目次
- 手を流水で濡らす
- 石鹸を泡立てたら手のひらをよく擦る
- 石鹸を伸ばすように手の甲を擦る
- 指先と爪の間を丁寧に擦って洗う
- 指の間を洗う
- 親指と手のひらをねじるように洗う
- 手首を洗ったら流水で洗い流す
- タオルやハンカチで水気をしっかりと拭き取る
- 適量のうがい薬をコップに入れて水と混ぜる
- うがい薬を口にふくんだら強めに口をゆすいで吐き出す
- うがい薬を口にふくんだら上をむいて15秒ほどうがいして吐き出す
- もう一度うがい薬を口にふくんで15秒ほどうがいして吐き出す
- 消毒液やジェルを手のひらにだす
- 消毒液やジェルを両手全体にしっかりとなじませる
- 乾燥するまで待つ
1. 正しい手洗いに関する基礎知識

手洗いをする前に知っておきたい基礎知識をまとめた。手洗いの正しい方法とあわせてチェックしておこう。
手洗いの前にしておくこと
指輪や時計などあらかじめ装飾品は外しておく。正しい方法では手首まで洗うため、長袖を着用しているときは濡れないようにまくっておこう。爪が伸びているなら短く切っておくことが大事だ。手洗い後に手を拭くために、清潔なハンカチやタオル、ペーパータオルも用意しておこう。
どれくらいの時間をかけて手を洗う?
手洗いにかける時間は30秒以上を目安にする。汚れやウイルスが落ちない可能性があるので、短い時間でササッと手洗いするのはNGだ。時計やタイマーで時間を測り、30秒がどのくらいなのか体感してみるとよい。30秒の手洗いを繰り返して体に覚えさせることが重要だ。
2. 正しい手洗いの方法

汚れやウイルス、バイ菌を除去するために、手洗いの正しい方法をチェックしておこう。日常と衛生的に分けて、正しいやり方を紹介する。
日常の手洗い
手のシワや指先、指の間、親指周り、手首はとくに汚れが残りやすい。汚れが残らないように丁寧に手洗いするのが、正しい方法だ。
また、手洗いを2回する「2回手洗い」は、より効果が高いともいわれている。10秒間2回の手洗いを上手に取り入れよう。
衛生的手洗い
衛生的手洗いとは、通過菌の除去や殺菌を目的としたものだ。食品を取り扱う仕事や、医療・福祉に携わる人に適した方法とされている。
上記の日常的な手洗いをして手を拭き取ったあと、ペーパータオルで蛇口をしめよう。それからアルコール消毒をするのが、衛生的手洗いの正しい方法だ。
3. 手洗いとセットで覚えたいうがいと消毒の正しい方法

家族の健康を守るためには、うがいや消毒の正しい方法を確認しておきたい。それぞれのやり方とポイントを解説する。
正しいうがいのしかた
帰宅後に正しい方法でうがいをしたら、のどの粘膜についたウイルスを洗い流そう。うがい薬を使うと消毒効果が高まるので、ぜひ活用してほしい。
正しい消毒のしかた
消毒液やジェルの適量はパッケージで確認できる。15秒ほどで揮発するので、消毒が不十分だと感じたら追加するのがおすすめだ。指先から手首まで塗り残しがないように、しっかりと広げよう。
4. 手洗いは正しい方法と正しいタイミングで

さまざまなものを触る手には、見えないバイ菌やウイルスが付着している。正しい方法で手洗いして、しっかりと除去することが重要だ。調理の前後や食事前、帰宅時にしっかりと洗うことで、手を清潔に保てるだろう。
結論
バイ菌やウイルスを除去したいなら、正しい方法で手洗いすることが大事だ。必要な準備やかける時間など、まずは基本的な知識をチェックしよう。日常の手洗いと衛生的手洗いについてそれぞれ正しい方法を紹介したので、ぜひマスターしてほしい。うがいと消毒の仕方も、手洗いとセットで覚えておくと安心だ。