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LED電球のデメリットとは?メリットや選ぶ際のポイントも解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年2月 5日

電気代が安くて長持ちするLED電球は欠点がないように思えるが、実は隠れたデメリットもある。この記事ではLED電球のデメリットを紹介し、LEDと白熱電球のどちらを選ぶべきか解説しよう。あわせてLED照明のメリットや、電球を選ぶ際のポイントも説明するので参考にしてほしい。

  

1. LED電球のデメリットとは?

電気
LEDとは発光ダイオードを使用した照明のことで、電気を流すと明かりがつく仕組みが特徴だ。メリットが多くて死角なしに思えるLED電球だが、実は以下の4つのデメリットがある。家の白熱電球をLED電球に替えようか悩んでいる人は、LED電球のデメリットも押さえたうえで検討しよう。

導入費用が高い

白熱電球や蛍光灯に比べ、LED電球は電球自体の値段が高い。そのため購入時の費用が増えるのがデメリットだ。とくにオフィスや店舗などに電球をいくつも設置する場合は、初期コストがかさみがちになる。

他のものより重い

一般的にLED電球は、白熱電球や蛍光灯よりも重量がある。とりわけ軽い白熱電球に比べると、LED電球は重さが3倍ほどになる場合も。耐荷重の少ない、ぶら下げるタイプの照明器具につける際は注意しよう。

明るさが均一でない

白熱電球や蛍光灯は全方向に光を発するが、LED電球は特定の方向にしか光を出せない。そのためLED電球は均一に光を出しにくく、使う場所によって明るさが異なるのがデメリットだ。使用場所や設置する角度によっては、暗く感じてしまう場合もあるだろう。

熱に弱い

LED電球は熱に弱いため、設置場所を選ぶ。高温になりやすい場所で使うと、損傷のおそれがあるので注意しよう。たとえば風呂場などの空間は、熱がこもりやすいので設置に向かない。

2. LED電球のメリットとは?

電球
LED電球のデメリットを紹介してきたが、近年LED電球が急速に普及しているのは、それを凌ぐほどのメリットがあるからだといえる。ここではLED電球のメリットを解説するので、あわせて押さえておこう。

LED電球のメリット

【電気代を抑えられる】
LED電球のメリットとしてもっとも耳にするのが、電気代を抑えられることだ。LEDの消費電力は10Wほどで、50~70W程度の白熱電球に比べるとはるかに少ない。1kWhあたりの電気代を27円とし、毎日8時間使うと仮定すると、年間で約4,000~5,000円もお得になる。導入コストが高くても、長い目で見ると白熱電球よりも安く使えるだろう。
【電球の寿命が長い】
電球が長持ちする点も魅力的だ。白熱電球の寿命は1,000~2,000時間だが、LEDはなんと約4万時間ももつ。年数に換算すると白熱電球は約半年、LED電球は約10年となる。寿命が長い分、交換する手間やコストが省けるのがうれしい。
【紫外線が出ない】
電球や照明には虫が集まることもあるだろう。これは照明から出る紫外線に虫が引き寄せられるためだ。その点LED電球は紫外線が出ないため、虫を寄せつけない。さらに紫外線が出ないことから、写真や植物などインテリアの色褪せを防げるのもメリットだ。

3. LED電球の選び方とは?

電球
ひとくちにLED電球といっても、サイズや光の量にはさまざまな違いがある。LED電球の選び方を紹介するので、新しくLED電球を買い替えようとお考えの人はチェックしてほしい。

LED電球を選ぶ際のポイント

【口金のサイズ】
使う照明器具に応じて、ぴったりの口金サイズを確認しよう。電球には一般電球・ボール電球・小型電球・ミニクリプトン電球などの種類がある。それぞれ口金のサイズが異なるため、お持ちの照明器具には何mmの電球がつくのか事前にチェックしておこう。
【光の量】
電球の光の量はルーメン(lm)という値で表記され、数字が大きいほど明るくなる。照明器具には取り付けできる電球のワット数上限が決まっているため、基本的にはもともと使っていた電球と同じルーメン表記のものを選ぶのがおすすめだ。
【光の向き】
電球によって光の向きも異なる。リビングやダイニングには、全方向が明るいタイプを選ぼう。下方向だけでなく上方向にも光が広がり、白熱電球に近い明るさが期待できる。廊下・洗面所・トイレなどの狭いスペースにつけるなら、下方向のみが明るくなるタイプで十分だろう。
【光の色合い】
光には主に4種類の色合いがある。温かみのある色合いから順に、電球色・温白色・昼白色・昼光色となっている。落ち着いた雰囲気にしたい寝室には電球色を、自然に明るくしたいリビングには昼白色が向いている。

結論

LED電球には熱に弱い、明るさが均一でない、電球自体のコストが高いなどのデメリットがある。しかし電気代が安い、寿命が長いといったメリットが大きいため、近年はLED照明が多くの家庭で使用されている。LEDの導入に悩んだらメリットとデメリットを比較し、設置したい場所に応じて決めよう。
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  • 更新日:

    2023年2月 5日

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