目次
1. キッチン用スポンジには寿命がある?

キッチン用スポンジには寿命があるので、適切な頻度で交換する必要がある。以下ではその理由と、どれくらいの頻度で交換するべきか見ていこう。
2~3週間に1回は交換が必要
キッチン用スポンジは、2~3週間に1回を目安に交換したい。キッチン用スポンジは食器や調理器具を洗う際に食べカスが付着しやすいうえ、使用後には水が残りがちだ。雑菌の繁殖にうってつけの環境となりやすい。雑菌が多く付いたスポンジで食器を洗っても意味がないので、キッチン用スポンジはこまめに替えよう。なお、除菌可能な食器用洗剤を使っていても、スポンジに雑菌がつくこともあるので注意したい。
2. キッチン用スポンジの寿命の見分け方

キッチン用スポンジは2~3週間に1回を目安に交換するのがおすすめだ。しかし、使い方によってはそれ以前に替えたほうがよい場合もある。以下のように、寿命のサインが現れてきたら交換するのが望ましい。
泡立ちが悪い
洗剤を付けても泡立ちが悪くなってきたら、キッチン用スポンジの寿命といえる。寿命がきたスポンジは内側に空気を含みにくくなるため、泡立ちが悪くなる。泡立ちがよくないと食器や調理器具を洗う際に支障が出るので、交換を検討しよう。
毛玉が付いている
キッチン用スポンジの硬い面に毛玉が目立ってきた場合も寿命のサインだ。硬い面は不織布でできていて、使っていると自然に毛玉ができやすい。毛玉ができると洗浄力が落ちるうえ、毛玉がちぎれてほかのものに混入するおそれも考えられる。とくにザルや網を洗うと毛玉になりやすいので注意したい。
曲がったりちぎれたりしている
スポンジが曲がったり、ちぎれたりした場合も寿命だと考えよう。スポンジは使うにつれ不織布の部分が縮みやすく、全体が曲がりやすい。素材自体がもろくなってくるため、こすった拍子にポロッとちぎれてしまうこともあるので早めに交換しよう。
3. キッチン用スポンジを清潔に保つコツ

紹介したようにキッチン用スポンジには寿命があるが、こまめに手入れして清潔に保つことは可能だ。雑菌がたまりやすいキッチン用スポンジを、衛生面を重視して使いたい人は、以下のコツをチェックしておこう。
使用後に放置しない
キッチン用スポンジを清潔に保つポイントは、食器や調理器具を洗ったあとに放置しないことだ。使用後は熱湯や洗剤で除菌し、水気を残さず収納しよう。
【熱湯や洗剤で除菌する】
キッチン用スポンジを除菌するには、熱湯や洗剤が使える。雑菌は熱に弱いので、90℃程度のお湯にスポンジを1分間浸けて除菌すればOKだ。100℃以上の熱湯ではスポンジが傷みやすいので避けよう。洗剤を使う場合は、除菌できる洗剤をスポンジに染み込ませ、しっかり泡立てて置いておくとよい。
【水気を残さない】
スポンジ内部に水がたまっていると、ジメジメした環境を好む雑菌が増えやすくなる。使用後はキッチン用スポンジの水気をきちんと切り、つるしたり立てたりして収納しよう。天日干しをして乾かす方法もおすすめだ。
4. 寿命を迎えたキッチン用スポンジの活用法

寿命を迎えたキッチン用スポンジをそのまま捨てるのはもったいない。古くなったスポンジを活用する方法があるので、最大限使ってから捨ててみてはいかがだろうか。
掃除に活用する
寿命がきたキッチン用スポンジは、最後に掃除に活用するのが適している。排水口のぬめり、コンロの油汚れ、玄関やベランダの泥汚れなど、ひどい汚れを拭き取ってから捨てよう。スポンジは弾力があって柔らかいので、雑巾ではなかなか届かないサッシの奥などもキレイに拭き取れる。
結論
キッチン用スポンジには寿命があるので、2~3週間に1回を目安に交換しよう。泡立ちが悪くなった、毛玉が目立ち始めた、変形してきたなどの状態は交換のサインだ。最後に汚い箇所の掃除に役立てるなどで、活用してから捨てるのがよいだろう。