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布団を干している

敷布団にはカビ対策が必要!フローリングや畳に敷く際の注意点は?

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2023年1月22日

敷布団を清潔に使用するためにはカビ対策が必要だ。カビが発生すると健康にも悪影響なので、日頃から予防をしておきたい。この記事では、効果的な敷布団のカビ対策を5つ紹介する。カビが生える原因や、発生した場合の対処法とあわせてまとめたので参考にしてほしい。

  

1. 敷布団にカビが生える原因とは?

カビ
敷布団にはカビが発生しやすい条件が揃っている。対策の基本として、敷布団にカビが生える理由をチェックしておこう。

主な原因は湿気と栄養源

カビが繁殖するには「湿度」「栄養源」「温度」が必要だ。湿度60~80%、温度20~30℃の環境だとカビが繁殖しやすい。人は就寝中にコップ1杯の汗をかくとされており、使用後の敷布団は湿気を吸い込んだ状態になる。
皮脂や髪の毛、ホコリ、フケ、ダニなど、敷布団には栄養源も多い。そのうえ体温であたたまるため、カビが繁殖しやすい条件が揃うわけだ。
カビが生えた敷布団を使用すると、カビの胞子を吸い込むことになる。アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎の原因になるので注意が必要だ。放置するとフローリングや畳に移るケースもあるので、しっかりと対策をしてほしい。

2. 敷布団のカビ対策

敷布団
敷布団にカビが発生するのを防ぐには、日頃からのカビ対策が必要だ。5つの効果的な方法を紹介するので、ぜひ実践してほしい。

敷布団の下にすのこを置く

フローリングや畳の上に直接敷布団を敷くと、湿気と熱の逃げ場がなくなる。敷布団の下にすのこを置いて、風通しをよくするのが効果的だ。
すのこベッドを活用すれば、敷布団を敷きっぱなしでも湿気や熱を逃がしやすい。保管する際もすのこを敷いておくことで、敷布団や押入れのカビ対策になる。

敷きっぱなしにしない

湿気がこもるので、フローリングや畳の上に敷布団を敷きっぱなしにするのはNGだ。起床後は片付けることがカビ対策になる。一方ですぐに布団を片付けると押入れに湿気を持ち込んでしまうので、1~2時間ほど放置してから収納しよう。
クローゼットや押入れなど、収納場所も定期的に換気をして除湿するとよい。どうしても敷きっぱなしにしたいなら、ベッドやすのこベッドの使用を検討しよう。

敷布団の下に除湿シートを敷く

除湿シートには、敷布団の湿気を吸い取る効果がある。敷布団やベッドパッドの下に敷くだけでよいため、手軽にカビ対策ができるだろう。除湿シートに湿気が溜まっても、干して乾燥させれば繰り返し使用できる。

定期的に天日干しする

敷布団を天日干しして、カビの原因となる湿気を取り除こう。晴れた日に週に1回の頻度で干すのが理想だ。シーツや枕カバーなどの寝具もあわせて洗濯して、栄養源となる汚れをしっかりと除去しよう。
梅雨などで天日干しが難しい季節は、布団乾燥機を活用するとよい。高温で乾燥させることにより、ダニの駆除も可能だ。ただし、ダニの死骸やフンは残るので、布団乾燥機を使ったあとは掃除機や布団クリーナーで除去してほしい。

3. 敷布団にカビが生えた場合の対処法

霧吹き
日頃から対策をしていても、敷布団にカビが生えるケースはある。放置すると広がるので、正しい方法で除去してほしい。

敷き布団のカビを取る方法

  • 重曹(小さじ1)と(水100ml)をスプレーボトルに入れて混ぜる
  • 敷布団のカビに重曹水を吹きかけて5分ほど放置する
  • 浮いてきたカビをキッチンペーパーで拭き取る
  • エタノール(濃度70~80%)を吹きかける
  • 敷布団を天日干ししてしっかりと乾燥させる
カビが広範囲に広がっていると、上記の方法では落とせない。さらに敷布団の材質によっては傷む可能性がある。カビが広範囲だったり高級な布団だったりする場合は、クリーニングの利用を検討してほしい。

結論

湿気と栄養、温度が揃う敷布団はカビが繁殖しやすい。カビはアレルギーの原因になるので、日頃からの対策が必要だ。敷きっぱなしにしない、定期的に天日干しをするなど、効果的なカビ対策をチェックしよう。カビが生えた場合の対処法も紹介したので、ぜひ参考にしてほしい。
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  • 更新日:

    2023年1月22日

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