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家電の掃除

家電の埃対策 | たまった埃の掃除方法や予防するコツを解説

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2023年1月 8日

家電には埃がたまりやすいので、日頃からの対策が必要だ。家電や周辺を清潔に保つために、基本的な知識をチェックしておこう。この記事では、家電の埃対策を掃除と予防に分けて紹介する。家電に埃が溜まりやすい理由とあわせて解説するのでぜひ参考にしてほしい。

  

1. 家電に埃がたまりやすい理由とは?

PC
家電に埃がたまりやすいのは静電気が原因だ。家電は静電気が発生しやすく、静電気には埃を吸着する性質がある。家電の埃は部屋の床などの埃よりも気づきにくいため、たまったまま放置しているケースも多いだろう。
埃の主成分は衣服や布団、カーテンなどの布製品からでる繊維のクズで、その中に垢やフケ、細菌、ダニ、カビなどが含まれる。放置するとアレルギーの原因になるので、家電の埃対策をすることが重要だ。
また、コンセントと電源プラグにたまった埃から発火する、「トラッキング現象」にも注意しよう。火災の原因になるので、家電の電源プラグやコード周りの埃もこまめに掃除してほしい。

埃がたまりやすい家電

テレビやパソコン、オーディオは埃がたまりやすい家電とされている。テレビは画面が広いため、埃がつくと目立ちやすい。不衛生な印象になりやすく、画面も見づらくなるため対策が必要だ。
デスクトップパソコンの画面にも埃が付着しやすい。キーボードの間に埃が入り込めば、掃除するのが大変だ。なお、キッチン家電の場合は、埃と油と混ざることで落ちにくい汚れになるので注意しよう。

2. 家電の埃対策 | 掃除編

家電の掃除
埃がつきやすい家電を清潔に保つには、定期的に掃除をする必要がある。対策として3つの掃除方法を紹介するので、ぜひ実践してほしい。なお、家電によって適した掃除方法は異なることがあるため、事前に説明書で確認しておくと安心だ。

ハンディーモップを使う

日頃の簡単な家電掃除にはハンディーモップを活用しよう。柔らかいので家電を傷つける心配がなく、軽くなでるだけで埃を除去できる。
埃対策として家電の近くに置いておけば、気になったときサッと掃除できるだろう。エタノールや水拭きで掃除する前の準備としても、ハンディーモップを活用してほしい。

エタノールで拭く

水拭きができない家電の掃除には、無水エタノールを使用するとよい。汚れを落とす能力が高く、一瞬で揮発するので水分が残る心配がない。ティッシュペーパーや綿棒に無水エタノールを含ませたあと、埃や汚れを拭き取ろう。
一方でノートパソコンの液晶や一部のスマホなど、特殊コーティングされている液晶には使えない。さらに引火性があるので、火がある場所で使用するのは厳禁だ。
なお、電子レンジや冷蔵庫のようなキッチン家電など、水拭きができる家電もある。油汚れが混じった埃は、重曹水(お湯200mlに重曹小さじ1/2)を使って掃除するとよい。

周辺は掃除機と拭き掃除する

家電周辺の埃は掃除機と拭き掃除で掃除しよう。家電の裏側に埃がたまっているケースも多いので、定期的に動かして掃除するとよい。
トラッキング現象の対策として、配線周りもしっかりと掃除してほしい。コンセントから電源プラグを抜いたら、掃除機で埃を吸い取ろう。電源プラグやコードは乾拭きして、汚れが落ちないようならエタノールを使用するのがおすすめだ。

3. 家電の埃対策 | 予防編

電子レンジの掃除
家電に埃がつきにくくなる対策を紹介しよう。簡単な対策で掃除の手間を軽減できるので、ぜひチェックしてほしい。

コード類はまとめておく

コード類がバラバラだと、埃がたまっているときに掃除がしにくくなる。埃が気になったときサッと掃除できるように、まとめておくのがおすすめだ。配線用のコードやカバー、結束バンドを上手に活用しよう。

薄めた柔軟剤を使う

薄めた柔軟剤を布に含ませて家電を拭く対策だ。柔軟剤には静電気の発生を防ぐ効果があるので、家電に塗布すれば埃が付着しにくくなる。
洗面器に水をはったら、柔軟剤を4~5滴ほど入れてよく混ぜよう。布に含ませてから固くしぼり、家電の外側を丁寧に拭く。1ヶ月に1回の頻度で拭くとよいだろう。柔軟剤の代わりとして、市販の静電気防止スプレーを布に含ませて家電を拭いてもOKだ。
ただし、家電は水に弱いので水拭きをすると故障のリスクがある。布を十分に絞ってから使用するのが、埃対策のポイントだ。トラブルを避けるために、水拭きができない家電への使用は避けたほうがよいだろう。

結論

埃は家電に発生する静電気に引き寄せられる。清潔な状態を保つためには、日頃からの対策が必要だ。埃がたまらないように定期的に掃除をしよう。日頃の掃除はハンディーモップを使用し、水拭きできない家電を徹底的に掃除したいなら、エタノールを活用してほしい。コード類をまとめておく、薄めた柔軟剤を使うなど、埃を予防する対策もあわせて実践することが大事だ。
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  • 更新日:

    2023年1月 8日

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