このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
カミソリ

カミソリの正しい捨て方とは?替刃や電気シェーバーの処分方法を解説

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2022年12月26日

鋭い刃がついたカミソリは、正しい捨て方で処分しないと危険だ。安全に処分するために、基本的なルールを確認しておきたい。この記事では、T字カミソリとL字カミソリに分けて正しい捨て方をまとめた。刃の交換時期や電動カミソリの捨て方も紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. カミソリの刃の交換時期の目安は?

カミソリ
カミソリの刃を交換する時期の目安は「2週間に1回」だ。使用する頻度が多いほど寿命は短くなるため、14回につき1回を目安にするとよい。ただし、毛の太さや硬さ、密度によっても適した時期は異なるので注意してほしい。
剃りにくくなったり、肌に刺激を感じるようになったりしたら、時期や回数に関係なく刃の交換をしよう。電動カミソリ(シェーバー)の場合は「外刃が1年に1回」、「内刃は2年に1回」が目安だ。不要になったカミソリや電動カミソリの刃は、正しい捨て方で処分しよう。
なお、汚れたまま放置すると刃の劣化が早くなるので、使用後は必ず手入れをしてほしい。ぬるま湯または水で毛や汚れを流したあと、布で拭かずに水切りをしよう。しっかりと乾燥させてから、水気がない場所で保管するのがおすすめだ。

古い刃は肌トラブルの原因になる

切れ味が落ちている古い刃では、毛をキレイに剃ることはできない。劣化した刃で同じ箇所を何度も剃ることになるため肌への負担も大きく、肌を傷つけてしまう恐れもあるだろう。
さらに古い刃は雑菌がたまっているケースが多い。傷ついた肌から菌が侵入すれば、炎症や肌荒れの原因になる。肌トラブルを防ぐためにも、適切な頻度で新しい刃に交換してほしい。

2. カミソリの正しい捨て方

ゴミ箱
カミソリは捨て方のルールを守って処分しよう。自治体によって分別や捨て方は異なるため、まずは自治体の公式サイトや問い合わせで確認してほしい。
たとえば大阪市では、カミソリの刃を厚紙などで包み「キケン」と記載した袋に入れれば普通ごみとして出せる。千葉市なら刃の部分をおおい、「危険」と表示したうえで不燃ごみとして処分しよう。
福岡市では、本体がプラスチック製なら燃えるゴミ、金属製なら燃えないゴミだ。このように材質によって分別や捨て方が異なるケースもあるため、事前にチェックしておいてほしい。

T字カミソリの捨て方

刃が取り外せるタイプのT字カミソリは、刃と本体を分けて処分しなければならない。基本的に刃の部分は厚紙でつつみ、固定したうえで「キケン」と記載したごみ袋に入れよう。刃と本体は、それぞれ自治体の捨て方を確認して分別してほしい。
刃が取り外せないタイプのT字カミソリなら、刃の部分を厚紙や布でつつんでガムテープで固定しよう。自治体のルールにしたがって分別したら、ごみ袋に「キケン」と表示して処分すればOKだ。

L字カミソリの捨て方

基本的な捨て方はT字カミソリと同じだが、L字カミソリは刃が取り外せない。刃の部分を厚紙や布でつつんでから、「キケン」と記載したゴミ袋に入れよう。あとは自治体の捨て方を確認したうえで分別すれば、正しく処分できる。

3. 電動カミソリの正しい捨て方

電動カミソリ
電動カミソリ(シェーバー)の捨て方についてまとめた。本体と刃、電池を分けて処分する必要があるので、それぞれ確認しておこう。

本体の捨て方

本体の捨て方は自治体によって異なるため、公式サイトで確認してほしい。横浜市や福岡市など、小型家電として回収している自治体もある。小型家電の回収方法や回収場所は、自治体の公式サイトでチェックしよう。

刃の捨て方

刃は本体から取り外して、厚紙や布につつんでから処分するとよい。あとはキケンと記載したゴミ袋に入れて、自治体の分別にしたがって処分してほしい。

電池の捨て方

充電式の電動カミソリには充電式電池が使用されている。一般的なゴミとしては処分できないので、注意が必要だ。家電量販店などに設置されている、「充電池等回収ボックス」に入れてほしい。
回収協力店は、自治体の公式サイトや「JBRC(※1)」から調べられる。処分する前に、電極や金属の端子部分にテープを貼り付けて絶縁するのが正しい捨て方だ。
また、乾電池式電動カミソリの乾電池は、自治体のルールにしたがって分別しよう。充電式電池と同様に、電池の端子部分にセロテープやガムテープを貼り付けて絶縁してから処分してほしい。

結論

カミソリの刃は、2週間に1回を目安に交換するのがおすすめだ。古い刃を使用すると肌トラブルの原因になるため、定期的に新しい刃に交換して、古い刃は正しい捨て方で処分しよう。分別は自治体によって異なるので、まずは公式サイトや問い合わせで確認してほしい。刃は厚紙や布でつつんでキケンと表示するなど、安全に処分するための方法を確認しておこう。電動カミソリの捨て方もあわせて紹介したので、ぜひチェックしてほしい。
(参考文献)
※1:一般社団法人「JBRC」「『協力店・協力自治体』検索」
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2022年12月26日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