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SIMカード

SIMピンの代用品になるものは?カードの交換手順や注意点を解説

投稿者:ライター 原和 (はらのどか)

鉛筆アイコン 2022年12月21日

格安SIMの携帯電話会社が話題になり、機種変更や乗り換えを検討した方も多いのではないだろうか。店舗を持たない格安SIM会社も多く、その場合は自宅に届いたSIMカードを自分で取り替える必要がある。もし、SIMカードの取り替えに必要なSIMピンを失った場合はどうすればよいのだろうか。その代用品と交換手順などについて解説しよう。

  

1. SIMカードとは?

SIMカード
SIMカードには、利用者の識別番号、電話番号、メールアドレスなどが記録されている。これがないと電話やデータ通信ができないので、いわばスマホの心臓のようなものだ。機種変更を行う場合でも新規で契約する場合でも、必ずこのカードをスマホに挿さなくてはいけない。

SIMカードの取り替えにはSIMピンが必要

iPhoneのSIMカードを取り替える際に必要になるのが、SIMピンだ。SIMトレーを引き出すには、側面にある小さな穴にSIMピンを挿さなくてはならないため、SIMピンがなければ代用品の使用を考える必要がある。
Andoroidは、爪を引っかけてSIMカードの入っているSIMトレーのカバーを取り外すか、端末カバーを外す場合が多い。しかしながら、iPhoneのようにSIMピンを挿して取り出すタイプもあるので確認しておこう。

2. SIMピンの代用品になるものは?

クリップ
家に届いたSIMカードを交換するとき、SIMピンがない場合はどうすればよいのだろうか。その問題を解決してくれる、代用品としておすすめのアイテムをご紹介しよう。

ゼムクリップ

SIMピンの代用品の中でも入手しやすく使いやすいのが、ゼムクリップだ。紛失したときの代用品として、docomoのお客様サポートでも紹介されている。書類を留めるときなど、生活になじみ深いアイテムのため比較的入手しやすく、100均やホームセンター、コンビニでも手軽に買える。
ただし、塗装されているものや強度が弱いものだと、穴に挿さらなかったり途中で曲がってしまったりして失敗する可能性もある。ノーマルな銀色の標準サイズのものを使用するようにしよう。なお、使用するときはまっすぐ伸ばして穴に挿すだけでよい。

安全ピン

安全ピンの使い勝手は、ゼムクリップと同じく丁度よい。先が針になっているため、指先に刺したりしないように気をつけよう。こちらも使用するときはまっすぐ伸ばして穴に挿すのだが、保管もしやすく何度も使える点では、一度使うと元に戻せないゼムクリップより使いやすいかもしれない。

画鋲

画鋲の場合、針のタイプによっては穴に入らない場合や針が短く作業しづらいという点があるが、代用品としては十分使える。意外と穴が小さく細いので、針の太さに注意したい。

シャープペンシル

先端の芯が出てくる部分が代用品となる。細くストレートなものだと穴に入りやすいが、誤って芯が出て折れると詰まってしまうことがあるので注意が必要だ。故障の原因や修理に出す事態に発展する場合もあるので、最後の手段と思ったほうがよいだろう。

3. SIMカードの取り替え方

SIMカードを替える
SIMカードは機種によって取り替え方が異なる。詳しくはお手持ちのスマホの説明書を読んでから行うことをおすすめするが、ここでは一般的な取り替え方を解説しよう。

Androidの場合

まずスマホの電源を落とす。先述したように、多くはSIMトレーのカバーを爪で引っかけて開け、SIMカードを取り出して交換する。カバーは側面にある長細いボタンのような部分だ。もしくはスマホの端末カバーごとはずし、バッテリーの下にあるSIMトレーからカードを外す。らくらくフォンに多い方法だが、該当するSIMトレーのカバーや穴が側面に見つからなければここかもしれない。

iPhoneの場合

こちらもスマホの電源を落とすことから始めよう。側面にSIMピンを挿すための穴があるので、そこにSIMピンを挿す。絶妙な力加減が必要になるのだが、手ごたえとともにSIMトレーが出てくるので、あとは入っていたSIMカードと新しいものを交換しよう。
どの機種であっても、電源を切ってから始めることが大切だ。また、SIMカードの盤面には必要なデータがぎっしり書き込まれているので、「触らない・汚さない・傷つけない」を徹底してほしい。なお交換時には、SIMカードを入れる方向が合っているかどうか必ず確認しよう。交換し終えたら、端末でデータ通信を開始するために必要なAPN設定を行ってほしい。

4. SIMピン代用品を使う際の注意点

基盤
SIMピンの代用品を使うのは正規と異なる方法なので、注意したい点がある。

スマホに垂直に挿す

SIMピンの穴はSIMカードのすぐ近くにある。変に挿して穴が広がると、そこから埃が入ったり傷がついたり、SIMトレーが取り出せなくなったりと弊害がたくさんある。SIMピン同様、まっすぐ挿すようにしよう。

力を入れすぎない

機種によっては少し力を入れないと開かなかったり、逆に強く挿し過ぎると出てこなかったりと力加減が重要となる。慎重に適度な力を心がけよう。

穴より大きい代用品は使わない

画鋲やシャープペンシルなど、SIMピンより少し太いものも代用品として使えるが、無理に押し込むと穴を広げてしまう可能性がある。故障につながるので、なるべく穴に合ったものを使うようにしよう。

結論

SIMカードを交換する際のSIMピンの代用品は、ゼムクリップをはじめ意外と身近にたくさんある。どれも代用品であることを大前提として、穴に挿すときは力加減や角度など、細心の注意を払おう。とくにSIMカードの盤面が傷つくと使えないこともあるので、取り替えは慎重に行いたい。店舗で行うよりは手軽なので、SIMピンがないときは代用品を試してみてほしい。
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  • 更新日:

    2022年12月21日

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