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布団

寝相が悪くなる4つの原因と直し方を解説!睡眠の質を改善しよう!

投稿者:ライター 森本泰斗(もりもとたいと)

鉛筆アイコン 2023年2月 2日

正しい姿勢で寝たはずなのに、起きたら身体が布団の外へ飛び出していたり、うつ伏せ状態になっていたりした経験がある方は多いだろう。実は寝相が悪くなることには原因があり、睡眠の環境などを意識して改善する必要がある。そこで本記事では、寝相が悪くなる4つの原因と直し方を解説していこう。自分の寝相の悪さが気になっていた方は、ぜひ参考にしてもらいたい。

  

1. 寝相が悪いのは何が原因なのか?

はてな
はじめに、寝相が悪いのは何が原因なのか、ポイント別に解説する。寝相の直し方を知る前にあてはまる原因から押さえておき、改善への近道にしよう。

寝相が悪くなる4つの原因

【枕などの寝具が合わない】
身体に合わない寝具を使っていると、寝相が悪くなりやすい。たとえば枕の高さが合わないと寝ている途中に頭の位置を頻繁に動かすので、枕が頭から大きくずれ、床へ落としてしまうことがある。また、高さを合わせるために枕の下に手を入れて寝てしまい、肩や手のひどいしびれで目が覚めるケースも。マットレスなども同じく、サイズや素材が合わないと寝返りがうまく打てず、腰痛などを引き起こす原因にもなるため、注意が必要だ。
寝具の相性に関しては、起きているときは意外と気づきにくい部分である。例に挙げたような状態が続くようなら、寝具が原因と疑ってみよう。
【寝室の温度や湿度が適切でない】
寝室の温度や湿度が適切でないと、寝苦しさから寝相が悪くなってしまう。寝相の改善を目指す基本として、就寝に適した温度・湿度設定を常に心がけたい。寝ているときに掛け布団を蹴ってしまうことが多い場合、温度・湿度設定が合っていない可能性がある。とくに寒暖差が大きい季節などは、風邪をひく原因にもなるので注意したい。
【ストレスなどの心理的要因】
ストレスをはじめとした心理的要因も、寝相を悪くする原因である。大人も子どもも関係なく、ストレスを抱えて就寝すると眠りが浅くなり、夜中に目が覚めやすい。よく寝たつもりでも朝起きて疲労感があるようなら、何らかの心理的要因がないかよく考えてみよう。
【レム睡眠行動障害】
頭は寝ているつもりでも、身体が激しく行動をとるような症状がある場合、レム睡眠行動障害が疑われる。これは睡眠時に異常行動をとる状態を指し、急に立ち上がって走り出したり、悪いケースでは隣で寝ている人に攻撃を加えたりすることもある。単に寝相が悪いという範囲では済まない状態なら、速やかに医療機関を受診したほうがよい。

「寝返りが多い」と「寝相が悪い」はイコールではない

寝返りが多いことと、寝相が悪いことはイコールではないことは知っておこう。健康な方であれば、ひと晩で20~30回ほど寝返りを打つとされており、身体の軸は常に枕・ベッドの真ん中にあるのが特徴だ。枕の範囲内で寝返りを打てているなら、それは寝相が悪いことにはならない。
対して寝相が悪いということは、そもそも枕に頭が入っておらず、布団の中心から身体が大きくずれた状態を指す。身体を極端に丸めていたり、身体の向きが反対になっていたりするケースも寝相が悪い証拠となる。それぞれ混同して考えないように注意したい。

2. 寝相の直し方

ベッド
続いて、寝相の直し方をいくつか紹介していこう。寝相が悪い原因をベースに考え、改善を目指していくのが直し方の基本である。質のよい睡眠を目指すために、それぞれの直し方のポイントを理解しておこう。

寝室の温度や湿度、光など環境を見直す

それぞれ個人差はあるが、就寝に適した温度は夏場で25~26℃、冬場で22~23℃で、湿度は通年で50~60%が望ましいとされている。睡眠の質を高めるためにも、適した寝室の温度や湿度の目安は頭に入れておこう。また、強い光は睡眠の質を低下する原因になるので、寝るときは低照度の照明を使うのが基本。普段活動する部屋と寝室をきっちり区別して生活を続ければ、リラックスして眠りにつけるようになるだろう。

枕やマットレスといった寝具を見直す

明らかに寝相が悪くなったり、寝苦しさを感じたりする場合は、枕やマットレスなどの寝具を見直すことをおすすめしたい。寝相の直し方のポイントでは、自分に合った寝具を使うことが前提となる。自分の体格や好みなどを考慮しながら、適した寝具を選ぶことを心がけよう。
枕選びにおいては、まず適切な高さであることが基本だ。寝相の直し方として、枕を変えるだけで改善する場合もあるので、まず意識して選びたい。マットレスや敷布団は、適度に硬く体圧分散性に優れたものがおすすめ。掛け布団は、保温性やフィット感を重視して選ぶとよいだろう。

リラックスして眠れる状態を作る

リラックスして眠れる状態を作るには、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を促進させるのが大切だ。メラトニンの分泌量が増えると、心身ともにリラックスさせる効果が働き、自然な眠りを促す。静かで落ち着いた環境で、ゆっくり広々と休める空間作りを心がけたい。
リラックス効果を高めるコツとして、通気性に優れた肌触りのよいパジャマを着たり、ハーブティーを飲んだりという方法もある。また、就寝前はついついスマートフォンを見てしまいがちだが、スマートフォンの使用は脳を覚醒させてしまうため、就寝前の使用はNGと覚えておこう。

3. 寝相が悪い人はまず原因を探り直し方を考えよう

ベッド
ここまで解説してきたポイントをまとめると、寝相が悪いと思ったら、まずは原因を探り、直し方を考えることが大切だ。寝相が悪い原因が理解できていないまま直し方を考えていても、期待する効果を得られないこともある。もし原因が心理的要因などであれば、とくに放置しておくのはおすすめできない。速やかに改善を目指すためにも、自分が寝相の悪い原因は何なのか、よく理解しておこう。

結論

寝相が悪くなる原因はさまざまであり、その原因によって適した直し方があることを解説した。悪い寝相で浅い眠りが続くと日常生活にも悪影響を及ぼすおそれがあるので、日々意識して睡眠の質を高めておきたいところだ。本記事の内容も参考に、寝相の改善を目指してみよう。
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  • 更新日:

    2023年2月 2日

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