清めたり半紙でくるんだりしてから処分するとよい。

結論

お正月飾りはいつからいつまで飾ればよいのか迷いがちだが、紹介したポイントを押さえて正しく飾りたいものだ。お正月飾りは一つひとつに意味があり、健康で幸せな新年にするための願いごとが込められている。飾り方もマスターして、気持ちよくお正月を迎えてほしい。
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  • 更新日:

    2022年12月 9日

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