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マスク

マスクをして寝るリスクとは?睡眠中に着用するマスクの選び方を解説

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2023年2月 7日

新型コロナの影響ですっかり日常生活に定着しているマスク。外出時だけでなく、マスクをして寝るという方も多いようだ。マスクをして寝ると喉が潤って風邪をひきにくいらしいが、本当に効果はあるのだろうか。マスクをして寝る効果とリスクを紹介しよう。

  

1. マスクをして寝るリスクとは?

男性
マスクをして寝ると、リスクを伴うこともある。マスクをして寝るときに体調の変化などを感じたら中止しよう。

睡眠の質が低下する

マスクをして寝ると睡眠の質が低下するリスクがある。就寝中に息苦しさを感じて目が覚める、マスクのゴムが耳に食い込んで痛みを感じて目が覚めるなど、眠りが浅くなって睡眠の質が低下することもある。無理をして続けていると、寝不足や免疫の低下などの原因となる可能性がある。

口呼吸になりやすい

マスクをして寝ると鼻だけで呼吸することが辛くなり、知らない間に口呼吸になってしまうことがある。口呼吸にはさまざまなリスクがあることをご存知だろうか。もともと眠っている間は唾液の分泌量が少なくなる。唾液には口の中の雑菌を抑える働きがあり、口呼吸によって口の中が乾燥すると虫歯菌が増える危険性があるのだ。

ニキビや肌荒れの原因になる

顔をはじめ、皮膚には常在菌が共存している。常在菌には、ニキビの原因となるアクネ菌も含まれるが、アクネ菌は高温多湿を好む。マスクをして寝ると喉は潤うが、同時に口のまわりが高温多湿になって、アクネ菌の増殖を助けることになる。また、マスクと皮膚が擦れて肌荒れの原因にもなる。皮膚の弱い方などはニキビや肌荒れのリスクが高くなるので、とくに注意してほしい。

2. マスクをして寝る効果とは?

はちみつ
マスクをして寝るのは、リスクばかりではない。効果もあるので紹介しよう。

マスクをして寝るメリット

【乾燥を予防できる】
空気が乾燥していると、寝てる間に喉も乾燥しやすい。また、鼻づまりがあるという方は、寝ているときに口呼吸をしやすくなる。口呼吸になるとウイルスが直接喉の粘膜に付着することになり、のどの痛みや風邪の原因となる。マスクをして寝れば口や喉の乾燥を抑えられるため、風邪の予防にも効果が期待できるだろう。
【冷えを防止できる】
寝ているときに直接冷たい空気を吸うと、体が冷えて寝つきが悪くなるリスクがあるようだ。マスクをして寝ればマスク内で温まった空気を吸うので、冷えを防止する効果が期待できる。とくに寒いと感じた夜には、マスクをして寝ると睡眠の質を向上する効果が期待できるだろう。

3. 睡眠中に着用するマスクの選び方

マスク
マスクをして寝ることには、メリットとデメリットがある。できるだけデメリットを回避するためには、マスク選びが大切だ。

通気性や肌触りのよい素材を選ぶ

外出時などに使うマスクは、飛沫を防ぐ、外部からのウイルスや花粉を防ぐなどの目的があるため、目の細かい不織布マスクが必要だ。しかし、マスクをして寝る目的は乾燥を防ぐためのものなので、目が細かいマスクでは、息苦しくなって睡眠の邪魔になってしまう。寝るときのマスクには、コットンガーゼやシルクといった、通気性がよく肌触りのよいものを選ぶようにしよう。

機能性が高いものを選ぶ

マスクをして寝るときには、機能性の高いものを選んでほしい。たとえば、保湿を重視するなら、水分を含んだフィルター付きのマスクの方が乾燥対策に効果がある。耳の負担を考えるなら、ゴムの長さを調節できるマスクを選ぼう。

結論

マスクをして寝るリスクには、睡眠の質の低下、口呼吸になりやすい、肌荒れの原因になるなどがある。一方、マスクをして寝る効果には、乾燥を予防できる、冷えを防止できるなどがある。睡眠中にマスクを着用するなら、通気性や肌触りのよい素材、機能性の高いマスクを選ぶようにしよう。
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  • 更新日:

    2023年2月 7日

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