目次
1. 使用済みコーヒーフィルターのコーヒーかすの使い道 | 準備編
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使用済みコーヒーフィルターのコーヒーかすを再利用する前に、やっておくべき準備がある。それは乾燥させることだ。
天日干しする
使用済みコーヒーフィルターのコーヒーかすは、水分を多く含んでいるので、そのままにしておくとカビなどが発生しやすくなる。バットや新聞紙に薄く広げて、天日干しをしよう。風で飛ばされないように、できるだけ穏やかな晴天を選んで天日干しをする。
電子レンジでチンする
使用済みコーヒーフィルターのコーヒーかすを乾かすため、電子レンジでチンするのもおすすめだ。耐熱皿などに薄く広げ、ラップをかけずに600Wで1~2分加熱する。加熱ムラができないように、途中でかき混ぜながら加熱しよう。
2. 使用済みコーヒーフィルターのコーヒーかすの使い道 | 活用編

使用済みコーヒーフィルターのコーヒーかすを乾燥させると、いろいろな使い道がある。以下のような再利用方法にチャレンジしてみよう。
コーヒーかすの再利用方法
【消臭剤にする】
使用済みコーヒーフィルターのコーヒーかすの使い道としておすすめなのは、消臭・脱臭剤にすることにすることだ。コーヒーかすには、臭いを吸収する働きがある。布袋やフタの開いた容器に入れ、靴箱やトイレ、冷蔵庫など臭いが気になるところに置くだけだ。
【肥料にする】
使用済みコーヒーフィルターのコーヒーかすの使い道として、土壌改良剤や肥料という再利用方法がある。ただし、腐葉土に乾燥させたコーヒーかすを混ぜ、発酵させる必要がある。発酵の手間をかけることによって肥料として使うことができる。
【除草剤にする】
使用済みコーヒーフィルターのコーヒーかすを除草剤としてまくのも使い道の1つだ。コーヒーのかすには、植物の育成を阻害する物質が含まれている。肥料にする場合には、発酵させる必要があるが、除草の目的では乾燥させたコーヒーかすをまくだけでOKだ。
【虫除けにする】
使用済みコーヒーフィルターのコーヒーかすには、虫除けにするという使い道もある。虫の中にはコーヒーの香りが嫌いなものも多い。たとえば、アリ、蚊、ナメクジ、カタツムリなどだ。家のまわりや外壁など気になる場所に使用済みコーヒーフィルターのコーヒーかすをまいておくと虫が近寄らなくなる。
【洗剤の代わりにする】
使用済みコーヒーフィルターのコーヒーかすの使い道として、洗剤代わりに利用する方法がある。油で汚れた食器にコーヒーかすの粉を付けてこすると、油汚れを落とすことができる。
【入浴剤にする 】
使用済みコーヒーフィルターのコーヒーかすの使い道として、入浴剤にする方法がある。コーヒーの香りが好きな方は、リラックスできるのではないだろうか。コーヒーかすを不織布のティーバッグなどに入れ、お風呂に入れるだけだ。
【靴や金属用のワックスにする】
使用済みコーヒーフィルターのコーヒーかすの使い道として、靴磨き・金属磨きに用いる方法がある。コーヒー豆に含まれる油分には、ツヤを出す働きがある。コーヒーかすを布にくるんでやさしく磨くようにしよう。
3. 不要になったコーヒーフィルターの使い道

棚の中に使い残したコーヒーフィルターもあるのではないだろうか。コーヒーフィルターは、コーヒーを淹れるだけでなく、さまざまな使い道がある。
拭き掃除に使う
コーヒーフィルターは、木材を加工した紙でできている。ティッシュと同じ材料であり、拭き掃除をすることもできる。ただし、コーヒーフィルターには粗い素材のものもあるため、よく確認したうえで活用しよう。
だしパックとして使う
コーヒーフィルターをだしパックとして使う方法もある。コーヒーフィルターにカツオ節や昆布などを入れる。中に入れたカツオ節などが外に出ないように、しっかりと口の部分を折り込んで閉じる。お湯の中に入れれば簡単にだしが取れて、そのまま捨てることができる。
結論
使用済みコーヒーフィルターのコーヒーかすには、さまざまな使い道がある。再利用するには、まずコーヒーかすを乾燥させることから始めよう。消臭剤、肥料、除草剤、虫除け、入浴剤などの使い道を試してみよう。使うことがなくなったコーヒーフィルターは、拭き掃除やだしパックにも使える。捨ててしまうはずのコーヒーかすの再利用を知っておけば、エコにもつながるのではないだろうか。