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布団

布団のダニの繁殖を予防するには?駆除方法やおすすめアイテムも!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年12月31日

布団にはダニが繁殖しやすい。ダニがついた布団で寝ていると体を刺されたり、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状が出たりすることもあるので要注意だ。この記事では、布団のダニを予防する方法を解説する。あわせてダニの駆除方法や、退治におすすめのアイテムも紹介しよう。

  

1. 布団にダニが繁殖してしまう理由

ベッド
そもそも、布団にはなぜダニが繁殖しやすいのだろうか。布団のダニを予防するためには、まずダニが繁殖する理由から押さえておきたい。

ダニが好む温度・湿度・エサがそろっている

布団はダニにとって快適な環境だ。ダニは気温20~30℃、湿度60~80%の環境を好む。人は寝ている間に多くの汗をかくので、布団には湿気がこもりやすい。そのうえダニは、布団に付着している人の垢やフケを養分とする。布団はダニが繁殖するのに格好の場所だといえるのだ。

ダニが身を隠しやすい

ダニは外敵から身を守るため、隠れやすいところを好む。布団は繊維が密集しているので、ダニが身を隠すのにうってつけだ。羽毛布団や毛布だけでなく、タオルケットなどにも潜みやすいので注意しよう。

2. 布団のダニの駆除方法

コインランドリー
体に刺されたような赤い跡がある、くしゃみや鼻水が止まらないなどの場合は、ダニが繁殖した布団で寝ていることが原因かもしれない。ここでは布団のダニを駆除する簡単な方法を解説するので、ダニを退治して布団を衛生的に保とう。以下の5つの方法から、自分で行いやすいものを選んでほしい。

簡単にできる駆除方法5選

【コインランドリーの乾燥機にかける】
布団のダニを駆除するには、コインランドリーの乾燥機にかけるのが効果的だ。ダニは熱が苦手で、50℃以上の温度に30分以上さらされると死滅する。コインランドリーの乾燥機は家庭用よりパワフルで、ダニ駆除に役立つ。
ただしウール・シルクなど熱に弱い素材を使った布団は、乾燥機にかけられない。事前に布団の洗濯表示をチェックし、タンブラー乾燥がNGのものは避けよう。

【布団乾燥機のダニ退治モードを使う】
家に布団乾燥機があるなら、ダニ退治モードを使って駆除できる。上で紹介した通りダニは熱が苦手なので、布団乾燥機で布団の中に50℃以上の熱を送れば死滅させられる。ダニ退治モードがない場合は、50℃以上の温度で1時間ほど乾燥させよう。

【黒いカバーをかけて天日干しをする】
布団に黒いカバーをかけ、天日干しをする方法も有効だ。普通に天日干ししただけでは布団が50℃以上にならないが、黒いカバーで覆うことで日光をより吸収でき、布団に熱を発生させられる。ゴミ用の黒いビニール袋や、不織布などを使ってみよう。

【クリーニングに出して丸洗いをする】
手間をかけたくない人には、クリーニングに出して布団を丸洗いする方法がおすすめだ。クリーニング店には布団を洗える専用の機械や、ダニを死滅させられるほど高温の乾燥機がある。防ダニ加工のオプションをつけるとよりよいだろう。

【掃除機をかける】
布団の表面に付着しているダニを駆除するには、掃除機をかけるのが適している。布団の中に入り込んだダニには効かないが、表面にいるダニや死骸・フンなどはすっきり取り除ける。ダニの死骸やフンもアレルギーの原因になるので、こまめに掃除機をかけて対策しよう。

3. 布団のダニの繁殖を予防する方法

布団を干す
布団のダニを駆除したら、今度はダニが再び繁殖するのを予防することが大切だ。ダニの予防方法を5つ紹介するので、日頃からのダニ対策にぜひ取り入れてほしい。

ダニの繁殖を防ぐための対策5選

【防ダニ加工の布団を選ぶ】
防ダニ加工を施した布団なら、ダニの繁殖を予防できる。防ダニ加工の布団には、ダニが寄りつきにくくなる薬剤を使ったものがある。薬剤と聞くと人体への影響が心配かもしれないが、各メーカーが実験・調査し、人体に影響がない薬剤を使用しているため気にしなくてもOKだ。
ほかには縫い目の隙間からダニが入り込まないよう、高密度の生地を使ったものもある。密度が高いので吸湿性が低くなりがちだが、薬剤を使ったタイプが心配な人に向いている。

【ダニ退治シートなどを活用する】
布団の下にダニ退治シートを敷くなど、ダニ予防グッズを活用する方法もある。たとえば布団カバーを洗濯する際にダニ予防洗剤を使うと、ダニを簡単に忌避できる。ほかにはダニよけスプレーも効果的だ。ダニが嫌う天然成分で寄せつけないようにするものや、部屋の電気に反応する光触媒スプレーで、ダニなどのアレルゲンを無害化するものなどがある。

【シーツは定期的に交換する】
簡単にできる予防法としては、布団のシーツを定期的に交換するのがよいだろう。シーツを長く使っているとフケや垢が増え、ダニをより繁殖させてしまう。できれば1週間に1回ほどを目安に、シーツを交換するのがおすすめだ。

【こまめに干す】
布団には湿気がたまりやすいので、こまめに天日干しして湿気をなくそう。取り込んだ際は、ダニの死骸やフンを除去するため掃除機をかけるとよい。天日干しが難しい場合は室内でもよいので布団を干し、窓を開けて風通しをよくするのが望ましい。

【押入れやクローゼットに入れっぱなしにしない】
押入れやクローゼットの中は湿度が高くなりやすい。そのため押入れやクローゼットに布団を入れっぱなしにすると、ダニが繁殖しやすくなる。使っていない布団も定期的に押入れやクローゼットから出し、干して湿気を逃がそう。

4. ダニ予防には「布団の打ち直し」もおすすめ

布団
ダニ予防には「布団の打ち直し」も有効だ。布団の打ち直しとは、中の綿や羽毛を再びふっくらさせて、硬くなった布団をよみがえらせることを指す。

打ち直しでダニの発生を予防できる場合がある

布団の打ち直しでは、中身をほぐし直してゴミやホコリを除去し、熱を加えつつ洗浄する工程がある。この工程によってダニが死滅し、死骸や卵も取り除けるため、ダニの発生を予防できる。

ただしダニ対策は必要

布団の打ち直しでダニを駆除しても、ベッドや部屋にダニがいる場合はまたすぐに繁殖してしまうだろう。そこで布団の打ち直しと同時に、ベッドや部屋のダニ対策も行うとよい。スプレーやシートなどのダニ退治グッズを使うなど、上で紹介した駆除方法を取り入れよう。

結論

布団のダニを予防するには、シーツを定期的に交換する、布団をこまめに干すなどの対策が適している。ほかには防ダニ加工の布団を選ぶ、ダニ退治シートを使うなど、ダニ予防のための便利グッズを活用するのもおすすめだ。使っていない布団も押入れやクローゼットから定期的に出し、ダニが繁殖しないよう注意しよう。
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  • 更新日:

    2022年12月31日

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