目次
1. 魚焼きグリルを汚さない使い方とは?
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魚焼きグリルで魚を焼くと、どうしても魚の脂が跳ねてしまうものだ。そのまま、何度か魚を焼くと、脂がたまってグリル内はベトベト状態になる。このベトベト汚れを洗うのが嫌で、魚焼きグリルを避けている人も多いのではないだろうか。そこでここでは、魚焼きグリルを汚さない使い方を紹介しよう。
魚焼きグリルをキレイに使う方法4選
【アルミホイルを敷く】
どこの家庭にでもあるアルミホイルを使えば、魚焼きグリルの汚れを防止することができる。魚焼きグリルのトレイや網にアルミホイルを敷き、十分に加熱してから魚を乗せよう。魚を焼き終わったら、アルミホイルを捨てるだけだ。
ちなみにアルミホイルは、魚焼きグリルの汚れを防止するだけではない。アルミホイルは熱反射するので、魚がキレイな焼き上がりになるというメリットもある。また、網目から魚が下に落ちてしまうのも防止できる。ただし、脂の多い魚を焼くときには注意が必要だ。脂がアルミホイルにたまって、コンロの火が引火する危険性がある。ときどき様子を見ながら火加減を調節しよう。
【受け皿シートを敷く】
魚焼きグリルには、水を入れる受け皿がある。ここに魚の脂がポタポタ落ちる仕組みだが、脂まみれの受け皿の掃除が大変だ。そこで、受け皿の代わりに受け皿シートを敷くという汚れ防止方法はいかがだろう。受け皿シートは、燃えにくく、保水性も高い素材でできている。魚焼きグリルを使ったあとは、そのままシートを捨てるだけで、受け皿の掃除の手間がいらない。
【グリルストーンを敷く】
魚焼きグリルの汚れ防止には、グリルストーンもおすすめだ。魚焼きグリルの受け皿に敷くだけで、焼き魚から出た脂、においなどを吸収してくれる。石は、変色するまで繰り返し使えるので、魚を焼くたびに取り換える必要がない。煙も出にくく、さらに遠赤外線効果で中までふっくら焼き上げることができる。
使い切ったストーンは、不燃物扱いで処分するが、土壌改良剤として土に戻すことも可能だ。ガーデニングをやっている方は、捨てずに有効利用しよう。
【グリルプレートで焼く】
魚焼きグリルの汚れ防止には、魚焼きグリルにそのまま入れられるグリルプレートも役に立つ。魚をグリルプレートに入れて焼くとムラなく火が通り、さらにふっくらとした仕上がりになるのでおすすめだ。フタ付きなので、においもあまり気にならない。波型の鉄板は、焦げ付き防止にもなっており、適度な焼き目を付けてくれる。
グリルプレートは魚だけでなく肉料理などにも使えるので、料理のレパートリーが広がるのもメリットだ。アウトドアでも大活躍してくれるので、ひとつ用意しておくと便利だろう。
2. 魚焼きグリルの汚れ防止におすすめのアイテム3選

魚焼きグリルの汚れ防止アイテムにはさまざまなものがあるが、とくにおすすめのアイテムを紹介しよう。
高木金属「トレー オーブントースター用 フッ素Wコート」
確かな品質で有名な老舗メーカーの商品だ。魚焼きグリルの両面・片面焼きや、オーブントースターでも使うことができる。フッ素コートが施され、食材のこびりつきもない。焼き面が波型になっているため、余分な油は溝に落ちてヘルシーに仕上がる。アルミ製で軽く、サビにくいのも魅力だ。
ゼオライト化成「新魚焼きの達人」
魚焼きグリルの汚れ防止に、受け皿の水代わりに使うアイテムだ。アルミ箔を下に敷き、1cmくらいの厚さに敷くだけでOK。遠赤外線の効果で魚もふっくらと仕上がり、繰り返し5~7回程度使うことができる。使用後は燃えないごみとして処分してもいいが、天然鉱物使用で肥料効果もあるので、庭に埋めるのもいいだろう。
コモライフ「グリル受け皿吸水マット つまんでポイ」
受け皿吸水マットを使えば、魚焼きグリルの汚れも簡単に防止できる。魚焼きグリルの受け皿にマットを敷いて、400cc以上の水を注ぐだけだ。マットがゼリー状になって、焼き魚の脂だけでなく、においも吸収してくれる。破れにくい構造なので、使い終わったらそのままトングでつまんで燃えるゴミにポイと捨てるだけだ。1枚で2回使えるのでコスパもいい。
3. 汚れた魚焼きグリルのお手入れのコツ
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汚れてしまった魚焼きグリルは、どのようにすれば簡単に掃除ができるのだろうか。
温かいうちに重曹をふりかけておく
魚焼きグリルの汚れ防止を心がけていても、多少の脂ハネは防ぎようがない。魚焼きグリルのトレイに付いた汚れを掃除するときには、重曹を使ってみてほしい。重曹はアルカリ性なので、脂汚れを分解してくれる。さらに、においを吸収する性質もあるので、魚臭さも取ってくれるだろう。
重曹を使った掃除方法としては、魚焼きグリルがまだ熱いうちに重曹をたっぷりとかけることがポイントだ。そのまま冷めるまで放置しておき、冷めたらスポンジで洗い流そう。ベタベタが気になるようなら、中性洗剤を使ってもいい。
4. 魚焼きグリルで美味しく魚を焼くには?

せっかく魚焼きグリルで魚を焼くなら、美味しく焼きたいものだ。美味しく焼くコツを紹介しよう。
予熱と火加減の調節がポイント
魚を焼く前には、必ず予熱をしてほしい。5分くらい予熱をすることで、魚が網にくっつかなくなり、焼き上がりもキレイになる。最初は強火で、裏返したら中火でじっくりと中まで火を通そう。こうすることで、表面はパリッと香ばしく、中はふっくらとジューシーに仕上がる。
結論
魚焼きグリルの汚れ防止アイテムには、アルミホイル、受け皿シート、グリルストーン、グリルプレートなどがある。これらのアイテムを使えば、後片付けも簡単に済む。魚焼きグリルを掃除するときには、重曹を使おう。受け皿がまだ熱いうちに重曹をまぶしておくだけで、脂汚れやにおいも取り除いてくれる。後片付けを楽にするアイテムを大いに活用して、魚焼きグリルの汚れを気にすることなく、美味しい焼き魚を楽しもう。