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豚の貯金箱

お金をかけない暖房代節約術 | 冬の電気代を抑えるコツとは?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年2月 7日

冬は暖房代がかさみ、家計を圧迫してしまいやすい。しかし暖房を切るわけにはいかず、どう節約したらよいのかわからない人も多いのではないか。実は、暖房代節約のために自分でできることはいくつかある。この記事ではお金をかけない暖房代節約術を紹介しよう。工夫して冬の電気代を抑え、節約上手を目指してほしい。

  

1. 暖房代は冷房代よりも高い?

ストーブ
暖房代がかかる冬は、1年の中でも電気代がもっとも高くなりやすい。しかし夏もエアコンで冷房を使うのに、なぜ冬場の暖房代のほうが高いのか疑問に思っている人もいるだろう。暖房代節約の一助として、まずは暖房代が高くなる理由を押さえておこう。

暖房代が高くなる理由

一般的に、暖房代は冷房代よりも高くなりやすい。それは暖房使用時の設定温度と室温の差が、冷房使用時よりも大きいためだ。設定温度と室温の差が大きいほど消費電力が多くなり、その分電気代も増える。
たとえば夏場に室温が30℃で、エアコンを27℃に設定する場合、差は3℃になる。一方、冬場の室温が15℃でエアコンを21℃に設定すると、6℃の開きが出る。冬場は室温が10℃台前半になることも多いので、さらに多くの差が出ることも珍しくない。このように冬のほうが設定温度と室温の差が大きいため、暖房代がかさみやすいのだ。

2. お金をかけないで暖房代を節約する方法

セーター
暖房代節約のためには、消費電力の小さい暖房器具に買い替えるという手もある。しかし「できるだけローコストで工夫したい」という人向けに、ここではお金をかけない暖房代節約術を紹介する。節約できる暖房器具の使い方をはじめ、部屋で簡単にできる防寒方法もピックアップした。

暖房器具の使い方を工夫する

お金をかけない暖房代節約術として、暖房器具の使い方を工夫することが挙げられる。エアコン、コタツ、ストーブやファンヒーターを使うコツを紹介するので、お持ちの器具に応じてチェックしよう。
【エアコンの使い方】
エアコンの暖房代節約には、風量を「自動運転」に設定するとよい。風量が「弱」だと消費電力も低いが、室温が設定温度まで上がるのに時間がかかり、その分多くの電気代がかかる。
また、エアコンの風向きを「下」に設定するのも効果的だ。暖かい空気は上に集まる性質があるので、下向きに温風を出すことで部屋が効率的に暖まりやすくなる。
なお、室温の目安は20℃ほどにしよう。設定温度が1℃上がると消費電力が約1割増えるといわれているため、極端に温度を上げるのは暖房代節約にならない。
【コタツの使い方】
コタツは暖房器具の中でもとくに暖房費が安い傾向にある。コタツに入らないと暖かくないのが難点だが、座っている間はエアコンやストーブを消してコタツを使うように心がければ、暖房代節約に役立つ。部屋全体を暖めたいときだけほかの暖房器具を使うなど、状況に応じて使い分けよう。
【ストーブやファンヒーターの使い方】
赤外線ストーブや電気ファンヒーターは、暖まるスピードが速いので重宝している家庭も多いだろう。しかしこれらは暖房代が高いので、節約のためにはつけたままにする使い方は避けたい。これらの暖房器具を使う場合は、帰宅時など部屋をすぐに暖めたいシーンに限るのがおすすめだ。

身体が温まる衣類を着る

暖かい衣類を着るのも暖房代節約に役立つ。厚手のセーターを着る、ハイネックの服で首元を温める、ユニクロの「ヒートテック」に代表されるアンダーウェアを肌に密着させるなどの方法がおすすめだ。また身体を温めるには、足首や腰まわりを防寒するのも適している。

窓の断熱対策を行う

暖房で室内をせっかく暖めても、窓から暖気が逃げていってしまう。そこで取り入れてほしいのが、窓の断熱対策だ。窓に断熱シートを貼る、隙間テープで細かい隙間をふさぐ、ぶ厚いカーテンを使うなどの方法がよいだろう。断熱シートがない場合は、梱包時に使う緩衝材の「プチプチ」を貼るのも有効だ。

家具の配置を変える

エアコンの下に背の高い家具がある場合は、暖かい空気が床まで行きわたりにくくなる。そのため暖房代節約には家具の配置にも注意しよう。エアコンの通り道をさえぎらないよう、レイアウトを見直すとよい。

3. 暖房器具はつけっぱなしのほうが電気代が安い?

エアコンのリモコン
暖房代節約のために、エアコンをこまめに切っていないだろうか。電源を入れ直すタイミングにもよるが、実はこまめにオンオフするよりも暖房器具をつけっぱなしにしたほうが、電気代が安くなる場合がある。

短時間ならつけっぱなしのほうが安い

エアコンなどの暖房器具は、室温を設定温度に近づけることに電力を使う。電源を入れたばかりで室温が下がっているときはとくに多くの電力を消費するので、こまめにスイッチを消すのは暖房代節約に逆効果だ。30分未満の短時間だけ電源を切るよりは、つけっぱなしのほうがむしろ安くなると覚えておこう。ただし30分以上の場合は、電源を切ったほうが暖房代節約になる場合もある。

結論

暖房代節約には、暖房器具の使い方を工夫するのがおすすめだ。そのほかには着るものを見直したり、窓に断熱シートを貼ったりするのもよい。電気代が高騰している時期だからこそ、お金をかけない暖房代節約術で家計をコストカットして乗り切ろう。
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  • 更新日:

    2023年2月 7日

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