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寒中見舞いを出す

年賀状代わりの寒中見舞いはいつ投函する?マナーや文例を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年12月29日

寒中見舞いは、年賀状の代わりとして送るもの。このはがきにはどんな意味があるのか知っているだろうか?言葉を聞いたことがあっても、どのようなもので実際にいつ投函するのがいいのか分からないという人も多いだろう。そこで今回は、寒中見舞いとはいったい何なのか、いつ投函すべきか、基本的なマナーと文例もあわせて解説しよう。

  

1. 寒中見舞いとは?

雪だるま
寒中見舞いは、年賀状と同時期に送るイメージがあるが、どのような意味が込められているのだろうか?
「寒中」がいつのことを指しているのか、また年賀状との違いについて解説しよう。

寒中の意味

寒中見舞いを年賀状の代わりとしていつ行うべきなのかについて考えるときには、寒中が指している時期を知っておくとスムーズだ。24ある季節区分のうち、小寒から大寒までの期間を寒中と呼ぶ。
1年のいちばん最後にやってくるこの寒中の期間は、本格的な寒さの訪れから最も寒い時期となり、立春という春を迎える直前を示している時期なのである。

寒中見舞いと年賀状の違い

寒中見舞いと同じく、寒さが厳しい時期に送る年賀状。この2つには、どのような違いがあるのだろうか?
「季節のご挨拶をする」という点では、どちらも同じ意味合いを持つ。しかし、いつ送るのかというタイミングと送る理由には違いがあるのだ。
寒中見舞いは、喪中であった場合や年賀状を出し忘れたときなどに送る。喪中の相手に対するお見舞いや、年賀状を出せていなかった相手へ近況を報告し合う目的で送るものと認識しておくとよいだろう。

2. 年賀状代わりの寒中見舞いはいつ投函する?

ポスト
寒中見舞いは年賀状の代わりであるが、果たしていつ投函していつまでに相手に届くようにするとよいのだろうか?
具体的な投函時期と、寒中見舞いを書くときにベストなはがきの種類を確認しておこう。

松の内から立春までに届くように出す

寒中見舞いを送る時期は、年賀状が届く時期でもある松の内が明けてから立春までの期間がベストだ。いつが松の内かわからないという人もいるだろう。その松の内とされる日は、地域によって異なる。
関東エリアでは1月1日~1月7日まで、関西エリアでは1月15日までとしている地域が多いが、1月10日までとしている地域もあるようだ。
立春は、その年によって日付が異なる。2023年であれば、2月4日が立春だ。
寒中見舞いは年賀状の代わりではあるが、相手の住んでいる地域の松の内がいつまでなのかを確認し、節分を迎える頃までに届くように投函するとよいだろう。

寒中見舞いに使うはがきの種類

寒中見舞いに年賀はがきは使えない。寒中見舞いには、私製はがき・通常はがき・官製はがきを使う。
年始の挨拶ではないため、誤って年賀はがきを使用してしまわないよう注意しておこう。

3. 寒中見舞いの基本マナーと文例

寒中見舞いを書く
寒中見舞いと年賀状の書き方は異なり、それぞれ守るべきマナーがある。基本的な書き方のポイントを押さえておくと、いつでもスムーズに執筆できるだろう。
寒中見舞いの基本マナーと実際に書くときに役立つ文例を紹介しよう。

寒中見舞いの基本マナー

寒中見舞いは、「寒中見舞い」という主文、季節に合った挨拶と相手の近況を尋ねる言葉、自分の近況報告、相手を案ずる言葉や今後の付き合いについてお願いする言葉を含めて構成する。
文章の最後には、差出年月と差出人の名前を忘れないように入れておこう。

寒中見舞いの文例集

寒中見舞いを年賀状の代わりとして送るときには、送る相手や自分の状況によって文章を書き分ける必要がある。
状況に応じていつでもすぐに対応できるよう、寒中見舞いの文例をチェックしておこう。

【自分が喪中の場合】
喪中はがきを出し忘れてしまい、相手から年賀状が届いたときには、「年始の挨拶は喪中のため差し控えさせていただきました」のような内容の文章を加えよう。
いつ送るのかというタイミングは、通常の寒中見舞いと同様に年賀状が届いてすぐよりも松の内を過ぎた時期がおすすめだ。

【相手が喪中の場合】
相手が喪中にあることを知らずに年賀状を送ってしまった場合には、お詫びとともにお悔やみの言葉を添えて寒中見舞いを送る必要がある。
「この度は服喪中と存じ上げず年始のご挨拶を差し上げてしまったことを深くお詫びいたします」「お悔やみが遅れたことのお詫びとともに心よりご冥福をお祈り申し上げます」といった文章を添えて送るといいだろう。

【年賀状を出さなかった相手の場合】
寒中見舞いで年賀状を出していなかった相手に新年の挨拶をする場合には、年賀状のお礼と挨拶が遅れたことのお詫びを一言加えて送ろう。
いつもお世話になっている相手であれば、「年賀状をいただき誠にありがとうございます」「ご挨拶が遅れてしまい申しわけございません」などの文章を添えると丁寧である。

結論

寒中見舞いに込められている意味と年賀状の代わりとしていつ投函すべきか、具体的な文例までをまとめてご紹介した。新年の挨拶や相手を気遣う意味で送る寒中見舞いは、年賀状とともに日本の伝統的な文化として大切に受け継いでいきたいものだ。年賀状を送り忘れた際や喪中の相手には、寒中見舞いで連絡を取り合ってみてはいかがだろうか?
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  • 更新日:

    2022年12月29日

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