目次
- 綿
- 麻
- 絹
- ポリエステルなどの合成繊維
- ウール
- カシミヤ
- 薄手の綿
- 右前身ごろ
- 後ろ身ごろ
- 左前身ごろ
- ワイシャツのボタンはすべて留めておく。
- ワイシャツの後ろ身ごろを上にする。
- 右袖を肩の半分くらいのところから折り、左側へ真っすぐにたたむ
- さらに右袖をワイシャツの中心と平行になるようにたたむ。
- 左袖も同じようにたたむ。
- 全体にシワを伸ばしたら、裾と袖口をたたむ
- ワイシャツ全体を2つ折りにたたんだら、表にして形を整える。
1. アイロンがけを時短する際のコツ

衣類にアイロンをかけるとき、漫然とかけてはいないだろうか。アイロンがけの時短をしたい場合は、ちょっとしたコツが必要だ。
素材によってドライとスチームを使い分ける
取りあえず、何でもスチームでアイロンをかけていないだろうか。アイロンには熱と引っ張る力でシワを伸ばす「ドライアイロン」と蒸気でシワを伸ばす「スチームアイロン」がある。
このドライとスチームの機能を素材によって使い分けることによって、時短ができ、かつ美しく仕上げることができる。
【ドライと相性がよい素材】
絹はデリケートな素材だ。アイロンをかけるときには、低い温度に設定するか当て布が必要になる。
【スチームと相性がよい素材】
スチームは直接衣類に当てずに、蒸気だけでシワを伸ばす。そのため、セーターなどふんわりとさせたい衣類に適している。
時短アイテムを使う
アイロンがけが楽になる時短アイテムを使おう。たとえば、ハンガーの形になったアイロン台なら、ハンガーに掛けたままシワを伸ばすことができる。ハンディースチームアイロンを使うときに便利なアイロンミトンを使えば、時短かつキレイな仕上がりになる。
洗濯方法や干し方を工夫する
洗濯方法や干し方も工夫するとアイロンがけの時短ができる。
洗濯するときは、シワをできるだけ少なくするために洗濯ネットに衣類をたたんで入れる。このとき、汚れている側を外にする。そして、脱水時間の設定は短くし、洗濯後にはすぐに取り出してシワを伸ばして干せばアイロンがけの時短になる。
干し方は、衣類を上下に振って大きなシワを伸ばす。次に、軽くたたんだら手のひらでパンパンとたたきながら、シワ伸ばしをする。ちょっとした手間だが、これで驚くほどシワを少なくでき、アイロンがけの時短ができる。
2. ワイシャツのアイロンがけを時短する方法

アイロンのかけ方にも時短になるテクニックがある。
アイロンがけの時短テクニック
【襟や肩のアイロンのかけ方】
襟はシワが寄ってしまうのを防ぐために、左右の襟先から中心に向かってアイロンかけする。肩はアイロン台の端に掛けると、肩の部分が平らになってアイロンがかけやすくなる。襟を立ててアイロンをかけよう。
【袖や袖口のアイロンのかけ方】
カフスのある袖口は、シワを防ぐため両端から中央に向かってアイロンをかける。裏から表と2度かけるとキレイに仕上がる。
袖は、袖下の縫い目を基準に袖山を作り、手で全体を平らにする。袖ぐり、袖山の順にアイロンをかけ、最後に袖全体にアイロンを滑らせる。ひっくり返して同じようにアイロンをかける。
【身ごろのアイロンのかけ方】
身ごろをアイロンがけする際は、以下のような手順で行うとアイロンがけした布地が手元にたまらず、シワになりにくくなる。目立ちやすい前立て部分をしっかりとアイロンがけすることでキレイに仕上がる。
3. アイロンがけした後のワイシャツのたたみ方

アイロンがけが済んだワイシャツはたたんで収納するのが基本だが、ここにもシワになりにくくするテクニックがある。
たたむ前に冷ます
時短でアイロンがけしたワイシャツだが、ここですぐにたたまないことがポイントだ。アイロンの熱で温かいままたたんでしまうと、シワができやすい。ハンガーにかけて、30分ほど熱を冷ましてからたたむようにしよう。
ワイシャツの正しいたたみ方
せっかくアイロンでシワを伸ばしたワイシャツだ。シワになりにくいたたみ方をマスターしておこう。
結論
アイロンをできるだけ時短でかけるためには、素材別にドライとスチーム機能の使い分けや時短アイテムを積極的に活用しよう。また、洗濯方法や干し方を工夫するだけでも、シワを少なくしてアイロンがけの時短につながる。アイロンがけした後のたたみ方にも注意しよう。