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結婚式

披露宴会場に持ち込みNGなものは?持ち込み料を節約するコツも解説

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2023年2月17日

披露宴会場では、持ち込みNGという場合も多い。それでも持ち込みたい場合、持ち込み料がかかるケースがある。なぜ披露宴会場に持ち込みNGなのか、また何が持ち込みNGなのかなどを紹介しよう。披露宴会場にかかる費用を削減するためにも、ぜひ参考にしてもらいたい。

  

1. 披露宴会場に持ち込みNGなものがある?

タキシード
披露宴会場と提携する業者を使わず、別の業者の商品やサービスを使いたい場合のことを「持ち込み」という。持ち込みNGという披露宴会場もあれば、持ち込み料が発生するところもある。

持ち込み料の支払いが必要なものがある

【持ち込み料が必要な理由】
なぜ、自分たちで手配したものに持ち込み料が発生するのだろうか。披露宴会場側が保管するための料金という理由のほかに、提携する業者からの紹介手数料を補完するためという理由もある。披露宴会場で使用するものは、披露宴会場の備品に加え、業者が提供するものがほとんどだ。その数は膨大で、司会者やビデオ撮影、演出、生花、ドレス、メイク、引き出物など、さまざまなサービスやものが関わってくる。
提携業者が提供するサービスを利用することにより、披露宴会場側にはマージンが入る仕組みになっている。持ち込まれてしまうと、そのマージンが入ってこなくなるのだ。つまり持ち込み料は、披露宴会場側の提携業者からのマージンの代わりのようなものと考えていいだろう。

2. 披露宴会場に持ち込みNGなものとは?

結婚式
披露宴会場に持ち込みNG、あるいは持ち込み料が発生してしまうものには、どのようなものがあるのだろう。

持ち込み料が必要になる場合が多いもの

【衣装】
ウエディングドレスやお色直し用のドレスなど、当日の結婚・披露宴で着る衣装の持ち込みは、披露宴会場で許可されているケースが多い。しかし、ほとんどは1着ごとに持ち込み料が発生する。
【会場の装花】
披露宴会場の装花も、持ち込みNGか持ち込み料がかかることが多い。披露宴会場でルールが違ってくるので、最初に確認しておくことだ。 また、テーブル装花に関してはほとんどの披露宴会場でNGとなっている。これは食中毒の危険があるからだ。またテーブル装花は、持ち込みによる当日対応ができにくいため、持ち込みNGのところが多いとされている。
【引き出物や引き菓子】
結婚式や披露宴に出席してもらった方々に、感謝の意味も込めて渡すのが引き出物や引き菓子だ。とくにこだわりたいという方も多いといえるだろう。引き出物や引き菓子は、ほとんどの披露宴会場で持ち込みができる。ただし、ゲストによって引き出物や引き菓子を変えたいという場合は、持ち込みNGということもある。
【司会者】
友人関係などで司会者を指定したいという方もいるだろう。その場合、持ち込み料が発生することがあるので注意しよう。知り合いの場合は、披露宴会場が提示する司会者の料金よりも安くできる場合もある。
【カメラマン 】
カメラマンも持ち込みNGという披露宴会場が多い。撮影NGの場所、当日の動線、撮影の絶好ポジションなど、披露宴会場を知り尽くしたカメラマンでないと難しいことも多いためだ。自分でカメラマンを指定する場合には、披露宴会場との打ち合わせも必須となる。
【ヘアメイクスタッフ】
普段から自分のことを知っている美容院のスタッフなどを使いたいという方も多いだろう。しかし、ヘアメイクスタッフの持ち込みNGという披露宴会場も多い。なぜなら、式場のオペレーションに関して披露宴会場側に負担が大きくなることがあるからだ。提携している美容室が使えないこともあり、ヘアメイクする場所を新たに調達する必要もある。
【ケーキや飲み物】
オリジナリティあふれる披露宴にするため、メインイベントであるケーキカットのケーキにも趣向を凝らしたいというカップルも多いだろう。ケーキに関しては、衛生面から持ち込みNGというケースがほとんどだ。飲み物に関しては、未開封であれば持ち込み可能というところもある。
【音が大きい楽器】
楽器を披露宴会場に持ち込みたいという方もいるだろう。生演奏を披露したいという場合、楽器の持ち込みが必要となる。楽器の持ち込みNGは各披露宴会場によるところが大きい。音が大きな楽器を使用する場合などは、他の会場のお客様の迷惑になる可能性があるのでNGとなる可能性が高いだろう。しかしハウスウエディングなど独立している場合には、持ち込める可能性が高い。持ち込む楽器の種類なども事前に確認しておこう。

3. 披露宴会場への持ち込み料を節約するコツ

プレゼント
披露宴会場にどうしても持ち込みをしなければならない場合、持ち込み料を節約するコツがあるので紹介しよう。

事前に交渉する

契約をする前に、持ち込みがあることを伝えて、持ち込み料がかからないように事前に交渉するという方法がある。披露宴会場にとって、大きなマージンが得られるものは無理でも、それほどではないものについては交渉次第で持ち込み料がかからなくなる可能性もある。

外部業者に負担をお願いする

ドレスなどのレンタルで持ち込みたいという場合には、外部業者に持ち込み料の負担をお願いすることも可能だ。ドレス選びをするときに、持ち込み料を負担してもらえるかどうか確認しておこう。

持ち込み料が不要の式場を探す

最近では、持ち込み料が不要という披露宴会場も出てきた。すべてのアイテムが持ち込みNGではないとしても、自分がぜひ持ち込みたいというアイテムがマッチすれば節約することができる。

引出物は郵送する

もし、披露宴会場が用意する引き出物に満足できない、自分たちなりのこだわりがある場合、引き出物を持ち込みしたいという方もいるだろう。引き出物の持ち込み料は、1つにつき500円~1,000円ほどかかるのが一般的だ。これを節約するためには、当日引き出物を渡せなくても、後日郵送するという方法がある。持ち込み料と郵送料を比較検討してみよう。

結論

披露宴会場では、提携業者とのマージンの関係から持ち込みNG、あるいは持ち込み料が発生することが多い。とくに衣装、装花、引き出物、司会者、カメラマン、ヘアメイクなどに関しては、事前に披露宴会場と相談しておくべきだ。披露宴会場の持ち込み料を節約するためにも、契約前の交渉や持ち込み料不要の式場を選ぶなどで余分な出費を抑えよう。
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  • 更新日:

    2023年2月17日

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