目次
1. ランドセルの正しい捨て方

ごみとしてランドセルを処分する場合は、ランドセルの特性や自治体によって捨て方が違うため、注意が必要だ。ここでは、ランドセルの正しい捨て方について紹介しよう。
サイズ・素材・金具の有無に注意
ランドセルを処分するときにまず確認したいのが、何ごみに該当するのかという点である。一般的なランドセルには150~200個ほどのパーツがあり、人工皮革や本革、金属など使われている素材もさまざまだ。また、サイズによっては、可燃ごみに該当するか、粗大ごみとして扱われるかという問題もある。
何ごみに該当するかは自治体に確認する
ランドセルの捨て方の決まりは、各自治体の分別方法を確認するとよいだろう。1辺が30cm以上のごみは粗大ごみと定めている地域や、ランドセルを金属がついたまま燃えるごみに出していい地域など、自治体によって取り決めはさまざまだ。自治体のホームページではごみの分別方法を50音順で検索できるシステムが利用可能なこともあるため、ランドセルの項目を探して簡単に正しい捨て方を調べることができる。
2. ランドセルのごみ以外の捨て方

ランドセルを手放す方法として、ごみ以外の捨て方も考えてみてはいかがだろうか。ここでは、さまざまなランドセルの捨て方を紹介していく。
寄付する
使わなくなったランドセルは、支援団体に寄付することも可能だ。全国から集まったランドセルは、児童養護施設や被災地の子どもたち、資源に恵まれない世界中の子どもたちに届けられる。寄付には1000~3000円程度の送料や梱包の手間が必要になるが、大切に使い続けたランドセルを、またほかの誰かに愛用してもらえるといったメリットがある点が特徴だ。
リメイクして思い出として残す
小学生時代の思い出が詰まったランドセルを手放しがたいという人は、専門業者に依頼してリメイクを施すのもおすすめだ。財布やペンケース、定期入れなど実用的なアイテムにリメイクすれば、子ども自身が中学や高校でも愛用できるだろう。一般的に、ランドセルのリメイクに使われるのはふたの部分や名前を入れる部分であり、その部分に激しい劣化や傷があるとリメイクできない可能性があるため注意が必要だ。
ほしい人に譲る
ランドセルの捨て方に迷った場合は、ほしい人に譲るというのも一つの手である。知人や友人に声をかけるのはもちろん、地域のリサイクルに出すのもよいだろう。自治体の広報誌やフリーペーパーなどの不用品譲渡のコーナーをチェックしたり、掲載したりして譲り先を探すのもおすすめである。
状態がよければ売る
ランドセルの状態によっては、フリーマーケットやオークション、リサイクルショップなどで売ることも可能だ。とくに、高級な革を使用したランドセルは中古品としてもニーズが高い。ごみとして処分する前に一度査定をしてもらい、中古販売を検討するのもよいだろう。
3. ランドセルを高く売るコツ

ランドセルの捨て方の一つとして考えられるのが、中古品として売るという方法だ。ここでは、使い終えたランドセルをできるだけ高く売るコツを紹介しよう。
キレイな状態にしておく
使用しているうちからランドセルの捨て方を考える人はそう多くはないだろう。しかし、いつかは買い取りに出すという選択肢を視野に入れ、日々の手入れを行いながら丁寧に扱うのがおすすめだ。レインカバーなどを使用して、雨汚れを防ぐのもよいだろう。できるだけキレイな状態を保つことが、ランドセルを高く売るコツである。
付属品を揃える
ランドセルを販売する際には、できるだけ購入したときと同じ条件を揃えるのが好ましい。保証書やランドセルが入っていた箱、ランドセルカバーなどの付属品を不足なく用意することで、買い取り額がアップする可能性があるからだ。将来ランドセルの買い取りを検討している場合や、まだはっきりと捨て方を決めていない場合は、購入時のセットを保管しておくとよいだろう。
不要になったらすぐ売る
ランドセルの買い取り価格には、そのときのトレンドや需要の高まる期間などが影響する。捨て方を悩んでいるうちに持っているランドセル自体の価値が下がってしまうことも考えられるだろう。また、手元に保管しているだけでもランドセルの劣化は進んでいくため、使い終えたランドセルを売ろうと考えたときには、できるだけ早く売ることをおすすめする。
結論
使用済みのランドセルの捨て方は、ランドセルの素材や作り、住んでいる自治体によってさまざまだ。また、不要となったランドセルは、ごみとして処分するだけでなく、寄付や中古買い取りなど幅広い方法で手放すことができる。自分のニーズに合った方法を見つけ、正しく処分することが大切だ。