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ベランダ

ベランダを収納に活用!スペースの使い方や意識すべき注意点を解説

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2023年1月30日

マンションなどのベランダは、洗濯物を干すだけでなく、収納スペースとしても活用できる。ここでは、ベランダの収納について向いているもの、向いてないものなどを紹介しよう。また、ベランダ収納についての注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてもらいたい。

  

1. ベランダは収納スペースとして活用できる

物置
マンションなどのベランダは、工夫次第で収納スペースとして活用することができる。まずはベランダ収納のメリット・デメリットを考えてみよう。

ベランダ収納のメリットとデメリット

【メリット】
  • ベランダの空間を有効利用できる
  • 収納できるものが増える
  • 室内がスッキリする
【デメリット】
  • 屋外収納に向かないものもある
  • 賃貸の場合には、置けないものもある
  • ものを置き過ぎるとベランダが使いにくくなる

2. ベランダ収納に向いているものと向いていないもの

キャンプ
ベランダは屋外環境にある。そのため、ベランダに収納するものには向き不向きがある。

ベランダ収納に向いているもの

ベランダ収納には、耐久性があり、雨や風、日光に強いものが向いている。

【掃除道具や洗濯道具】
ベランダ収納に向いているものは掃除道具や洗濯道具だ。ベランダを掃除するときやベランダで洗濯物を干すときにサッと取り出したり、収納したりできる。雨に濡れても、それほど困ることもない。使うものは、使う場所の近くにあるのが一番効率がいい。
ただし、軽いチリトリや洗濯ばさみ、ハンガーなどは、強風で飛ばされてしまうことがある。思わぬトラブルになる可能性もあるので、必ず飛ばされないような収納方法で保管することだ。

【防災グッズ】
防災グッズは、いざというときに取り出しやすい場所に保管することが大切だ。家の中だと、いつの間にかほかのものに隠れてしまうこともある。屋根付きのベランダなら、食料や水などを防災リュックに入れて収納しておける。雨が吹き込むのが心配なら、小さなコンテナに保管しておくといい。

【大型のもの】
バーベキューやキャンプなど、アウトドアで使う大型アイテムの収納もおすすめだ。キャンプ道具を一式コンテナに収納しておけば、思い立ったときにコンテナだけ積み込めばいいので、準備も楽になる。ただし、防火扉の前に収納するのはNGだ。

ベランダ収納に向いていないもの

ベランダは、直射日光や雨風などの影響を受けやすい場所だ。影響を受けやすいものはベランダ収納には不向きといえる。

【水や湿気に弱いもの】
扇風機やこたつ、ヒーターなど、シーズンものの家電などの収納には不向きだ。家電は水や湿気に弱い。また、衣類も不向きだ。オフシーズンの衣類をベランダのコンテナ収納にできないかと考えがちだが、湿気で衣類にカビが生えてしまう可能性もある。

【燃えやすいもの】
古新聞や段ボールといった燃えやすいものをベランダに収納するのは、防犯上不向きだ。とくに、1階のベランダの場合、燃えやすいものをベランダに放置しておくと放火などの心配がある。太陽の光によって発火する可能性もゼロではない。

3. ベランダを収納に活用する際の注意点

新聞紙
ベランダを収納スペースとして活用する場合、いくつかの注意点があるのでチェックしておいてほしい。

防水や耐熱を考えて収納グッズを選ぶ

ベランダで使う収納グッズは、防水や耐熱を考えたものを選ぼう。ベランダは、室内と違ってかなり厳しい環境下にある。夏なら強い日差しやゲリラ豪雨などがあり、冬なら零度以下の気温と北風の影響を受けることになる。このような環境を考えると、水に強く耐熱性の高いグッズを選んだ方が安心だ。

通行の邪魔にならないようにする

ベランダに収納場所を作ると、あれもこれもと置きたくなる。しかし、ベランダの行き来ができなくなるようでは困る。集合住宅の場合では、避難の邪魔になるということも考えなくてはならない。ベランダの収納は、ほどほどにしておくことだ。

子どもの安全性を考慮する

最近、高層マンションでの子どもの転落事故が増えている。そのほとんどの原因が、ベランダに不用意にものが置かれ、それによじ登った子どもが手すりを越えて転落してしまうことだ。小さな子どもがいる家庭では、必ず安全性を考慮したベランダのレイアウトを考えることが大切だ。

結論

ベランダは、工夫次第で収納スペースとして活用することができる。ベランダの環境に合わせて、収納するものには向き不向きがあるので注意しよう。ベランダを収納スペースとして使う場合には、防水や耐熱を考えた収納グッズを選んでほしい。また、小さな子どもがいる場合には、不用意に高さのあるものを置くとよじ登って転落の危険性がある。十分注意してレイアウトしよう。
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  • 更新日:

    2023年1月30日

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