目次
1. 歯ブラシを清潔に収納する方法

歯ブラシの収納アイデアを考える場合、まずは「清潔であること」が最優先だ。どんなポイントを意識すべきなのだろうか?
湿気を避ける
歯ブラシには口の中の細菌のほか、食べ物のカスや歯磨き粉、歯垢(しこう)などが付着するため、使っているうちにどうしても雑菌が繁殖してしまう。それを少しでも抑えるには、歯ブラシを湿気の多い場所に置かないことが大切だ。風呂場や水がはねやすい場所ではなく、できるだけ風通しのよい場所に置こう。またしっかり水を切り、できるだけ早く乾燥させるようにしよう。
歯ブラシ同士の間隔をあける
家族の歯ブラシを複数収納する場合などは、歯ブラシ同士の間隔をあけることも重要だ。1か所にまとめて収納することで乾燥しにくくなるほか、歯ブラシを介して虫歯や歯周病がうつるケースもある。歯ブラシが触れあわない距離感を確保して収納しよう。
乾燥してからキャップを付ける
使用後のぬれた歯ブラシにそのままキャップを付けると、湿気がこもり雑菌が増える原因になる。歯ブラシにキャップを使うなら、よく乾かしてからにしよう。出先などですぐにキャップを付けたいときは、ティッシュなどで水気を拭き取ることをおすすめする。
2. 歯ブラシの収納アイデア

ここからは、衛生的でオシャレに見える歯ブラシの収納アイデアを紹介する。「掛ける・吊るす」「立てる」「隠す」の3つの方法に分けて見ていこう。具体的に把握して、暮らし方に合った収納アイデアを取り入れてみてはいかがだろうか。
歯ブラシを掛ける・吊るす
歯ブラシを掛けたり吊るしたりして浮かせる収納は、水はけがよく、スペースをとらないのがメリットだ。最も手軽なのは、吸盤が付いた吊るすタイプの歯ブラシホルダーを使うこと。壁や鏡にくっつけておけば簡単に吊るして収納できる。マグネットや粘着シールでくっつけるタイプもあるので、設置面に合わせて選ぼう。またS字フックなどを活用して、歯ブラシの持ち手の穴を引っ掛ける方法もある。
歯ブラシを立てる
洗面所に歯ブラシスタンドを置くスペースがあるなら、基本どおり立てて収納するのもよいだろう。本数が少ない場合は、1本ずつ立てられる小ぶりのスタンドがおすすめだ。複数収納したいなら、数本の歯ブラシと歯磨き粉をまとめられるよう設計されたスタンドが便利である。ただし、立てる収納はスタンドの底に水がたまりやすいため、こまめに水分を拭き取り、清潔にしておくことが大切だ。
歯ブラシを隠す
洗面所をすっきり見せたい人は、洗面台の鏡の裏側や収納ボックスなどに隠してしまう手もある。鏡の裏側などに収納する場合は、歯ブラシホルダーを扉の裏側にくっつけたり、スタンドを扉内の棚に置いたりすればOKだ。洗面所にモノが多い場合、手頃なサイズの収納ボックスを用意し、洗顔料や整髪料なども含めて1か所にまとめてもよいだろう。ただし隠す収納は湿気がこもりやすいため、通気性の確保やしまう前に水気を切るなどの対処も必要だ。
結論
「掛ける・吊るす」「立てる」「隠す」の3種類の歯ブラシの収納アイデアを紹介した。自宅の洗面スペースと相談しながら、使えそうなアイデアを選んでみてほしい。収納グッズを購入する場合、水に強い珪藻土や陶器、カビにくいステンレスなどの素材を選ぶとお手入れが楽になる。歯ブラシを清潔に保つために、湿気対策もしっかり意識してほしい。