2022年12月12日目次
1. 押入れ収納のポイント
カラーボックスを使う前に、押入れ収納のコツをチェックしておこう。広いスペースを活かす2つのポイントを紹介する。
手前と奥で使い分ける
押入れは奥行きがあるため、奥にものを収納すると取り出しにくい。手前にはよく使用するものを、奥にはあまり使用しないものを収納するのがポイントだ。
キャスター付きの収納アイテムを手前に置けば簡単に移動でき、奥のものが取り出しやすくなる。カラーボックスにキャスターを取り付けてもよいだろう。
また、上段はよく使うものを、下段はあまり使わないものや重いものを収納するのがおすすめだ。天袋は高く出し入れが難しいがスペースが広いので、上手に活用してほしい。
収納アイテムに統一感を出す
押入れの収納アイテムの色やデザインを統一すると、スッキリとした印象になる。カラーボックスとその他の収納アイテムをあわせて使う際にも、色を揃えるとよいだろう。
押入れに複数のカラーボックスを並べる場合は、サイズを統一したほうがよい。押入れの奥行きや高さを測って、ピッタリと収まるものを選ぼう。ふすまで左右が分断されるので、中央にまたがらないように並べてほしい。
2. カラーボックスを使った押入れ収納アイデア
カラーボックスを活用した押入れの収納アイデアを紹介する。洋服と書籍、おもちゃに分けてチェックしよう。
洋服の収納アイデア
【インナーボックスを使った洋服収納】
カラーボックスにインナーボックスを入れて、洋服収納にするアイデアだ。たたんだ衣服を収納でき、引き出しのように出し入れできる。押入れの奥行きを有効活用できるのがメリットだ。専用のインナーボックスの代わりに、ピッタリ収まるおしゃれなカゴを使用してもよい。
【カラーボックスと突っ張り棒を組み合わせる】
カラーボックスの棚板を外して上部に突っ張り棒を設置する。突っ張り棒にハンガーをかけて、洋服の吊り下げ収納にしよう。カラーボックスを2つほど並べて置き、側面と押入れの壁との間に突っ張り棒を設置するのもおすすめだ。洋服をかけても落ちないように、耐荷重を確認しておこう。
書籍の収納アイデア
【カラーボックスで押入れを本棚にする】
カラーボックスを押入れに置いて本を並べれば、本棚の完成だ。横置きにして本を並べてもよい。横置きならカラーボックスの上に大きなものも置けるため、収納スペースを上下に分けられる。ただし、本は重いので、あらかじめ十分な耐荷重があるか確認しておこう。
【上段をデスクにしてプチ書斎にする】
押入れの前に椅子を置き、上段をデスクとして使用する。上段にカラーボックスを並べて本や書類を収納しよう。ファイルボックスと組み合わせると、書類をわかりやすく整理できる。手前に作業するスペースを確保するのがポイントだ。
おもちゃの収納アイデア
【押入れの下段を子ども用の収納スペースにする】
子どもでも出し入れしやすい下段を、おもちゃの収納スペースにする。インナーボックスや収納ケースを使って分類することで、使いやすい収納になるだろう。イラストでラベリングすれば、小さなお子さんでもどこに何を収納するのか一目でわかる。
【押入れが楽しい秘密基地に変身】
押入れのふすまを取り、下段を子どもの遊べる秘密基地にするアイデアだ。コンパクトなカラーボックスを置いて一部をおもちゃの収納にする。子どもが遊べるスペースをあけておき、床には寝転べるようにラグを敷くとよいだろう。
3. 押入れ収納にカラーボックスを使う際の注意点
押入れ収納にカラーボックスを使うなら、注意点を確認しておきたい。トラブルを避けるための対策を確認しておくことが重要だ。
湿気対策が必要になる
押入れは湿気がこもりやすく、カラーボックスにカビが生えることがある。定期的にふすまを開けて風を通すといった対策が必要だ。隙間をあけて収納したり、カラーボックスの下にすのこを敷いたりすれば、湿気がこもりにくい。押入れ用の除湿剤を活用してもよいだろう。
結論
カラーボックスを活用すれば使いやすい押入れ収納になる。まずは押入れ収納のコツをチェックしよう。奥と手前を使い分けたり、収納アイテムに統一感を出したりするのがポイントだ。洋服と書籍、おもちゃの収納アイデアもそれぞれ紹介したので、ぜひ試してみてほしい。ただし、押入れは湿気がたまりやすいため、すのこや除湿剤を使ってしっかりと対策することが重要だ。
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