目次
- 1. 不審者に狙われやすい人には特徴がある
- 2. 不審者に狙われにくい人になるための対策
- 3. 万が一不審者に遭遇してしまったときは?
- 4. 不審者に狙われやすい人、狙われにくい人の傾向を覚えて対策を
1. 不審者に狙われやすい人には特徴がある

はじめに、不審者に狙われやすい人の特徴を3つピックアップしたので確認しよう。もしこれらの特徴にあてはまる点があれば、速やかに改善を心がけたい。
不審者に目をつけられやすいとされる人の3つの特徴
【動きにくい服装をしている】
動きにくい服装をしていると、とっさの場面で素早く行動できないことから、不審者を引き寄せる原因になりやすい。女性であれば、ハイヒールやスカートを着用する際は場所や時間帯に十分注意しよう。
【周囲を警戒していない、ぼんやりしている】
周囲を警戒しておらず、ぼんやりとした様子を見せることも、狙われやすい人の特徴である。歩いているときにいつも音楽を聴いていたり、スマホを使っていたりする場合は、注意散漫と思われやすいだろう。
【一人で出歩いている、遊んでいる】
とくに子どもの場合は、一人で出歩いたり遊んだりするのは避けたほうがよい。不審者が子どもを狙った事例の大半は、子どもの単独行動時に発生しやすいとされている。距離が近いからと油断していると、一瞬のすきを狙われてしまうので、子どもが行動する際は目を離さないようにしたい。
2. 不審者に狙われにくい人になるための対策

続いて、不審者に狙われにくい人になるための対策を6つ紹介する。不審者対策で大事なポイントは、狙われやすい人と思わせないこと。以下で紹介する対策をすれば必ず狙われないわけではないが、狙われるリスク減少にもつながるので、日頃から意識しておきたい。
不審者に遭わないための6つの対策
【人通りが多く明るい道を選ぶ】
人気の少ない場所や暗い道は不審者が現れやすいため、家の近所だとしても注意しよう。一人の場合はとくに、人通りが多く明るい道を選ぶのが基本だ。もしものときに逃げ込みやすいよう、なるべくお店が多い道を選ぶようにしたい。
【動きやすい服装を心がける】
前述の通り、ハイヒールやスカートなどの動きにくい服装は、不審者のターゲットになりやすい。もしものときにすぐ行動できるよう、夜間に出歩くときはスニーカーとパンツを着用するなど、動きやすい服装を心がけよう。
【一人で出歩かない、遊ばない】
単独行動は不審者に狙われやすいポイントなので、距離は関係なく、外出時はなるべく同伴者と出歩くようにしたい。子どもの場合は、保護者として中学生以上の同伴者をつけよう。とくに小学校低学年の子どもは判断力が低く、被害事例も多いため注意が必要だ。
【周囲の様子を気にかける】
外を歩くとき、一点を見て歩くのではなく、周囲の様子を気にかけることも重要である。もし気配や視線を感じたら立ち止まったりせず、ひとけの多いほうへ進路を変え、一旦お店に入るなど、臨機応変に行動しよう。
【キビキビと行動する】
行動ペースがゆっくりだと、不審者から狙われやすい人となる可能性がある。意識してキビキビと行動するだけでも、対策につながることを覚えておきたい。
【防犯ブザーを携帯する】
防犯ブザーなどの対策アイテムを携帯するのも有効な手段である。防犯ブザーは比較的安価で購入できるうえ、バリエーションも豊富だ。もしものときに備えて持っておくことをおすすめしたい。
3. 万が一不審者に遭遇してしまったときは?

では、万が一不審者に遭遇してしまったときはどう対処するのが最善の方法なのだろうか。自分の身を守ることを最優先に考え、冷静に対処したい。
逃げることを最優先する
不審者に遭遇したら、逃げることを最優先にすることが重要だ。もし重い手荷物を持っている場合は、手荷物を捨てて逃げるようにしたい。不審者と約20メートルほど距離がとれるよう、危険を感じたらすぐに行動するのが大切だ。
大声が出せれば助けを呼ぶ
大声が出せれば助けを呼ぶことも重要である。自分の身に起こっている危険を人に知らせることができれば、不審者を回避できる大きなチャンスになる。
4. 不審者に狙われやすい人、狙われにくい人の傾向を覚えて対策を
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不審者に狙われやすい人、狙われにくい人の傾向をよく理解しておけば、不審者の対策に役立つ。不意に遭遇する可能性があるからこそ、日頃から周囲の様子を気にかけ、動きやすい服装で出歩くなど、対策しておくことが重要だ。
不審者に狙われやすい人の特徴を見ると、共通して防犯意識の低さがうかがえる。不審者はいつ、どこから現れるかわからない。防犯意識をしっかり高めて日常生活を送り、不審者を寄せつけないようにすることが大切だ。
結論
不審者に狙われやすい人の特徴をはじめ、その対策や遭遇時の対処法について、理解を深めてもらえただろう。一見すると平和な日常でも、不審者が潜んでいる可能性は否定できない。自分がターゲットにならないためにも、日々対策して備えておこう。