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カイロ

使用済みカイロを捨てずに活用する方法!処分前の再利用法を解説

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2023年2月19日

使用済みカイロは捨てずに活用するのがおすすめだ。ストックしておけば便利なので、ぜひ試してみてほしい。この記事では、使用済みカイロを捨てずに活用するアイデアをまとめた。使い捨てカイロの仕組みや、再利用する際の注意点とあわせて紹介しよう。

  

1. 使い捨てカイロの原理とは?

カイロ
まずは、使い捨てカイロが温かくなる仕組みを紹介する。捨てずに活用するための基礎知識として、チェックしておこう。

カイロが発熱する仕組み

使い捨てカイロの原材料は主に「活性炭」「鉄粉」「塩類」「水」「保水剤」だ。カイロを袋から取り出すとき、鉄粉が酸素に触れて酸化し、その鉄の酸化反応によって熱が発生するため温かくなる。
また、鉄粉と一緒に酸化反応を早める材料を入れることで、素早く発熱する仕組みになっている。水や塩類は錆びるのを早め、活性炭は酸素を取り込んで酸素濃度を高めることが可能だ。保水剤には、水をためて酸化のときに放出する役割がある。
使い捨てカイロの原材料にはいろいろな効果がある。発熱しなくなっても再利用ができるので、捨てずに活用するのがおすすめだ。ストックしておけばさまざまな用途で活躍するだろう。

2. 使用済みカイロを捨てずに活用する方法

レタス
使用済みカイロをそのまま処分するのはもったいない。捨てずに活用する3つの方法を紹介する。

靴の消臭剤にする

使用済みカイロを靴に入れて、消臭剤として捨てずに活用しよう。活性炭には消臭効果があり、におい成分を吸着してくれる。
下駄箱やクローゼットを消臭したいときは、袋をあけて中身を小皿にうつしてから置いておこう。消臭効果がなくなってきたと感じたら、ほかの使用済みカイロと交換してほしい。

除湿剤として使う

鉄粉や活性炭、保水剤(バーミキュライト)には、湿気を吸い取る効果がある。靴箱やクローゼットなど湿気が気になる場所に置き、除湿剤として捨てずに活用するのがおすすめだ。ただし、一般的な除湿剤より効果は弱く持続時間も短い。除湿効果が実感できなくなったら交換しよう。

ガーデニングの肥料にする

カイロの中身を土にまいて、ガーデニングの肥料として活用しよう。保水剤(バーミキュライト)は保水性や通気性に優れているため、土に混ぜれば植物が育ちやすくなる。鉄粉は土の鉄分補給におすすめだ。
使用済みカイロには塩分が含まれているので、ろ過してから使用してほしい。コーヒーフィルターを2枚かさねて中身を入れたら、1袋につき200mlの水をゆっくりと注ごう。あとは鉢植えや庭にまけばOKだ。

3. 使用済みカイロを捨てずに活用する際の注意点

回路
使用済みカイロを捨てずに活用する際の、注意点をまとめた。トラブルを防ぐため、事前に確認しておくと安心だ。

肥料として活用できるか確認する

肥料として捨てずに活用する場合、「中身は土壌改良材として使用できる」といった表示があるか確認しよう。記載がない場合は、植物によくない成分が含まれている可能性があるので肥料にするのはNGだ。

活用後は分別ルールに従って処分する

使用済みカイロは、燃えるゴミもしくは燃えないごみとして分別するのが一般的だ。ただし、詳しい分別は自治体によって異なる。自治体の公式サイトや問い合わせで、あらかじめチェックしておこう。

結論

使用済みカイロはさまざまな用途で活躍する。消臭剤や除湿剤、ガーデニングの肥料になるので、捨てずに活用してほしい。また、使用済みカイロを再利用する際は、注意点を確認しておくことが大事だ。肥料として使用するときは表示を確認しよう。活用後は自治体のルールを確認したうえで、正しく処分してほしい。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2023年2月19日

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