目次
- 電話や公式サイトから回収を申し込む
- 取扱店舗で必要な枚数の粗大ごみ処理券を購入する
- 粗大ごみ処理券に必要事項を記入して敷布団に貼り付ける
- 指定された収集日・収集場所に敷布団を出す
1. 敷布団の寿命はどれくらい?

敷布団の寿命は3年が目安だ。ただし、使用状況によっても寿命は変わるので、劣化のサインを見逃さないようにしよう。
敷布団の劣化を知らせるサイン
寝ていて体が痛い、寝返りが多くなったと感じたときは敷布団が劣化している。ヘタっていたり底付き感があったりする場合にも、同様のことがいえるだろう。
寿命を迎えた敷布団を使い続けると、体を痛めたり睡眠の質が悪くなったりする可能性が高い。劣化した敷布団は正しい捨て方で処分しよう。なお、定期的に上下や左右を入れ替えれば敷布団は長持ちする。
2. 敷布団の正しい捨て方とは?

敷布団を処分する場合、まずは自治体のルールを確認しよう。分別や捨て方のルールを確認して、正しく処分することが重要だ。
可燃ごみの場合
一部の自治体では、条件によっては敷布団を可燃ごみとすることがある。指定のごみ袋に入れる、たたんだ状態で一定のサイズ以下になるなど、正しい捨て方のルールを公式サイトで確認しよう。
小さく切れば可燃ごみとして処分できるケースもあるが、大変な作業なのであまり現実的ではない。可燃ごみとして捨てられない敷布団は、粗大ごみとして処分するのがおすすめだ。
粗大ごみの場合
敷布団は粗大ごみとして処分することが多い。粗大ごみ処理券の費用や必要な枚数は、公式サイトや問い合わせで確認しよう。粗大ごみ処理券の取扱店舗も、自治体の公式サイトで確認できる。
3. ごみ以外での敷布団の正しい捨て方

自治体でごみとして処分する以外の、正しい捨て方をまとめた。不用品回収業者と引っ越し業者に分けて紹介する。
不用品回収業者に依頼する
敷布団や不用品をまとめて処分したいなら、不用品回収業者への依頼を検討しよう。費用はかかるが、電話1本で自宅まで回収にきてもらえるので手間がかからない。
自治体での捨て方と違い、都合のよいタイミングで処分できるのがメリットだ。一方で無許可の不用品回収業者の利用はトラブルの原因になる。「一般廃棄物処理業許可」がある業者を選んで、正しい捨て方で処分しよう。(※1)
引っ越し業者に依頼する
一部の引っ越し業者では、不用品の回収サービスを行っている。引っ越しのときに敷布団など不用品を、まとめて処分できるのが魅力だ。
不用品回収サービスの詳細は業者によって異なるので、事前に確認しておきたい。見積もりの際に、回収が可能な不用品やかかる費用を聞いておこう。
4. 捨てる以外の敷布団の正しい処分方法
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状態がよい敷布団であれば、捨てる以外にも処分する方法がある。基本の捨て方とあわせて、ぜひチェックしてほしい。
フリマで売る
まだ使用できる敷布団であれば、フリマアプリなどで売るのも選択肢の一つだ。写真の掲載や紹介文の作成、発送などの手間はかかるが、不要な敷布団がお金に変えられる。
一方で状態が悪いものは、買い手がつかない可能性が高い。ほかにも手数料がかかったり、トラブルにつながったりする可能性もあるので、十分に調べておくことが重要だ。
寄付する
敷布団を寄付すれば、困っている人のために役立ててもらえる。敷布団の寄付を募集している団体は多いので、インターネットで検索してみよう。ただし、敷布団を寄付する際の送料は自己負担だ。募集している敷布団の条件など、詳細を確認してから寄付してほしい。
結論
敷布団を処分する際には、自治体のルールを確認しておくことが大事だ。分別や正しい捨て方を公式サイトで調べよう。ほかには不用品回収業者や引っ越し業者に依頼する方法がある。まだ使用できる敷布団なら、フリマで売ったり寄付したりするのもおすすめだ。
(参考文献)
※1:環境省「いらなくなった家電製品は正しくリユース・リサイクル!」