目次
1. 柔軟剤の匂いが残らない原因とは?

柔軟剤を使用しても匂いが残らない場合、原因を取り除くことが重要だ。柔軟剤の匂いを長持ちさせる方法の基礎知識として、理由をチェックしておこう。
柔軟剤の使い方や洗濯方法が間違っている
柔軟剤の匂いが残らないときは、使い方や洗濯方法を間違っている可能性が高い。入れるタイミングや分量、干し方によって匂いが薄くなるので注意しよう。柔軟剤の使い方や洗濯方法を見直すことが、匂いを長持ちさせることにつながる。
2. 柔軟剤の匂いを長持ちさせる方法

使い方と洗濯方法、干し方に分けて、柔軟剤の匂いを長持ちさせる方法を解説しよう。香りを長く楽しむためのポイントをまとめたので参考にしてほしい。
柔軟剤の正しい使い方
【使用量を守る】
柔軟剤を使用するときは、パッケージに記載されている表示を守ってほしい。使用量が少なすぎると香りが薄くなるのはもちろん、多すぎるのもNGだ。香りが強くなりすぎたり、吸水性が悪くなったりするので注意しよう。
一方で香りが引き立つということで、適量に少し足すことを推奨している柔軟剤もある。パッケージやメーカーの公式サイトで確認したうえで、長持ちさせる方法として試してみてほしい。
【入れるタイミングに注意する】
柔軟剤を入れるタイミングは最後のすすぎのときだ。全自動洗濯機の場合、柔軟剤投入口に入れておけば自動で投入される。二槽式洗濯機は2回目のすすぎのときに、手洗いなら最後のすすぎのときに投入しよう。
正しい洗濯方法
【すすぎと脱水は通常通りおこなう】
すすぎが不十分だと洗剤が残るため、柔軟剤の効果が薄くなる可能性がある。すすぎの回数は2回以上に設定して、洗剤を洗い流しておくことが重要だ。ただし、すすぎが1回でよい洗剤は成分が残りにくいので、1回に設定してもよい。
脱水が不足すると、ごわつきや嫌な臭いの原因になるので注意しよう。時間や回数は変えず、いつもと同じように脱水すればOKだ。
【洗濯物を入れすぎない】
洗濯物を洗濯槽に詰め込みすぎると、洗剤や柔軟剤の成分が洗濯物にいきわたりにくい。洗濯槽の7~8割くらいまでを目安にしよう。
【無香料の洗剤を使う】
香りが強い洗剤を使用すると、柔軟剤の匂いと相殺されることがある。匂いが薄いと感じるときは、無香料の洗剤に変えてみるとよい。
正しい干し方
【洗濯後はすぐに干す】
洗濯後の洗濯物を放置すると、雑菌が繁殖しやすい。嫌な臭いが発生して柔軟剤の匂いが台無しになるだろう。洗濯後はすぐに干すのが、匂いを長持ちさせる方法だ。
【部屋干しする】
洗濯物を天日干しすると、紫外線や熱で柔軟剤の匂いが飛ぶことがある。匂いを長持ちさせたいなら、部屋干しで乾かすのがおすすめだ。ただし、乾燥に時間がかかると嫌な臭いが発生するので、エアコンのドライ機能や扇風機、サーキュレーターを使って素早く乾かそう。
【乾燥機を使用しない】
柔軟剤の香り成分は熱に弱いため、乾燥機を使用すると匂いが消えやすい。乾燥機を使わず、部屋干しで乾かすのがおすすめだ。どうしても使用したい場合は、乾燥機で使用できる柔軟剤シートの活用を検討してほしい。
3. 柔軟剤の匂いを長持ちさせる裏ワザ

最後に、柔軟剤の匂いを長持ちさせるためのコツを紹介する。長持ちさせる方法とあわせてチェックしておこう。
浸け置きする
正しい方法で洗濯しても匂いが残らない場合、洗濯物に嫌な臭いが残っている可能性が高い。ぬるま湯に洗剤を混ぜて、20~30分ほど浸け置きしてから洗濯機で回そう。酸素系漂白剤をあわせて使うとより効果的だ。ただし、酸素系漂白剤が使えない衣服もあるので、事前に洗濯表示を確認してほしい。
結論
使い方や洗濯方法を間違えると、柔軟剤の匂いが残らないことがある。香りを楽しむために、長持ちさせる方法を確認しておこう。匂いを長持ちさせる使い方と洗濯方法、干し方を実践することが重要だ。ほかにも柔軟剤の匂いを長持ちさせる裏技を紹介したので、あわせて試してみてほしい。