目次
1. ラップの代わりになる代用品

家にあるものや、環境にやさしい素材のラップなど、ラップの代用品に使えるアイテムを紹介していこう。何度でも使えるラップの代用品を使うことで、エコにもつながるのでぜひ試していただきたい。
お皿
お皿に食材を入れて、上に小皿などを逆さにして被せるだけで、手軽にふたをすることができる。そのまま冷蔵庫にしまうこともできるし、電子レンジに対応していれば温めることも可能だ。ただし、取り出す際に落とさないように注意しよう。
鍋のふた
大皿やボウルなどのラップを代用するのに便利なのが、鍋のふただ。中の食品の乾燥を防いでくれて、冷蔵庫などにもそのまましまえる。取っ手がついている鍋のふたを使えば、取り外しも簡単なのでおすすめだ。
シリコンラップ
その名の通り、シリコンでできたラップは、従来のラップとほぼ同じように使えて、非常に便利なアイテムだ。伸縮性のあるシリコンラップを引っ張り、お皿などの容器を覆うように被せるだけと使いやすい。冷蔵庫はもちろん、冷凍庫でも使えるし、耐熱性もあるので電子レンジでも使えるのが魅力だ。
ふきん
夕飯の下ごしらえをした食材など、少しの間だけラップしておきたい時に、代用品として使えるのがふきんだ。お皿やボウルにサッとかけるだけなので、手軽にラップの代用をすることができる。野菜など乾燥させたくない場合は、軽く濡らすことで乾燥も防げて便利だ。
タッパー
作り置きや残り物などを入れておくのに便利なタッパーは、いわずともラップの代用品である。耐熱性のあるタッパーは、そのまま電子レンジで使うことができるのが魅力だ。洗って何度でも使えるのでエコにもなるし、冷蔵庫などで保管する際の汁もれも心配ないのが嬉しい。
キャベツの葉
お皿のサイズに合わせて、キャベツの葉でふたをすれば、即席食べられるふたの完成だ。かたくて捨ててしまう外葉を使ってもよいし、使い終わったキャベツを食べても問題ない。まさにエコなラップの代用品といえるだろう。
ビニール袋
大きめのビニール袋に、包みたい食品を入れて口を縛るだけでラップの代用になる。この方法を使う際は、衛生面を考慮して新品のビニール袋を使おう。
ジッパー付きの袋
肉や魚、野菜など、とにかく何でも入れて密封し、さらに冷凍もできるのが魅力のジッパー付きの袋。鮮度を保ち、乾燥を防ぎ、汁もれもしにくいので、非常に使い勝手がよいお助けアイテムだ。
2. ラップの代用品を使う際の注意点

ラップの代用品を電子レンジで使用するときに、注意してほしい点がある。知らずに使っていると、事故に繋がる恐れがあるので、しっかり読んでおいてほしい。
アルミホイルは電子レンジに入れない
電子レンジを使用する際に、アルミホイルで包んだものを温めようとすると、火花が飛び散ったり、故障してしまったりと、非常に危険だ。これは電子レンジが出しているマイクロ波という電磁波が、アルミホイル表面で放電してしまうせいである。電子レンジを使用するのであれば、アルミホイルは避けて、ほかのものでラップの代用をしよう。
タッパーの耐熱性を確認する
耐熱性ではないタッパーは、ラップの代用品にならないので注意が必要だ。知らずに電子レンジで使用してしまうと、タッパーが溶けてしまう場合がある。電子レンジで温めたい時は、電子レンジに対応しているか事前に確認しよう。対応していない場合は、電子レンジで使用できるお皿に移してから温めるとよいだろう。
結論
ラップの代用品になるさまざまなアイテムと、代用品に使う際に注意する点を紹介したが、役に立っただろうか。1度使ったら捨ててしまうラップだが、シリコンラップやタッパーを使うことで、何度でも使えて環境にもやさしい。また、ラップを切らしてしまったときに、代用できるものを知っておけば慌てて買いに行かずに済む。ラップの代用品を覚えて、日常生活でぜひ役立ててほしい。