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怒鳴っている人

怒鳴る人への接し方とは?怒りを抑えられない原因や対処法も解説

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2023年1月23日

ささいなことですぐに怒鳴る人は、どこにでもいる。こうした厄介な人は男女を問わず、あまり関わりたくないものだ。しかし、職場や身近な人に怒鳴る人がいる場合、何とか対処法を考えておいた方がいい。ここでは、怒鳴る人の心理や対処法、あるいは自分が怒鳴りやすいタイプである場合の対処法などを紹介しよう。

  

1. すぐ怒鳴る人の特徴とは?

落ち込む人
なぜ、ささいなことですぐ怒鳴る人がいるのだろうか。怒鳴る人の心理や特徴を理解しておけば、対処もしやすくなる。

怒鳴る人の心理的な特徴

【気持ちや考えをわかってほしい】
語彙が少なかったり、考えが相手にうまく伝わらないとき、人は感情的になってイライラするとされている。急に怒鳴られた側は怯えが先行して、かえって怒鳴る人の気持ちや考えなどを理解する余裕などなくなってしまうものだ。怒鳴る人は、怒鳴るという行為によって相手に納得させたと勘違いする。つまり成功体験としてインプットされ、怒鳴ることが解決方法だと思い込むのだ。
【弱みを見せたくない】
「負け犬の遠吠え」ということわざがある。怒鳴る人は強そうなイメージがあるが、実際は自分は弱い人間であることをよく知っている。自分の弱さを見せたくないという強い気持ちが、怒鳴るという行為になってあらわれるのだ。
【相手より優位に立ちたい】
ビジネスにおいては、周りはみなライバルと考える人もいるだろう。とにかく、先制パンチで相手を抑えつけ、優位に立ちたいという気持ちが強いのだ。自分の意見に反論が出るようなら、怒鳴って相手を黙らせようとする。それが成功体験となって、何度も繰り返すことになる。
【ストレスを発散したい】
すぐに怒鳴る人は、相当ストレスがたまっている人なのかもしれない。怒鳴ることによってストレスを発散しているので、周りは迷惑この上ないだろう。毎日積み重なったストレスを弱い立場の人にぶつけて、なんとか精神のバランスを取っているのだ。

怒鳴る人の性格的な特徴

【プライドが高い】
怒鳴る人の多くは、プライドが高い。自分の価値を下げることが許せないのだ。相手から見下されるようなことを言われると、容赦なく怒鳴って反撃しようとする。
【小心者】
すぐに怒鳴る人は、実は小心者であることが多い。相手に言い負かされそうになると、虚勢を張って強がる。自分の立場を守るために、大げさに怒鳴り返したりもする。周りからいつ攻撃されるかわからないという不安から、常にケンカ腰になるのだ。
【自分勝手】
何でも自分の思い通りにならないと気が済まない自分勝手な性格なことも少なくない。思い通りにならないときには怒鳴り散らせば、周りが穏便に済ませてくれていたという成功体験があったのかもしれない。自己中心的な傾向があるので、相手の立場や気持ちが理解できないのだ。
【目立ちたがり屋】
見栄っ張りな性格で、常に自分にスポットライトが当たっていないと気が済まないタイプだ。怒鳴ることも、周りの注目を一身に集めたいため。怒鳴っていても、結局は自分の自慢をしていただけということもよくある。

2. 怒鳴る人と上手に付き合うための接し方

頭を下げる人
怒鳴る人の特徴や本質がわかったところで、接し方を考えてみよう。怒鳴る人との関係性や立場などによって、接し方は変わってくる。

反論せずに聞き流す

怒鳴る人には「聞き流す」という接し方がある。正面から向き合って正論を言えば言うほど、相手は激高するかもしれない。とくに相手が職場の上司である場合、反論はプライドを傷つけることにもなる。ここは反論せずに、聞き流すのが大人の接し方といってもいいだろう。

とりあえず謝ってみる

怒鳴る人は、かたくなな人が多い。また怒鳴る人は、相手に自分のことをわかってもらいたいという気持ちもある。もし、相手が不満を持って怒鳴っているとしたら、いったん謝って、仕切り直しをするのも接し方のひとつだ。謝っている人に追い打ちをかけるような人は少ないはずだ。相手が興奮しているときには、効果的な接し方といえるだろう。

近寄らないようにする

ストレスから怒鳴る人は、目的がストレス発散だ。非がなくても、誰かれかまわず怒鳴るだろう。そのような人には関わらないことが最善だ。できるだけ相手との距離を取り、よほどの用事がない限りは相手の視野に入らない場所にいるといい。「触らぬ神に祟りなし」ということわざを胸に刻んでおこう。

3. 自分がすぐ怒鳴る人の場合の対処法

外で手を広げている人
人のことはよくわかっていても、自分のことはわからないという方も多いだろう。もし、誰かから「すぐ怒鳴る」と言われたら、どのような対処法があるだろうか。周りに嫌われないためにも、ぜひ対処法を身につけてほしい。

怒りをコントロールする

【深呼吸して落ち着く】
怒鳴りそうになったら、深呼吸をして落ち着こう。怒りの感情によって呼吸が乱れ、知らないうちに息が止まっていることさえある。怒りの気持ちが抑えられなくなったら、深くゆっくりと深呼吸をしよう。交感神経が抑えられて副交感神経が優位になるため、冷静さを取り戻すことができる。
【1人になる時間を作る】
ストレスは、周りの環境が影響する。忙しさに流されてしまうと、心も疲弊してくる。自分の好きなことや自分を見直す時間を作れば、心にも余裕が生まれてくるだろう。ときには1人になる時間を作ることも対処法になる。

結論

怒鳴る人の心理的な特徴は、弱みを見せたくない、優位に立ちたい、ストレスを発散したいなどがある。性格は、プライドが高く小心者で、自分勝手な人が多い。怒鳴る人への対処法としては聞き流す、謝る、近寄らないなどだ。また、自分が怒鳴る側の人ではないかと反省している人は、怒りをコントロールするために深呼吸や一人になる時間を大切にしよう。
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  • 更新日:

    2023年1月23日

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