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風呂掃除

お風呂の簡単なカビ防止対策 | 入浴後や掃除のひと手間で予防

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2023年1月18日

ゆっくりと一日の疲れを癒したいお風呂にカビを発見すると、一気にテンションも下がってしまうだろう。お風呂場にはカビの好む環境が揃っているので、少しの油断でもカビが生えてくる。そこでここでは、簡単にお風呂のカビが防止できる方法を紹介しよう。

  

1. お風呂にカビが発生する原因とは?

窓ふきワイパー
カビが発生しやすい条件は「湿度」「温度」「栄養」だ。温かいお湯を使うお風呂は、湿度、温度ともにカビが好む環境だ。それに加え、皮脂や石けんカスなどの栄養分も豊富にある。まさに、お風呂はカビが発生する条件にピッタリとあてはまっているのだ。この条件を取り除くことが簡単なカビ防止につながる。

カビが発生しやすい場所

お風呂でカビが発生しやすい場所を把握しておくことも、簡単なカビ防止のポイントとなる。お風呂でカビが発生しやすい場所は次の5カ所だ。
  • 床の隅
  • 床の目地
  • 浴槽正面の下側
  • ドア下部のパッキン・アクリル板
  • 蛇口まわり
この5カ所の共通項は「膝よりも低い位置」ということだ。座って体を洗うとき、汚れは膝よりも下の位置に流れていく。つまり、汚れがカビの栄養となるため、カビが発生しやすい場所となるのだ。お風呂全体のカビ掃除は大変だが、ピンポイントでカビ防止をしておけば簡単な掃除で済むだろう。

2. お風呂の簡単なカビ防止対策

風呂の蓋
入浴後や掃除の際に、あることをしておくだけでお風呂のカビ防止は簡単にできる。

入浴後にできるカビ防止対策

【浴槽の蓋を閉める】
お風呂から上がっても、次に入る人のためや災害時の備えとして、浴槽にお湯を張ったままという方も多いだろう。簡単にカビを防止するためには、浴槽の蓋を必ず閉めておいてほしい。お風呂の蓋をしないと、湯気がお風呂場全体に広がって、湿度や温度が長時間保たれる状態になってしまう。これは、カビにとって居心地のいい環境を作り出していることになるのだ。浴槽にお湯を張ったら、お風呂に入るとき以外は必ず蓋を閉める習慣を身につけよう。
【浴室全体に冷水をかける】
お風呂から出るときは、湯気で温度が高くなっている。そのままにせず、お風呂場の温度を低くしてから出るようにしよう。お風呂全体の温度を下げるには壁や床など、浴室全体にシャワーで冷水をかけるといい。一気に温度を下げることができ、汚れも洗い流せるので簡単にカビ防止対策ができる。
【壁や床の水気を切る】
お風呂から上がる前に、壁や床の水気を切っておくと、カビ防止に役立つ。浴室用にスクイージーを1本用意しておくと、簡単に水気を切れて便利だ。
【しっかり換気する】
カビ防止対策に重要なのは、できるだけ乾燥させた状態を作ることだ。そのためには、しっかりと換気することが大切になる。窓がある浴室なら、空気の通り道をつくるため窓と浴室ドアを少し開けておくといい。窓が開けられない場合には、2時間以上は換気扇を回しておこう。

掃除のときにできるカビ防止対策

定期的にお風呂の掃除をする方も多いだろう。お風呂掃除でも、簡単なカビ防止対策をしておけば安心だ。
【天井を掃除する】
お風呂の天井は、換気扇で巻き上げられたほこりや浴槽からの湯気などで、カビが好む環境になりやすい。天井にカビが生えると、カビの胞子が浴室全体にまき散らされるので、注意が必要だ。天井を簡単に掃除するには、フロア用モップを使うことだ。アルコール除菌剤をキッチンペーパーに浸み込ませてモップに巻き付けたら、天井をすみずみまで拭いていこう。簡単なカビ防止対策なので試してみてほしい。
【熱湯をかける】
カビは高温の熱がウィークポイントだ。そこで、お風呂上りに50℃以上のシャワーをかけると簡単なカビ防止対策となる。1か所に90秒程度集中してかければ、奥まで入り込んだカビの根にも効果が期待できる。毎回でなくても、1週間に1度程度行えば、効果は持続する。熱湯をかけ終えたあとは、冷水で浴室内を冷やしておこう。
【洗剤を使ってしっかり掃除する】
お風呂の簡単なカビ防止対策として、熱湯や冷水をかける方法を紹介してきた。しかし、毎回シャワーだけでは、エサとなる皮脂汚れや石けんカスなどは落としきれない。週に1度くらいは洗剤を使って、汚れを落とすようにしよう。

3. もっと簡単にお風呂のカビ防止をする方法

煙
これまで、簡単にできるお風呂のカビ防止対策を紹介してきたが、実はもっと簡単にお風呂のカビ防止ができる方法がある。

防カビ対策アイテムを使う

防カビ対策は、目に見えるようになってからでは遅い。目に見えないうちから除菌することが大切だ。そこで、注目したいのが浴室用の防カビ燻煙剤。防カビ燻煙剤を使うと、除菌成分を含んだ煙がお風呂の隅々まで行き渡り、除菌してくれる。目に見えないカビの胞子も除菌が可能だ。防カビ燻煙剤を使えば、熱湯を使ったり、水分を取ったりといった手間をかけずにお風呂のカビ防止対策ができる。

結論

お風呂にカビが発生する原因は「湿度」「温度」「栄養」のカビが好む環境が揃っているからだ。お風呂の簡単なカビ防止対策として、浴槽の蓋を閉める、水気を切る、換気をするといった方法がある。もっと簡単にカビ防止対策をしたいなら、市販の防カビ燻煙剤などのアイテムを使ってみてほしい。カビのない衛生的なお風呂で、ゆっくりと寛ごう。
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  • 更新日:

    2023年1月18日

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