目次
- 食器用中性洗剤とスポンジで優しく洗う
- 軽く水気をきる
- キッチン用のアルコールスプレーを吹きかける
1. ジップロックは再利用できる?

ジップロックとは、主に食料保存の目的で使用されているジッパー付きプラスチックバッグのことだ。再利用が可能なのか、基本的な知識として確認しておこう。
食品が直接触れていない場合は再利用可能
肉の味付けをしたり料理を入れたりして、食品が直接触れたジップロックは再利用ができない。雑菌やにおいが付着するため、繰り返し使用するのは不衛生だ。洗っても菌が残ってしまう恐れがあり、食中毒などのリスクがある。
食品をラップやビニール袋に包み、ジップロックに触れないようにすれば再利用が可能だ。ただし、触れないように包んでも何度も使い回すのは危険なので、再利用できる回数をチェックしておこう。
メーカーは再利用を推奨していない
メーカーでは、ジップロックの使い捨てを推奨している。衛生上は食品を入れた場合の再利用は好ましくないため、再利用をするときは、安全に使用できるようにしっかりと対策をしよう。なお、小物の収納など食品以外に使用するなら、繰り返し再利用しても問題ない。
2. ジップロックが再利用できる回数は?

ジップロックを衛生的に使用するために、再利用できる回数を確認しておこう。具体的な回数を確認して、正しく再利用してほしい。
再利用は数回程度までにする
食品が直接触れていない場合でも、再利用できる回数は2~3回くらいだ。使い捨てが前提の商品なので、繰り返し使用するのは避けたほうがよい。
数回ほど使ったら忘れずに処分するのが、ジップロックを衛生的に使用するポイントだ。ただし、もし1回しか使っていなくても、食品で汚れたり破損したりしたら処分しよう。
3. ジップロックを安全に再利用する方法

ジップロックを安全に再利用するには、清潔に保つことが重要だ。再利用できる回数とあわせて、洗い方を確認しておこう。
再利用する際の洗い方
汚れは角にたまりやすいので、洗い残しがないように注意してほしい。セスキ炭酸ソーダ(大さじ1/2~1)とぬるま湯を中に入れて、1時間ほどつけ置きしてから洗い流すのもおすすめだ。
洗った後の乾かし方
中に水がたまらないよう、逆さまにして干すと乾きやすい。ジップロック同士が密着しないように隙間をあけて、ピンチハンガーに挟んで干すとよいだろう。
ペットボトルやコップにかぶせて、中に空気が通るように干すのもおすすめだ。途中で表と裏をひっくり返せばしっかりと乾かせる。水気が残らないように念入りに乾燥させてほしい。
4. ジップロックの意外な再利用方法

食品に使用できなくなったシップロックでも、その他の使い方なら再利用できる。繰り返し使える回数とあわせて、便利な再利用方法を覚えておいてほしい。
ゴミ袋や収納ケースとして再利用できる
汚れたジップロックはゴミ袋として再利用しよう。丈夫なので破れる心配が少なく、中のものをしっかりと密封できる。生ゴミやおむつ用のゴミ袋として使用すれば、ニオイ対策にもなるだろう。
キレイに洗って干したジップロックは、収納や持ち物の整理に便利だ。文房具や小物を分類したり、旅行用の洋服を入れたりと、さまざまな用途で活躍するだろう。
結論
食品が直接触れていない場合に限り、ジップロックの再利用は可能だ。ただし、メーカーは使い捨てを推奨しているため、再利用する方法や回数には十分に注意してほしい。再利用する前は中性洗剤でキレイに洗ってから乾かし、食品が直接触れていなくても、2~3回ほど使ったら処分しよう。食品に使えなくなった場合は、ゴミ袋や収納ケースとして再利用するのがおすすめだ。