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掃除機

ダニを簡単に駆除するには?今すぐできる退治方法や予防法を解説

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2023年1月21日

正しい方法を知っていれば、ダニは簡単に駆除できる。放置するとアレルギーの原因になるので、早めに対処することが重要だ。この記事では、ダニの簡単な駆除方法を目的別に紹介する。ダニが発生する理由や、予防するコツとあわせて解説しよう。

  

1. ダニが発生する理由とは?

布団
ダニは、主に人やペットを経由して家に侵入する。外出先でソファ、カーペット、電車やバスの座席などに接触すると、衣服やバッグなどにダニが付着してしまう。持ち込んだダニが、家の中で繁殖するわけだ。
生活するうえで、ダニの発生を完全に防ぐことはできない。ダニのフンや死骸はアレルギーの原因になるので、放置はNGだ。ダニが繁殖しにくい環境に整える、定期的に駆除するなどの簡単な対策をしてほしい。

条件がそろえば大量発生する

ダニが繁殖する条件は「エサ」「高温多湿」「住処」の3つだ。人の垢やフケ、カビ、食べカスはダニのエサになる。温度20~30度、湿度60~80%がダニにとって適した環境だ。
そこに布団やカーペット、ぬいぐるみ、畳などの住処がそろえばダニは大量発生する。5~10月はとくに注意が必要だ。ダニの繁殖を防ぐために、簡単な駆除方法を確認しておこう。

2. ダニの簡単な駆除方法

掃除機
目的や場所別にダニの簡単な駆除方法を紹介しよう。ダニの大量発生を防ぐために、ぜひ実践してほしい。

目的別の駆除方法

【家全体のダニを駆除したい】
ダニ用のくん煙剤を使用する駆除方法だ。薬剤成分によって、部屋中のダニを簡単に駆除できる。対応する部屋の広さや使い方は商品によって違うので、事前にチェックしておこう。
薬剤を吸い込まないようにする、使用後は十分に換気をするなど注意点を読んでおく。くん煙剤の使用後はダニの死骸やフンが残るので、しっかりと掃除機をかけてほしい。
【布団やマットレスのダニを駆除したい】
ダニは50度で20~30分、60度なら一瞬で死滅する。布団やマットレスに布団乾燥機で熱を加えるのが、簡単な駆除方法だ。ダニ退治モードがあるならぜひ活用してほしい。乾燥機が使用できる布団であれば、コインランドリーの乾燥機を使ってもよい。
炎天下に車内で布団に熱を加える方法も効果的だ。フロントパネル下に裏表2時間ずつ布団を置くことで、簡単にダニを駆除できる。ダニを駆除したあとは、布団用ノズルをつけた掃除機や布団用クリーナーで死骸やフンを取り除こう。
【カーペットのダニを駆除したい】
洗濯できるカーペットならば、定期的に洗濯してほしい。洗濯機の容量が不足しているときは、コインランドリーの利用を検討しよう。洗濯表示で洗濯機や乾燥機が使用できるかを確認しておくと安心だ。
洗えないカーペットの場合は、掃除機で死骸やフンを吸い込む。20cmあたり1秒を目安に、手前に引きながらかけてほしい。
ダニを徹底的に駆除したいなら、カーペットに対応した粉末タイプの駆除剤を活用しよう。カーペットにふりかけて掃除機で吸い取るだけなので簡単だ。詳しい使い方や注意点は、パッケージで確認できる。
【ソファのダニを駆除したい 】
布製のソファは掃除機をかけて、死骸やフンを吸い取ろう。ゆっくりと丁寧に掃除機をかけるのが、簡単な駆除方法のポイントだ。ソファカバーを使用している場合は、取り外して洗濯をしよう。
ほかに布用の駆除スプレーを使用する方法がある。定期的にシュッと吹きかけるだけなので簡単だ。パッケージの説明で、対応する素材や使い方を確認してから使用してほしい。
【畳のダニを駆除したい】
畳の間に入り込んだダニは掃除機で吸い取る。目の向きにそって、ゆっくりかけるのがポイントだ。ほかにはアルコールを吹きかけた布を使い、畳の目にそってふく方法がある。ダニのエサとなるカビ対策にもおすすめだ。
しっかりと駆除したいなら、エアゾールのダニ駆除剤を活用しよう。畳内部に注入できるタイプもあるので、ぜひチェックしてほしい。パッケージで使い方や注意点を確認してから使用することが重要だ。

3. 駆除後にダニの発生を簡単に予防するコツ

洗濯
日頃から予防をすればダニの繁殖を抑えられる。駆除後にやっておきたい、3つの簡単な対策をチェックしておこう。

部屋の湿度を上げすぎない

ダニは高温多湿の環境を好むので、湿度を上げすぎないことが大事だ。60%を超えると繁殖しやすくなるため、40~60%をキープする。換気をして湿気を屋外に排出したり、エアコンのドライ機能や除湿機を使用したりするのがおすすめだ。

寝具はこまめに洗濯する

シーツや枕カバーなどの寝具はこまめに洗濯して、ダニのエサとなるフケや垢を取り除く。週に1回の洗濯を目安にしてほしい。
布団や枕など洗えない布製品は、天日干しをすることでダニの予防になる。一方で天日干しができないケースもあるので、洗濯表示を確認しておこう。

部屋を掃除して清潔に保つ

床は週に2回を目安に掃除機をかける。1立方メートルにつき30秒ほど時間をかけて、汚れやダニの死骸、フンを吸い取ろう。
カーペットや畳、マットレス、ソファにも定期的に掃除機をかけてほしい。カーテンや棚の上のホコリにダニが生息するケースもあるので、あわせて掃除することが大事だ。

結論

ダニは、繁殖しないように適切に対策することが重要だ。カーペットや畳など、目的別の駆除方法をチェックしてほしい。駆除後には寝具はこまめに洗濯する、部屋を掃除して清潔に保つなどの対策をして、ダニの発生を予防しよう。
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  • 更新日:

    2023年1月21日

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