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一人暮らし

一人暮らしの初期費用の平均は?家賃や家具家電にかかる料金を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年3月 6日

一人暮らしを始める場合に必要となる初期費用。敷金礼金以外にも必要な費用が多くあるので、きちんと把握していないとスムーズに準備が進まない可能性もある。安心して新生活を迎えられるように、一人暮らしにかかる初期費用をしっかりと把握しておくことが重要だ。ここでは、一人暮らしに必要な初期費用と初期費用節約術をお伝えしよう。

  

1. 一人暮らしの初期費用の平均は?

電卓
一人暮らしをする場合、初期費用に「家賃5か月分」程度かかるといわれている。そのため引っ越し費用や家具家電にかかる費用を含めると、一人暮らしの初期費用には平均30~50万円程度必要というわけだ。一人暮らしの初期費用が想像以上にかかると思われた方も多いだろう。きちんと内訳を知っておけば、一人暮らしを始める前の初期費用のシミュレーションができるので、把握しておくのがおすすめだ。

2. 一人暮らしの初期費用の内訳 | 物件

洋室
一人暮らしを始める際にかかる初期費用の内訳は、「物件にかかる費用」「家具家電にかかる費用」「引っ越しにかかる費用」の3点だ。まず、一人暮らしにかかる物件の初期費用の内訳を見ていこう。物件の初期費用とは、敷金礼金や仲介手数料など賃貸物件を借りるのにかかる諸費用のことである。一人暮らしに必要な初期費用の大きな割合を占める部分なので、しっかり確認しておこう。

敷金

借主が家賃を払わなかったときの補填や、借主が部屋を破損させたときの修繕費用に充てられる費用が敷金だ。そのため、家賃の滞納や部屋の修繕が不要だった場合は、全額返金されることになっている。目安の費用は、「家賃1~2か月分」が相場だ。

礼金

礼金とは、物件を貸してくれた大家に御礼として支払うお金であるため、返金されることがない費用だ。目安の費用は、「家賃1~2か月分」が相場である。

仲介手数料

物件を紹介した不動産屋に支払う手数料が仲介手数料。仲介手数料は、宅建業法により「家賃1か月分+消費税」が上限と定められているので、これ以上必要になることはない。

前家賃

前家賃とは、契約時に併せて支払う翌月分の家賃のこと。家賃の発生が、契約日なのか入居日なのかは物件ごとに決められているが、「契約月の日割り家賃+翌月分の家賃」が相場である。

保証料

連帯保証人を設けていない物件や、事情により連帯保証人を立てられない場合に保証会社に支払うのが保証料。保証会社により費用は異なるが、「家賃の0.5~1か月分」が目安となっている。

火災保険料

火災保険料とは、入居後に火災や家事などが起こって、部屋が被害を受けた場合に備えて入っておく保険にかかる費用。物件構造や立地によっても異なるが、1年ごとに4,000~9,000円程度が目安の費用となる。

鍵の交換費用

新しい貸主が入居するときに、鍵を新しいものにする場合にかかるのが鍵の交換費用だ。貸主が負担する場合もあるが、借主が支払うこともある。一般的には1万円程度だが、防犯性の高いディンプルキーになると2万円近くかかる場合もあるので注意しよう。

3. 一人暮らしの初期費用の内訳 | 家具家電

白物家電
初めて一人暮らしをする場合には、初期費用として家具家電も必要になってくる。学生でお金がなく、実家にあるものから調達する場合もあるだろう。しかし、一から揃える場合には必要となる費用なので、目安を把握しておこう。

家具

ここでは、最低限必要と思われる家具の費用をお伝えする。布団・ベッド1万円~、テーブル5,000~1万円、収納家具5,000~1万円、テレビ台5,000~1万円、カーテン3,000円~が目安となる費用だ。見落としがちだが、カーテンは入居当日から必要になる。プライバシーを守るためにも必ず準備しておこう。

