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盆栽

ミニ盆栽の簡単な作り方!水やりなどのお手入れや管理方法も解説!

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2023年1月29日

作り方さえ知っていれば盆栽は自分で手作りできる。コンパクトなミニ盆栽なら初心者でも簡単に作れるので、ぜひ試してみてほしい。この記事では、ミニ盆栽作りに必要な道具と作り方をまとめた。盆栽とミニ盆栽の違いや、上手に育てるためのポイントとあわせて解説しよう。

  

1. 「盆栽」と「ミニ盆栽」の違いとは?

盆栽
作り方の前に、盆栽とミニ盆栽の違いを解説する。ミニ盆栽におすすめの木や草花とあわせてまとめた。

主な違いはサイズ感

盆栽の中でサイズが小さいものがミニ盆栽だ。樹高が20cm以下は小品盆栽(しょうひんぼんさい)、10cm以下だとミニ盆栽というように分類できる。5cm以下のプチ盆栽、3~4cm以下なら豆盆栽だ。ミニ盆栽は盆栽より植え付けがしやすく作り方も簡単なので、ぜひチャレンジしてほしい。

ミニ盆栽におすすめの木や草花

  • 躑躅(つつじ)
  • 楓(かえで)
  • 皐月(さつき)
  • 欅(けやき)
  • 松(まつ)
  • 石榴(ざくろ)
  • 萩(はぎ)
  • 紅紫檀(べにしたん)
  • ピラカンサ
  • 睡蓮木(すいれんぼく)
  • さくらんぼ
  • 櫨(はぜ)
  • 桜(さくら)

2. ミニ盆栽作りに必要な道具と材料

盆栽
ミニ盆栽を作るなら必要な道具と材料をそろえておこう。作り方とあわせて、道具や材料の選び方を確認してほしい。

盆栽を育てる際に使用する仕立て鉢がおすすめだ。直径は10cmほどで、深さが5cm以上ある丸い鉢が使いやすい。仕立て鉢以外を使用する場合は、必ず底に穴があいているものを選ぼう。

鉢底ネット

盆栽を育てる際に使用する仕立て鉢がおすすめだ。直径は10cmほどで、深さが5cm以上ある丸い鉢が使いやすい。仕立て鉢以外を使用する場合は、必ず底に穴があいているものを選ぼう。

市販の盆栽用土を使用するのが作り方のポイントだ。苗の種類で適した土は異なるが、赤玉土(あかだまつち)や鹿沼土(かぬまつち)を使用することが多い。鉢の底に粒が大きなゴロ土を薄く敷くと水はけがよくなるので、あわせて用意しておこう。

針金

鉢底ネットや苗を固定するために、アルミニウムの針金を用意する。

ハサミ

盆栽用がおすすめだが、100均などで購入できるガーデニング用のハサミでもOKだ。

ピンセット

初心者ならシンプルな形のピンセットがよいだろう。慣れてきたら、盆栽用のピンセットの使用を検討するとよい。

竹串

苗木の周りに土を入れるときや、土が硬くなったときに使用する。土が根の間に入るようにつつくのが、作り方のポイントだ。

じょうろ

ミニ盆栽に使用するじょうろは、シャワーのように水が出るタイプを選ぼう。細かい部分の水やりに便利なので、霧吹きも用意するとよい。

薬剤

害虫の駆除や病気の予防のために薬剤を使用する。病害虫に耐性がつきにくくなるので、複数の薬剤をローテーションで使うのがおすすめだ。

苗木

盆栽専門店や園芸店、ネット通販で盆栽用の苗木を購入してほしい。育てやすい品種を選ぶのが作り方のポイントだ。室内で育てるなら直射日光が苦手な桜や楓にするなど、木や草花の特徴をチェックしてから選ぶとよい。

3. ミニ盆栽の作り方

盆栽
作り方さえ知っていればミニ盆栽は簡単に手作りできる。作り方の手順とポイントを解説しよう。

初心者にもできるミニ盆栽の作り方

  • 鉢底穴の下にカットした鉢底ネットをあてる
  • 鉢の下から鉢底ネットの穴に針金の両端を通して両サイドに広げる
  • 水はけをよくするためのゴロ土を薄く敷く
  • 鉢の深さの5分の2まで土を入れる
  • 苗木についた土を水洗いで落として鉢に入るくらいに根をカットする
  • 両サイドに広げた針金で苗木を固定する
  • 苗木の周りに土を入れる
  • 土が根の間に入るように竹串でつつく
  • ミニ盆栽にたっぷりと水やりをする
苗木がグラグラしないか確認しながら作業するのが、作り方のポイントだ。土が乾燥しやすくなるので、ゴロ土の入れすぎには注意しよう。

4. ミニ盆栽を上手に育てるためのポイント

盆栽
自分で作ったミニ盆栽を上手に育てるコツを紹介する。作り方とあわせて、水やりと肥料、日当たり・置き場所、剪定の基礎知識を確認してほしい。

水やり

土の表面が乾いたタイミングでミニ盆栽の水やりをする。春や秋は1日に1回、夏なら朝と夕方に1回ずつ、冬は数日に1回が目安だ。シャワータイプのじょうろを使い、高い位置から全体に水をかける。細かい部分には霧吹きを使おう。水やり後に受け皿にたまっている水を捨てることが大事だ。

肥料

ミニ盆栽は水やりで養分が流れやすいので、盆栽用の固形肥料(有機質)を定期的に与えよう。4~11月に、梅雨や真夏を避けて与えるのがポイントだ。根元からやや離れた位置に置き、溶けたら新しい固形肥料を追加しよう。

日当たり・置き場所

ミニ盆栽は日当たりと風通しがよい場所で管理する。コンクリートや石の上は温度が変化しやすいので、屋外で育てる場合は木製の台に置いてほしい。夏の直射日光は鉢の移動や遮光ネットで対策しよう。木や草花によって適した環境は異なるので、確認しておくことが重要だ。

剪定

邪魔な枝や伸びすぎた枝をカットして、ミニ盆栽の形を整えよう。剪定に適した時期や方法は木や草花で違うので、事前に調べておいてほしい。

結論

狭いスペースで手軽に楽しめるミニ盆栽は、作り方も簡単だ。まずは必要な道具と材料をチェックする。作り方の手順とポイントを参考に、好みの木や草花でミニ盆栽を作ってみよう。ミニ盆栽を育てる際のポイントも紹介したので、あわせて確認してほしい。
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  • 更新日:

    2023年1月29日

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