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ロボット掃除機

ロボット掃除機の寿命は何年?バッテリーの買い替え時期はいつ?

投稿者:ライター 粟村佑香 (あわむらゆうか)

鉛筆アイコン 2022年12月26日

床に散らばるゴミを自動でキレイにしてくれるロボット掃除機。ロボット掃除機を使うメリットは、なんといっても電源を入れたら勝手に掃除をしてくれることだ。さらに、バッテリーが切れそうになると自分で充電場所に戻り、充電を始めるという賢さも魅力のひとつだろう。そんなロボット掃除機の寿命はどれくらいなのだろうか?バッテリーの買い替え時期や、ロボット掃除機の寿命を延ばすコツなども含めて紹介する。

  

1. ロボット掃除機の寿命はどれくらい?

ロボット掃除機
自動で掃除をしてくれる便利なロボット掃除機だが、寿命がどれくらいか知っているだろうか?ロボット掃除機は大体どれくらい使用継続が可能なのか、ほかの掃除機と比べての寿命の短さなど、ロボット掃除機の寿命について詳しく説明しよう。

平均寿命は約3年

「ロボット掃除機はバッテリー充電式だから長く使えるのでは?」と思う方もいるのではないだろうか。結論をいうと、ロボット掃除機の寿命はそれほど長くない。電気コードではなくバッテリーが原動力であるため、電池の耐用年数がロボット掃除機の寿命と考えられる。使用環境や機種によっても左右されるため一概にはいえないが、Panasonicのロボット掃除機を例にみてみよう。電池寿命は約1100~1500回と記載されている。これを年に換算すると、ロボット掃除機の寿命は3~4年という計算になる。

普通の掃除機よりも寿命は短い

令和3年3月に実施された内閣府による消費動向調査によると、電気掃除機の使用年数の平均は7.2年となっている。紙パック式やカプセル式、サイクロン式などタイプによっても違いがあるが、基本的に普通の掃除機よりも先述したロボット掃除機の寿命は短いといえるだろう。普通の掃除機より寿命は短めだと記述したが、ロボット掃除機内のバッテリーを定期的に買い替えれば、本体の寿命も変わってくる。バッテリーの使用期間を守り買い替えると、引き続き使い続けられるだろう。

2. ロボット掃除機の寿命を知らせるサイン

ロボット掃除機
ロボット掃除機のだいたいの寿命の長さは分かった。「ロボット掃除機の寿命が分かるサインはあるの?」とさらに疑問に思う方もいることだろう。そこで次は、ロボット掃除機の寿命でもあるバッテリーの買い替え時期の分かりやすいサインを紹介しよう。

途中で動かなくなる

ロボット掃除機の電源が入らない、稼働しても途中で動かなくなる場合は、故障かバッテリーの耐用年数に達した可能性が考えられる。比較的新しく購入したロボット掃除機なのに途中で動かなくなった場合は、保護装置が起動しているかもしれない。掃除機内にあるモーターの加熱を防ぐための機能だ。この場合は少しの時間放置し、モーターが正常温度に戻れば使用できる。

吸引力が低下している

普段よりもとれるゴミの量が少なくなると、ロボット掃除機の寿命が近いかもしれない。これはロボット掃除機のゴミを捨てるときに確認できる。とれるゴミの量が減るということは、ロボット掃除機の吸引力が落ちている証拠なので、バッテリーの買い替えを検討してもいいだろう。

掃除が短時間で終わる

使用している環境にもよるが、普段なら数十分かかる掃除時間が極端に短くなった場合も、寿命を迎えた可能性がある。ロボット掃除機本体の故障の可能性もあるため、バッテリーを買い替えても改善しない場合は修理に出すか、古いものなら本体を買い替えよう。

3. ロボット掃除機の寿命を延ばすコツ

ロボット掃除機
ロボット掃除機の寿命を知らせるサインが出たら、バッテリーもしくは本体の買い替えが必要になるだろう。しかし、ロボット掃除機を購入したからにはできる限り寿命を延ばして長く使いたいものだ。そこで次は、ロボット掃除機の寿命を延ばすコツを紹介しよう。

過充電や過放電をしない

ロボット掃除機の充電は満タンなのに、コンセントをさしたままにしていると起きる「過充電」、充電がないまま放置すると起きる「過放電」のふたつは、ロボット掃除機の寿命を短くしてしまうNG行為だ。この行為は、バッテリーに負荷をかけてしまうため、正しく充電することを心がけよう。

高温多湿の環境に置かない

ロボット掃除機のバッテリーとして使われている、リチウムイオン電池やニッケル水素電池は、高温多湿の環境に弱い。湿気がなく、直射日光が当たらない涼しい場所に設置することをおすすめする。

4. 寿命を迎えたロボット掃除機の処分方法

ロボット掃除機
ロボット掃除機の寿命や注意点についてお伝えしてきたが、いざ本体の寿命がきて使えなくなった場合、どうやって処分するのが正しいのだろうか。ロボット掃除機は、小型家電に分類され、一般的な電気掃除機よりも小さい印象である。次は、寿命を迎えたロボット掃除機の処分方法を3つお伝えしよう。

自治体のルールに従って捨てる

ひとつめは自治体のルールに従って廃棄する方法だ。ロボット掃除機を自治体のゴミ回収に託す場合は、不燃ゴミか粗大ゴミに分類する。ただし、小型家電リサイクル法の対象にあたるため、住んでいる地域の自治体によって処分方法などのルールが取り決められている場合もある。確認をしっかり行ってから、処分しよう。

家電量販店で引き取ってもらう

家電量販店で引き取ってもらう方法もある。新しいロボット掃除機に買い替える場合は、購入先の家電量販店にもっていくことをおすすめしたい。店舗によっては、下取りサービスを行っているところもあり、新しいロボット掃除機を安く購入できる。

リサイクルショップに売る

ロボット掃除機に寿命のサインが出ていても、まだ動くのであればリサイクルショップに売る方法もある。型が多少古い場合でも、人気の商品だったりデザイン性に優れていたりすると、買い取り対象になる可能性が高い。損傷の激しいものや全く動作しないものは、買い取り不可の場合もあるので知っておこう。

結論

ロボット掃除機の寿命は、普通の掃除機に比べて短いことが分かった。使用しているロボット掃除機に寿命を迎えたサインが出たら、バッテリーの買い替え、あるいは本体の修理か購入を考えよう。できるだけ長く使うためにも今回紹介した方法や、日々のメンテナンスも大切にしてほしい。ロボット掃除機を使った快適な生活を送るために、今回の記事を参考にしてみてはどうだろう。
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  • 更新日:

    2022年12月26日

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