家電

家電は、一人暮らしの初期費用で出費のかさむ部分でもある。洗濯機2~4万円、冷蔵庫2~3万円、テレビ2~3万円、電子レンジ1万円~、掃除機1~2万円、炊飯器1~1.5万円、照明器具5,000~1万円が目安としてかかる費用だ。サイズにより金額も大きく異なってくるが、間取りに合うサイズを選ぶことが大切だ。冷蔵庫と洗濯機は必要になるので、優先的に買うようにしよう。

日用品

包丁やフライパンなどのキッチン用品1万円~、ティッシュやトイレットペーパーなどの消耗品600円~、食器2,000円~、洗濯用品1,500円~、入浴用品1,500円~が目安の内訳だ。一人暮らしの場合は、最初にすべて買い揃えても使用しないこともあるため、初期費用を抑えるためにも、まずは必要最低限のものにしておくのがおすすめだ。

4. 一人暮らしの初期費用の内訳 | 引っ越し

引っ越し
一人暮らしに必要な初期費用として引っ越し費用がある。距離や場所によって料金が大きく変動するので、しっかり押さえておこう。

一人暮らしの引っ越し費用の目安

一人暮らしの引っ越しには、3~10万円程度かかってくる。見落としがちだが、一人暮らしの引っ越し費用を初期費用に入れておくのを忘れないようにしよう。

長距離移動や繁忙期は料金が高くなる

引っ越し費用は、引っ越しにかかる時間によって料金が決まる。そのため、引っ越しにかかる時間が短いほど料金は安くなり、長くなるほど料金は高くなるのだ。一般的には、引っ越し距離が200kmを超えると高額になるケースが多い。また、繁忙期を呼ばれる3~4月に引っ越しをしようとすると、通常期よりも数万単位で高くなることを覚えておこう。このポイントを押さえておけば、一人暮らしの初期費用を抑えられる。

5. 一人暮らしの初期費用がない場合の節約術

費用
一人暮らしには、意外にも多くの初期費用がかかることが分かった。しかし、なるべくなら初期費用を抑えておきたいところだ。ここでは、初期費用を抑える節約術をご紹介する。

少しでも家賃を抑える

一人暮らしの初期費用を節約するのに手っ取り早いのが、家賃を抑えることだ。築年数や間取り、駅徒歩距離などの対策をすれば、より安い物件を見つけることもできるため、許容範囲内で現実的な条件に変えてみるのもいいだろう。

敷金や礼金が不要の物件にする

物件によっては、敷金礼金が必要ない場合もあるのだ。一人暮らしの敷金礼金をゼロにできれば、初期費用の大幅な削減になる。

家具家電付きの物件にする

一人暮らしの初期費用の内訳で、まとまったお金がかかりやすいのが家具家電。そのため、家具家電が一通り付いている物件にすれば、一人暮らしの初期費用を大幅に削減できるのだ。

フリーレント物件にする

一定期間家賃が無料になるフリーレント物件。無料期間は決まっておらず、入居までの日割り分が無料となる場合や、1か月分の家賃が無料になるケースもある。近年フリーレント物件は増えているので、一人暮らしの初期費用を抑えたい方はチェックするといいだろう。

複数の引っ越し業者で見積もりする

引っ越し業者によって、引っ越し費用は大きく異なる。そのため、複数の引っ越し業者から見積もりをとって安い業者を選ぶようにしよう。見積もりを依頼する際は、一括して複数社の見積もりが依頼できる相見積もりサイトもあるので、利用してみるのもおすすめだ。

結論

今回は、一人暮らしに必要な初期費用についてご紹介した。一人暮らしを始めるには想像よりも多くの費用がかかると感じた方も多いだろう。これらは、入居前にかかる費用であり、入居後は食費や光熱費なども継続してかかってくる。そのため、一人暮らしに必要な初期費用以外に、一人暮らしを継続するために必要な費用もシミュレーションしながら準備を進めていくといいだろう。
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  • 更新日:

    2023年3月 6日

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