目次
1. 自動運転と追い焚きの違いとは?

自動運転と追い焚きの違いについて解説する。どっちがお得なのか確認するために、基本的な知識をチェックしておこう。
自動運転の特徴
自動運転とは、お湯を設定した温度に保つために自動で追い焚きする機能だ。お湯が冷えると自動で温め直すため、一定の温度に保つことができる。
また、自動運転はオートとフルオートに分かれる。オートの場合はお湯はりや追い焚きを自動で行う。フルオートはお湯はりや追い焚き、自動たし湯などを自動で行うのが特徴だ。
追い焚きの特徴
追い焚きをすれば、差し湯をせずにお湯を温め直すことができる。仕組みは自動運転と同じだが、こちらは手動だ。お湯が冷えたときスイッチを押せば、設定した温度まで温め直せる。
自動運転は自動での保温、追い焚きは手動での温め直しと考えればわかりやすい。自動運転と追い焚きのどっちがお得なのかチェックして、ガス代の節約につなげよう。
2. 自動運転と追い焚きはどっちがお得?

ガス代を節約するためには、自動運転と追い焚きを使い分けたい。自動運転と追い焚きのどっちがお得なのか、詳しく解説する。
短時間の保温なら自動運転がお得
1人で入ったり家族が連続で入ったりする場合、自動運転のほうがお得だ。お湯が設定温度より下がっても、少量のガスで温められる。一方で入浴しないときに自動運転を使用すると、その間に何度も追い焚きしてしまう。
自動運転のまま長時間放置すれば、1回の追い焚きよりガス代が高くなる。次の人が使うまで1時間以上空くときは自動運転を切ろう。次の人が入浴するときに、追い焚きで温め直すのがおすすめだ。
3. お風呂のガス代を節約する方法

自動運転と追い焚きのどっちがお得か確認したあとは、ガス代の節約方法をチェックしておこう。3つの効果的な方法を紹介する。
温度や量の設定を下げる
ガス代を節約するためには、温度やお湯の量を低めに設定するのがおすすめだ。水位を少なくすれば、沸かすお湯の量が少なくなるので節約になる。無理のない範囲で設定を少しだけ下げてみよう。ただし、体が十分に温まらなくなるので下げすぎはNGだ。
お風呂に蓋をする
お風呂に蓋をすると、お湯の温度が下がりにくくなる。湯船につからないときに蓋をしておけば、追い焚きの頻度を減らせるだろう。お風呂用の保温シート(内蓋)とあわせて使用すると、より高い保温効果が期待できる。
シャワーはなるべく使わない
お湯の無駄遣いになるので、シャワーを長時間使用するのは避けたい。体や髪を必要以上に流したり、シャワーを長時間あびて体を温めたりするのはNGだ。浴槽で体を温め、体や髪はサッと洗い流す。節水タイプのシャワーヘッドは出るお湯の量を少なくできるので、ぜひチェックしてほしい。
結論
自動運転と追い焚きのどっちがお得かは、保温する時間によって異なる。次の人が入るまで1時間以上空く場合は自動運転を切り、入るときに追い焚きをするのがおすすめだ。また、ちょっとした工夫でお風呂のガス代は節約できる。温度や量の設定を下げる、お風呂に蓋をするなどの節約方法を実践してみよう。