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珪藻土製品

珪藻土製品の捨て方とは?正しい処分方法や再利用アイデアを解説

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2022年12月21日

珪藻土製品は正しい捨て方で処分したい。一部の珪藻土製品はゴミとして処分できないケースがあるので、事前に確認しておくことが重要だ。この記事では、珪藻土製品の正しい捨て方を解説する。ごみに出せない珪藻土製品の捨て方や、再利用する方法とあわせて紹介しよう。

  

1. 珪藻土製品の正しい捨て方

ゴミ箱
コースターやバスマットなど、珪藻土製品の捨て方について基礎知識をまとめた。サイズによって分別が異なるケースもあるので、事前に確認しておこう。

基本的には不燃ごみになる

珪藻土製品は不燃ごみ(燃えないごみ)とする自治体が多い。指定のゴミ袋に入れて、回収日に収集場所へ持っていく捨て方でOKだ。
ただし、半透明のビニール袋に入れてから指定のゴミ袋に入れる、単体で指定のゴミ袋に入れるなど、細かいルールを決めている自治体もある。ほかにも珪藻土の回収を受け付けていないケースがあるので、公式サイトで詳しい捨て方を確認しておこう。

サイズによっては粗大ごみになる

珪藻土製品のサイズが大きい場合、不燃ごみとして処分できない可能性がある。基準は自治体によって異なるが、指定のゴミ袋に入らなかったり30cm以上であったりすると、粗大ごみとするケースが多い。
粗大ごみの回収は電話や公式サイトから申し込みをしよう。それから取り扱い店舗で、必要な料金分の手数料納付券を購入する。手数料納付券に必要事項を記入して、指定された日時に回収場所へ持っていくのが正しい捨て方だ。

2. 珪藻土製品を捨てる際の注意点

珪藻土製品
珪藻土製品の中には「石綿(アスベスト)(※1)」が含まれるものがある。飛散した石綿を吸い込んでしまうと体に悪影響を与える可能性があるため、捨て方には注意が必要だ。

石綿(アスベスト)が含まれているか確認する

アスベストが含まれている珪藻土製品は、ゴミとして処分できない。メーカーや販売店が自主回収をしているため、事前に回収対象の製品かどうかチェックしておこう(※2)。
使用するだけなら問題ないが、割れたり削れたりすると珪藻土製品に含まれるアスベストが飛散する恐れがある。メーカーや販売店の回収に出すまで、ビニール袋に入れてから口を縛って保管しておくことが重要だ。

3. ごみに出せない珪藻土製品の捨て方

スマホ
ごみに出せない珪藻土製品の捨て方を紹介する。2つの捨て方の詳細をチェックして、正しく処分してほしい。

メーカーや販売店に回収してもらう

アスベストが含まれる珪藻土製品は、必ずメーカーや販売店に回収してもらおう。回収の方法や対応する店舗を確認することが大事だ。
購入した店舗に持ち込めば、無料で引き取ってもらえるケースが多い。メーカーや販売店の公式サイトや問い合わせで、詳しい回収方法をチェックしよう。

不用品回収業者に依頼する

珪藻土製品が大量にあるときやすぐに処分したい場合は、不用品回収業者への依頼を検討してほしい。費用はかかるが電話1本で自宅まで引き取りにきてもらえて、その他の不用品も一緒に処分できる捨て方だ。
ただし、珪藻土製品の回収を受け付けていない業者もあるので、問い合わせのときに確認しておこう。無許可の不用品回収業者の利用はトラブルにつながるため、市町村の委託や一般廃棄物処理業許可(※3)があるか事前に確認してほしい。

4. 珪藻土製品を捨てずに再利用する方法

珪藻土製品
不要になった珪藻土製品は工夫次第で有効に活用できる。簡単に試せる2つのアイデアを紹介するので、捨て方とあわせてチェックしておこう。なお、アスベストが含まれる珪藻土製品や、含まれるかどうか不明な製品の場合、再利用はNGだ。

除湿剤や消臭剤にする

珪藻土は余分な湿気や臭いを吸着するため、除湿剤や消臭剤として使うのがおすすめだ。小さくしたあと、袋に入れたり布につつんだりすることで再利用できる。靴箱や靴の中、ゴミ箱など湿気や臭いの気になる場所に置こう。
珪藻土製品はハンマーを使ってくだくとよい。粉がたくさんできるので、新聞紙を敷いて屋外で作業しよう。コースターなど小さな珪藻土製品は、そのまま使ってもOKだ。

コースターや石けん置きにする

珪藻土バスマットなど大きな珪藻土製品は、小さく割ることでコースターや石鹸置きになる。使いやすい大きさにしたあと、ヤスリがけをして割った面をなめらかにしよう。汚れていたり吸水力が低下したりしている場合でも、表面にヤスリがけをすれば問題なく使用できる。

結論

珪藻土製品は不燃ごみとして分別するのが一般的だ。しかし、自治体によって細かいルールが決まっているケースもあるので、まずは公式サイトで捨て方を確認しておこう。アスベストが含まれている珪藻土製品は、メーカーや販売店の回収に出す必要がある。回収対象の製品をチェックしておくことが重要だ。除湿剤や消臭剤として使用する、コースターや石鹸置きにするなどの再利用方法も、ぜひ参考にしてほしい。
(参考文献)
※1出典:厚生労働省「アスベスト(石綿)に関するQ&A」
※2出典:厚生労働省「石綿(アスベスト)を含む流通製品の情報について」
※3出典:環境省「いらなくなった家電製品は正しくリユース・リサイクル!」
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  • 更新日:

    2022年12月21日

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