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電気代

お金をかけないで電気代を節約する方法 | 家電の賢い使い方を解説

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2023年2月19日

お金をかけなくても電気代節約は可能だ。契約を見直したり家電の使い方を見直したりすることで、電気代を減らせるだろう。この記事では、お金をかけない電気代節約の方法を紹介する。契約と家電、生活にわけて詳しくまとめた。

  

1. お金をかけないで電気代を節約する方法 | 契約編

電気代
電力会社や契約を見直せば、お金をかけないで電気代節約ができる場合がある。電力会社と契約プラン、契約アンペア数についてチェックしてほしい。

電力会社や契約を見直す

【電力会社を変更する】
2016年4月の電力自由化により、電力会社が自由に選べるようになった。電気代がより安い電力会社に変更することで、お金をかけないで電気代節約ができる。
ガスやスマホとセットで契約すると割引が受けられたり、ポイントサービスを利用できたりする電力会社もある。プランを比較して、より料金がお得な電力会社に変更しよう。

【契約プランを変更する】
多くの電力会社では複数の契約プランを用意している。オール電化住宅向けや夜間に電気の使用量が多いご家庭向けなど、それぞれ電気代は異なるのだ。
たとえば日中に留守の時間が多いご家庭なら、夜の電気代がお得になるプランを選ぶとよいだろう。ご家庭のライフスタイルにあった契約プランに変更すれば、お金をかけないで電気代節約ができる。

【契約アンペア数を変更する】
アンペアとは同時に使用できる電気の量のことだ。契約アンペア数が上がると電気代は高くなる。適切なアンペア数に変更することで、電気代の節約につながるだろう。
1~2人世帯は30A、3人が40A、4人なら50A、大家族や1日中家電を使うご家庭は60Aを目安にする。アンペア数を下げすぎるとブレーカーが落ちやすくなるので、注意が必要だ。

2. お金をかけないで電気代を節約する方法 | 家電編

暖房
家電の使い方を工夫すれば、お金をかけないで節電することが可能だ。家電の種類別に電気代節約のコツと逆効果になってしまうやってはいけない使い方を紹介しよう。

待機電力を減らす

家電をコンセントにつなぐと、微量の電気(待機電力)が流れる。スイッチを入れていない家電にも電気代がかかるので、長期間使用しない場合はコンセントを抜いておこう。スイッチひとつでオンオフが簡単に切り替えられる、節電タップがあればぜひ活用してほしい。

家電別の電気代節約術

【エアコンの電気代節約術】
設定温度の上げすぎや下げすぎはNGだ。冷房は28度、暖房は20度を目安に調整しよう。扇風機やサーキュレーターで空気を循環させれば、冷房や暖房の効率がよくなる。
エアコンのフィルターが汚れると効果が弱くなるので、定期的に掃除をしよう。風量を自動にする、室外機の周りに物を置かないといった方法も効果的だ。
夏はカーテンを閉めて日差しをカットすれば、室温が下がりやすくなる。なお、エアコンはつけはじめてから設定温度に達するまでが最も電気を消費するので、短い時間にオンオフをこまめに切り替えると余計に電気代が掛かってしまう。短時間の外出などであればつけっぱなしにしたほうが電気代を安く抑えることができるので覚えておくとよいだろう。

【冷蔵庫の電気代節約術】
冷蔵庫の開閉を減らせば、電気代節約ができる。詰め込みすぎると冷却の効率が悪くなるため、冷蔵室は冷気の通る隙間をあけて食材を保管しよう。一方で冷凍庫の場合は食材どうしが保冷剤の役割を果たすので、しっかりと詰め込んだほうがよい。
気温が低い冬は、冷蔵庫の設定温度を「弱」にするのがおすすめだ。その他には食材を冷ましてから冷蔵庫に入れる、冷蔵庫を壁から少し離して設置するといった方法も効果がある。

【テレビの電気代節約術】
テレビはエアコンとは違い、つけっぱなしにした分だけ電気代がかかってしまうので、テレビを観ないときはこまめに電源を切ったほうが電気代を安く抑えることができる。電源オフ機能を活用すれば、テレビのつけっぱなしを防止できるので便利だ。長期間テレビを使用しない場合は、主電源をオフにしておくとよい。
テレビの明るさを暗く設定することも、電気代節約になる。明るさを自動で調整する明るさセンサー機能があれば、ぜひ活用してほしい。画面が明るく見えるよう、画面を定期的に掃除しよう。

【洗濯機の電気代節約術】
洗濯機を回す回数を減らすことが大事だ。洗濯物はなるべくまとめて洗濯するとよい。一方で詰め込みすぎると、洗濯の効率が悪くなるので逆効果だ。洗濯槽の8割くらいを目安にするとよい。

【電気温水器の電気代節約術】
電気温水器の場合、入浴の間隔を短くすることが節約のポイントだ。家族でお風呂に入る場合は、時間をあけずに入浴するよう心掛けよう。細かいところではあるが、お風呂のフタの開けっ放しにも注意が必要だ。熱が逃げないようにお風呂のフタをこまめに閉めるだけで、追い焚きの回数を減らし電気代を節約することができる。

【照明の電気代節約術】
一番やりがちなのが、使用していない部屋の照明のつけっぱなしだろう。消し忘れに気をつけて過ごすだけで簡単に節電できるので忘れないようにしよう。家族が同じ部屋で過ごすことで、使用する照明の数を減らし電気代を安くする方法も効果的なので試してみるといいだろう。

3. お金をかけないで電気代を節約する方法 | 生活編

図書館
ちょっとした工夫を生活に取り入れれば、手軽に電気代の節約ができる。2つの簡単な方法を紹介するので、ぜひ試してみてほしい。

家にいないで外出する

家にいる時間が長いと、エアコンやテレビ、照明を使ってしまう。家にいる時間を短くすれば、お金をかけないで電気代節約ができる。夏は涼しい場所に、冬は暖かい場所に出かけると快適にすごせるだろう。図書館で過ごしたり、ウィンドウショッピングを楽しんだりするとよい。

夏は涼しくなるように工夫する

夏は涼しく過ごせるように工夫をすることが大事だ。濡らしたタオルを首に巻くと、太い血管を冷やせるので涼しく感じる。打ち水をしたり風鈴の音を聞いたりと、昔ながらの知恵を試してみてもよいだろう。ただし、熱中症のリスクがあるので暑いときは無理をせずエアコンを使用しよう。

結論

お金をかけないでも電気代節約は可能だ。まずは電力会社や契約プラン、アンペア数を見直してみよう。また、家電の使い方を変える・待機電力を減らす・家電別の節電方法を実践してみるなど、紹介した方法を試してほしい。外出をする、夏は涼しくなる方法を試すなど、電気代節約のコツを生活に取り入れるのもおすすめだ。
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  • 更新日:

    2023年2月19日

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