目次
1. 傘の種類や場所

盗難被害にあいやすい傘の種類や場所には傾向がある。盗難対策の基礎知識として、事前にチェックしておこう。
ビニール傘は盗難被害にあいやすい
見た目が同じビニール傘は盗難の被害にあいやすい。大量に出回っているため見分けがつきにくく、盗んだのが発覚しにくいのが主な理由だ。
安価で購入できるため心理的なハードルが低い、被害届が出されることが少ないといった理由も考えられるだろう。盗難以外では、自分のビニール傘と間違って持っていくことが多い。
ビニール傘以外では、地味な傘やよくあるデザインの傘が盗難にあいやすい傾向がある。その他の傘でも盗難被害にあう可能性はあるので、しっかりと対策をたてることが重要だ。
人の出入りが多い場所は盗難被害にあいやすい
人の出入りが多いコンビニやスーパーマーケットは、傘の盗難が発生しやすい傾向がある。イベント会場や学校、病院なども盗難が多い場所だ。
急な雨が降ったとき、傘を所持していない人が盗むケースが多い。傘を長時間放置すると盗難のリスクがあがるので、被害にあわないための対策が必要になる。
2. 傘の盗難を防止するための対策

傘の盗難を防ぐためには、日頃からの対策が必要だ。簡単に実践できる、効果的な対策を3つ紹介する。
目印をつける
持ち手カバーやシュシュ、傘用マーカーなど、わかりやすい目印をつけよう。ビニール傘につければ、自分の持ち物であることをアピールできる。自分の傘が見つけやすくなり、取り違えも防げるだろう。
傘の持ち手にシールやマスキングテープを貼るのも、盗難対策としておすすめだ。派手なデザインのものを選んで目立つように貼れば、より高い効果が期待できる。
マスキングテープをグルグルと持ち手に巻くと、自分の持ち物であることが一目でわかるだろう。複数のマスキングテープを用意して、より派手なデザインにすればさらにわかりやすい。
名前を書いておく
名前が記載してある傘は心理的に盗みにくい。持ち手など見えやすい部分に記入しておこう。直接書くのに抵抗があるなら、ラベルプリンターでシールを作って貼るとよい。
盗難防止が目的なので、本名を知られたくないなら偽名でもOKだ。その他にも会社名や学校名などを書くことで、同様の効果が期待できるだろう。
色柄が目立つ傘にする
ビニール傘やシンプルな傘は盗難の被害にあいやすいので、派手な色柄を選ぶことが対策になる。使用するのに抵抗感が生まれやすく盗難が発覚しやすいため、狙われるリスクが少ない。
ただし高価な傘では、盗難されたときのダメージが大きくなる。傘袋に入れて持ち歩くことを検討してほしい。長い傘を手にもって歩くと邪魔になるので、持ち運びに便利な折りたたみ傘を使用するのもおすすめだ。
3. 傘の盗難対策グッズを活用

専用のグッズを活用すれば、より効果的な傘の盗難対策ができる。大事な傘を守るために取り入れよう。
盗難防止に役立つグッズ
自転車の盗難防止などに使用される、盗難防止用ワイヤー(ワイヤーロック)を使用する対策だ。つけ外しに手間がかかるが、傘をしっかりと固定することで盗難を防止できる。傘に使用するなら、ワイヤーが細いタイプが使いやすいだろう。
固定された傘を持っていくのは手間がかかるため、より高い防犯効果を期待できる。一方で盗難防止用ワイヤーを使用する場合は、まず取りつけが必要だ。傘にストラップなどをつけて、盗難防止用ワイヤーを通してほしい。
ただし、傘を固定する場所がなければ使用できないので、注意が必要だ。傘立てなどに盗難防止用ワイヤーをかけるのは、あまり現実的ではない。荷物に取りつけて、傘の置き忘れを防ぐといった使い方がメインになるだろう。
結論
傘の盗難被害を避けるためには、日頃からの対策が必要だ。見た目がほとんど同じビニール傘は、とくに盗まれやすい。人の出入りが多い場所だと盗難被害にあいやすいので注意しよう。傘の盗難防止には目印をつける、名前を書いておくといった対策が効果的だ。盗難対策グッズを活用する方法もあるので、あわせてチェックしてほしい。