目次
1. ドライヤー収納のポイント

ドライヤー収納のポイントは、「見せる収納」と「見せない収納」のどちらを目指すかによって異なる。それぞれのメリットを確認したうえで、自分に合った収納方法を選ぶようにしたい。
見せる収納
ドライヤーを「見せる収納」で収納する場合、取り出しが楽ですぐに使える点がメリットだ。ただし、美しく収納するためにはコードもすっきり見せる必要があるため、収納アイテムを駆使するのがポイントだ。また、必ず水がかからない場所に収納することも基本である。
見せない収納
ドライヤーの「見せない収納」では、水はねやホコリを防いで収納でき、ドライヤーをよい状態で保管できることがメリットである。また、空間をすっきり見せられる点もメリットといえるだろう。取り出しの手間は少しかかってしまうが、シンクの下や鏡の裏のスペースなどを活用するのがポイントだ。使い勝手のよい収納を目指したい。
2. ドライヤーを見せる収納方法

ここからは、ドライヤーを見せる収納方法を紹介する。常に見える場所に収納するので、散らかって見せないための収納方法を意識したい。
フックに収納する
ドライヤーのコードをフックに引っかければ、さまざまな場所に収納できる。壁やタイル、ガラスなどに貼り付けられるフックを選ぶのがおすすめだ。フックを使えばちょっとしたスペースに収納できるので、部屋を広く見せられる。コードはきつく結ばず、ゆるく結んでまとめておく。ただし、事前にフックの耐荷重とドライヤーの重量は確認しておこう。
ドライヤーホルダーに収納する
ドライヤーホルダーを使うと、片手で取り出せるので便利である。本体をホルダーに入れるだけでよいので、コードを傷つけずに収納できる。洗濯機などに貼りつけられる吸盤タイプなども販売されているので、収納したい場所に合った種類を選ぼう。
タオルホルダーに収納する
実はS字フックもドライヤーの収納に便利なアイテムである。洗面所のタオルホルダーにS字フックを引っかけるだけで、簡単にドライヤーを収納できる。スペースの都合上、フックやドライヤーホルダーをつけられないときにおすすめの収納方法だ。
ドライヤースタンドに収納する
ドライヤースタンドは、洗面台などに置いて使うタイプの収納アイテム。ドライヤーだけでなく、ヘアセットアイテムを収納できる種類もある。空間に合ったデザインから選べるため、インテリアも楽しみたい方におすすめだ。
3. ドライヤーを見せない収納方法

続いて、ドライヤーを見せない収納方法を紹介する。空間にあまり物を置きたくない方は、こちらの収納方法を試してみよう。
洗面台下に収納する
ドライヤーを洗面台下に収納すれば、洗面所をすっきりと見せられるだけでなく、すぐに取り出せるので便利である。ただし、そのまま整頓せずにドライヤーを置くのは避けたい。洗面台下に収納する際は、扉の内側部分に取っ手やフックをつける方法や、突っ張り棒で段を作って収納スペースを作る方法がおすすめだ。
鏡の裏に収納する
鏡がひらき、中に収納スペースがあるタイプの洗面台であれば、鏡の裏に収納してもよいだろう。鏡のまわりにコンセントを備えている洗面台は多いので、取り出してすぐ使えるのがうれしい。
ボックスやかごに収納する
洗面台まわりの収納スペースに余裕がない場合は、ボックスやかごを活用してみよう。ドライヤー専用の商品ではなくても、ファイルボックスなどサイズが合う種類であればどれでもOK。ボックスやかごは100均でも購入可能だ。ただし、ドライヤーのサイズは事前に調べておこう。
トートバッグに収納する
タオルホルダーにトートバッグを引っかけ、中にドライヤーを収納するのもおすすめの方法だ。お気に入りのデザインのトートバッグを使えば、インテリアアイテムのひとつとしても楽しめる。洗面所の生活感を抑えられるアイデアとして覚えておこう。
4. ドライヤーの間違った収納方法

ドライヤーの間違った収納方法も確認しておきたい。ドライヤーの故障や思わぬ事故につながる可能性もあるため、注意事項をチェックしよう。
コードを結ばない
ドライヤーのコードを結ぶ収納方法は、あまりおすすめできない。きつく結ぶほど中で線が折れ曲がってしまい、ほどいた際もコードがねじれて使いにくくなるのだ。なるべく結ばないほうがよいが、結ぶ必要がある場合はゆるく結ぼう。
本体にコードを巻かない
一見するとまとまりがよいものの、ドライヤー本体にコードを巻く収納方法はNGである。コードを巻きつけることでねじれが起こり、故障につながる可能性があるほか、コードの先端が折れ曲がることもあるので注意したい。
電源を差しっぱなしにしない
ドライヤーに限ったことではないが、電源を差しっぱなしにしていると、コンセントとのすき間にホコリがたまり、火事の原因になるリスクもある。ドライヤーを使ったあとは、電源を抜く習慣をつけておこう。
本体が冷めてから収納する
ドライヤーの熱は意外と高いため、使用後にそのまま収納するのは危険である。誤って吹き出し口に触れてやけどをしないように、ドライヤーは熱が冷めてから収納するようにしたい。
水のある近くに収納しない
ドライヤーは入浴後に使う場合が多い。そのため洗面所に収納する方は多いだろうが、水がついたまま電源を入れると感電の危険がある。ドライヤーを使う前に、電源まわりに水がかかっていないかよく確認することが大切だ。
結論
ドライヤーの収納方法は、アイデア次第でさまざまなバリエーションがあることを知ってもらえただろう。利便性を取るか、すっきりとした空間作りを目指すかによって、収納方法は異なる。本記事の内容を参考に、自分に合ったドライヤーの収納方法を実践してみてほしい。