目次
- 流水で手をよく濡らす
- 石鹸をつけたら手のひらをよくこする
- 手の甲に伸ばすようにこする
- 指先や爪の間を丁寧にこする
- 指の間を洗う
- 親指と手のひらをねじるように洗う
- 手首を洗う
- 石鹸を洗い流したら、ペーパータオルや清潔なタオルで水気を拭き取る
- 水を少なめに出す
- 洗面ボウルの低めの位置で指先から手を洗う
- 洗面ボウルの低めの位置で水滴を落とす
- 石鹸をつけたら低めの位置で手を洗う
- 洗面ボウルの低めの位置で石鹸を洗い流して水滴を落とす
- ハンカチやミニタオルで水気を拭き取る
- 右手で柄杓(ひしゃく)を持って左手に水をかける
- 左手に柄杓を持ち替えたら右手に水をかける
- 右手に持ち替えたら左の手のひらで水をうけて口をすすぐ
- もう一度水をくんだら左手に水をかける
- 両手で柄杓を立てるように持って柄に水を流す
- 柄杓置き場に柄杓をふせて戻す
1. 手洗いの正しいやり方とは?

手洗いの方法を間違えると、ウイルスや菌はキレイに落とせない。マナーとあわせて、厚生労働省が推奨する手洗いのやり方(※1)をチェックしておこう。
厚生労働省が推奨する手洗いのやり方
手洗いをする際は時計や指輪は外しておこう。爪が伸びている場合は切っておいてほしい。帰宅時や調理の前後、食事の前など、こまめに手洗いをするのがおすすめだ。
2. 公衆の場での手洗いに関するマナー

公共の場にある手洗い場は、清潔に使うのがマナーだ。必要な持ち物と、飛沫を飛び散らせない手洗いのやり方を解説する。
持ち歩くもの
手を拭くためのハンカチやミニタオルを用意しておこう。ペーパータオルが設置されていないケースも多いため、マナーとして持ち歩いておくと便利だ。汚れたハンカチを使用するのは不衛生なので、洗濯したものと毎日交換してほしい。
手洗いのやり方
水滴が飛び散らないように、洗面ボウルの低めの位置で手を洗うのがマナーの基本だ。手を大きく動かさないよう静かに手洗いをすると、手洗い場を清潔に使用できる。
3. 神社で手洗いをするときのマナー

神社での手洗い(手水)にはマナーがある。手水舎(てみずや)での作法について、手順を確認しておこう。
左手から洗い始める
神道では左は神聖なものとされるため、左手から先に洗い始めるのがマナーだ。口をすすぐ際、柄杓に直接口をつけるのはマナー違反となるため注意してほしい。基本のマナーとして手順を覚えておこう。
4. 「お手洗い(トイレ)」のマナーは?

食事の際にお手洗い(トイレ)に行く際の、基本的なマナーをまとめた。マナー違反にならないように、事前に確認しておいてほしい。
食事中の中座はできるだけ控えるのがマナー
食事中にお手洗いに行くのはなるべく控えよう。入店後は食卓につく前に、お手洗いに行っておくのがマナーの基本だ。食後すぐにお手洗いに行くのも避けたほうがよい。
一方でお手洗いを無理に我慢すると健康に悪影響だ。我慢できないときは「お手洗いにいきます」「お化粧室にいきます」と伝えてお手洗いに行くとよい。中座する際はナイフとフォークは「八」の形に置き、ナプキンは軽くたたんで椅子の上に置いておこう。
お手洗いを出るときはペーパーを折る?
お手洗いを出るとき、トイレットペーパーを三角に折るのはマナー違反だ。「清掃済」という合図になるため、勝手に折ってはいけない。そのほかにもスリッパはキレイに揃える、最後に振り返って確認するなど、次の方が気持ちよく使用できるような配慮が必要だ。
結論
手洗いマナーの基本は、次に使う人を不快にさせないことだ。水が飛び散らない洗い方を確認しておきたい。厚生労働省が推奨する手洗いの方法も紹介したので、チェックしておこう。手水やお手洗いでのマナーも、あわせて覚えておくと安心だ。
(参考文献)
※1出典:厚生労働省「国民の皆さまへ (新型コロナウイルス感染症)」