目次
- 焼き網や受け皿などのパーツを取り外す
- 食べカスなど大きなゴミを取り除く
- パーツや庫内の頑固な汚れに重曹ペーストを塗布してラップをかぶせる
- 1時間ほど放置したら古い歯ブラシで汚れをこする
- パーツの汚れと重曹をキレイに洗い流し庫内は水拭きする
- 庫内のスミなど細かい部分の汚れを綿棒で掃除する
- パーツやトースター内部を乾拭きする
1. トースターが汚れる原因とは?

トースターが汚れる主な原因は、飛び散った調味料や油、食べ物のカスだ。たとえばチーズトーストを焼いたとき、パンくずやチーズが落ちるといったケースが多い。
また、コンロの近くにトースターを置いていると外側に油が付着する。ベタベタとした油にホコリが付着して、さらに汚れることもあるだろう。よく触る取っ手部分にも手あかがつくので掃除が必要だ。
汚れは焦げや臭いの原因になる
トースターの汚れを放置すると、加熱されて頑固な焦げ付きになる。汚れが落ちにくくなり、掃除に手間がかかるので注意が必要だ。嫌な臭いが発生して、加熱する食材に移ることも考えられる。
トースター内部に付着した油や食べカスから、発火することがあるだろう。火災の原因になるので、汚れを放置するのはNGだ。
トースターは汚れやすいが、汚れ防止の対策をすればキレイな状態を長く保てる。衛生的に使用でき、掃除の手間軽減にもつながるだろう。汚れ防止の対策をしつつ、こまめに掃除することが大事だ。
2. トースターの汚れを防止する方法

汚れ防止の対策をすることで、トースターはキレイに保てる。2つの効果的な汚れ防止の方法を実践しよう。
アルミホイルを敷く
食材の下にアルミホイルを敷いて、食べカスや食材の付着を防ぐ汚れ防止方法だ。焼き網はもちろん、受け皿に敷くことでより高い効果が期待できる。アルミホイルの代わりに、備え付けのトレーを焼き網の上に置いてもよい。
ただし、アルミホイルがヒーターにあたると燃える可能性がある。焼き網や受け皿を包むように敷き、軽く固定するのが汚れ防止のポイントだ。調理後はアルミホイルを処分して、備え付けのトレーは中性洗剤とスポンジで洗おう。
専用のマットやシートを敷く
トースター専用のマットやシートを使用して汚れ防止をする。アルミホイルと同じように、焼き網や受け皿に敷いて使用するのが一般的だ。アルミホイルと違い、繰り返し使えるタイプが多い。
深さがあるトレータイプもあるので、用途にあったマットやシートを選ぼう。耐熱温度や使い方は商品によって異なるため、パッケージの説明を十分に読んだうえで使用してほしい。
3. トースターの汚れの掃除方法
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トースターの汚れ防止には定期的な掃除が有効だ。焼き網や受け皿などのパーツは中性洗剤で洗い、内側や外側を水拭きする。水分が残らないよう仕上げに乾拭きをしよう。
基本的な掃除方法で汚れが落ちないなら、重曹やクエン酸を使った方法を試してほしい。汚れ防止の方法とあわせて知っておきたい、頑固な汚れの掃除方法をまとめた。
重曹を使った掃除方法
重曹はアルカリ性の性質があるので、焦げや油など酸性の汚れ掃除におすすめだ。重曹ペーストは、ぬるま湯と重曹を1対2の割合で混ぜて作る。なお、変色するのでアルミ製のトースターに重曹は使えない。
アルミ製のトースターや魚の臭い消しにはクエン酸が効果的
アルミ製のトースターには、クエン酸と中性洗剤を使用する。ビニール袋に外したパーツを入れて、水と中性洗剤でつけ置きしよう。中性洗剤は洗浄力がやや弱いので、少し長めに放置するのがポイントだ。あとは汚れをこすって落とし、キレイに乾拭きすればよい。
トースター内部は水(100ml)とクエン酸(小さじ1)を混ぜた、クエン酸スプレーで掃除しよう。吹きかけたらキッチンペーパーをかぶせる。しばらく放置したあと、クエン酸と汚れを水拭きで拭き取ろう。あとは仕上げとして乾拭きすればOKだ。
また、魚の臭いはアルカリ性なので、酸性のクエン酸で消臭できる。クエン酸スプレーで掃除をして、嫌な臭いを中和してほしい。クエン酸がないならお酢でも代用できるが、酸っぱい臭いが残らないようにしっかりと拭き取ろう。
ヒーターの掃除は要注意
トースターのヒーターは割れやすいため、ゴシゴシとこするのはNGだ。優しく汚れを拭き取って掃除をしてほしい。ヒーターの汚れがひどい場合は、ぬらした布に中性洗剤を2~3滴つけて拭き掃除をする。それから洗剤が残らないよう、念入りに水拭きしてほしい。
結論
トースターの汚れは焦げや臭いの原因になるので、汚れ防止の対策をしてキレイに保ちたい。アルミホイルや専用のマット・シートを敷けば、汚れは付着しにくくなる。また、重曹やクエン酸を使った掃除方法も紹介した。トースターを清潔に保つために、汚れ防止方法とあわせてチェックしてほしい。