目次
- 不要な靴下
- 重曹(靴下のかかと部分までを満たすことができる量)
- 輪ゴム
- 10円玉10枚程度(できるだけキレイな状態のもの)
- アルミホイル(靴の中に入れられる大きさのもの)
1. 靴のニオイの原因

靴を脱臭する裏技を紹介する前に、まず靴のニオイの原因について解説しよう。
主に雑菌の繁殖によるもの
靴のニオイの主な原因は雑菌の繁殖によるものだ。同じ靴を手入れしないまま履き続けると、足の汗や角質、皮質などの汚れをエサとして雑菌が繁殖する。雑菌はこれらの汚れを分解するため、独特なニオイが生じるのである。
靴の気になるニオイを作り出す雑菌は、湿度や温度が高く、雑菌のエサとなる汚れが豊富になる場所で繁殖しやすい。
2. 靴のニオイが気になる!簡単な脱臭の裏技3選

ここでは、靴のニオイが気になるときに簡単に取り組める脱臭の裏技を紹介する。身近なものを使って取り組める方法を3つピックアップした。
重曹を使って脱臭する方法
まず、重曹を使って靴を脱臭する方法を紹介しよう。
【用意するもの】
【やり方】
裏技のやり方は、用意した靴下のかかと部分まで重曹を入れ、最後に輪ゴムでしっかりととめるだけ。消臭効果のある重曹を靴の中に入れるだけで、気になるニオイの脱臭を促せる。
10円玉を使って脱臭する方法
10円玉で靴を脱臭できる理由は、10円玉の銅が水分に触れると金属イオンを発生させるためだ。このイオンがニオイの原因を作る雑菌を分解するため、靴の脱臭を促すことができる。
【用意するもの】
【やり方】
裏技のやり方は、10円玉を靴の中にまんべんなく置き、一晩置くだけでOKだ。
アルミホイルを使って脱臭する方法
アルミホイルは金属イオンをもつ。このイオンがニオイの原因を作る雑菌を分解するため、靴の脱臭を促すことができる。
【用意するもの】
【やり方】
裏技のやり方は次の通り。
まず、靴がぬれている場合はしっかりと乾燥させる。あとは靴の中にアルミホイルを置くだけだ。アルミホイルは接地面ができるだけ大きくなるように置くのがポイント。脱臭効果を得るためには、1週間を目安に交換しよう。
3. 即効性を求めるなら靴用の消臭スプレーがおすすめ

ここでは、靴の脱臭方法の中でも即効性の高い方法を紹介しよう。
スプレータイプなら持ち運びにも便利
靴の消臭スプレーを使用するメリットは、含有する成分によっては気になるニオイの消臭だけでなく、除菌、抗菌、防菌、防カビ効果まで得られる点だ。たとえば、パウダーを含有するものは速乾性を備えている。化粧品原料を採用した商品の中には、ストッキングや靴下まで使用できるものも。さらに天然消臭成分を採用している商品もあるなど、選択肢は複数だ。出先でも靴を消臭したい場合は、持ち運びに便利なコンパクトサイズのものを選ぶのがおすすめ。
4. 靴のニオイの原因を知り対策を講じよう

最後に靴の気になるニオイの原因と、日頃からできるニオイ対策について紹介しよう。
日頃からできるニオイ対策
足の裏には汗腺が集中しているため、1日のうち両足から約200mlもの汗が出ているといわれている。靴のニオイの一因である雑菌は、靴や靴下に付着した汗や皮脂汚れなどを栄養にして繁殖する。どんなに靴を脱臭するための裏技を実践しても、靴の中にニオイの原因となる菌が残ったままでは意味がない。そのため、靴は定期的に洗い、清潔を維持するのが大切だ。なお、靴を洗ったあとは風通しのよい場所に干そう。乾燥が不十分な場合、ニオイの原因を作る雑菌を繁殖させてしまうため要注意だ。
結論
今回は気になる靴のニオイの原因や、重曹や10円玉、アルミホイルを活用する靴の脱臭の裏技、靴のニオイ対策などについて詳しく解説した。出先などで靴を着脱する機会の多い人は、携帯可能な消臭スプレーなども併用して気になるニオイを脱臭しよう。