目次
- 中性洗剤、アルカリ性洗剤
- マスク
- ゴム手袋
- 雑巾
- スポンジ
- ゴミ袋
- 新聞紙
- 換気扇を分解する
- パーツの全体にスプレーを吹きかけ、10分ほど置く
- スポンジでこすりながら水ですすぐ
- 洗い終わったパーツは広げた新聞紙の上に置き、しっかり乾燥させる
- 換気扇を分解し、ゴミ袋など分解したパーツが入る大きさの容器を用意
- ゴミ袋の中にパーツを入れ、40℃から50℃のお湯をパーツが浸かるくらいまで入れる
- 洗剤を適量回し入れ、よくかき混ぜてそのまま1時間ほど放置
- 汚れが浮き上がってきたら、スポンジを使って細かい部分の汚れをこすり、水ですすぐ
- 水気をふき取り、新聞紙の上でしっかり乾燥させる
1. 換気扇のうるさい音は放置してもいい?

一般的に換気扇は高い場所に設置されている場合が多く、日ごろから状態や調子を確認する習慣はないかもしれない。しかし、仮に自宅の換気扇から異音が聞こえてきたとしたら、そのまま放置してもいいのだろうか?
放置すると故障につながる可能性がある
もし自宅の換気扇が異常な音を出すようになったら、そのまま放置せずにすぐ対処してほしい。換気扇のうるさい音の原因は、何らかの不具合による可能性が高いからだ。原因を突き止めず、換気扇のうるさい音を無視して使い続けるのは、実はとても危険な行為なのである。内部のパーツが壊れていたり劣化していたりすれば、換気扇本体の故障につながるだろう。さらに、破損したパーツの落下や、発火の可能性もあるので注意が必要だ。
2. 換気扇のうるさい音の原因と対処法

換気扇のうるさい音は、原因によって種類が異なるのをご存知だろうか。換気扇を外して原因を確かめる前に、まずは音をよく聞いてみることが大切だ。音の種類を判別することで、ある程度原因を絞ることができるからである。
換気扇の音別の原因と対処法
換気扇のうるさい音の原因に正しく対処するためにも、どんな異音がしているのかチェックしてみよう。
【「ブォー」「ゴー」「ブーン」の原因と対処法】
「ブォー」「ゴー」「ブーン」という音は、キッチンの換気扇で起こりやすく、主な原因は、ファンの周りに溜まったホコリや油汚れによるものだ。換気扇を掃除すればおさまることが多い。掃除をするときは、油汚れに効果的な重曹やアルカリ性洗剤を活用してみよう。
【「キュキュ」「チチチ」の原因と対処法】
「キュキュ」「チチチ」という音は、ファンやプロペラの回転軸に塗られたオイルが不足していることが原因だ。ホームセンターなどで売られている換気扇対応のオイルを回転軸部分に塗れば解決する。
【「ジー」の原因と対処法】
「ジー」という音は、キッチンや浴室の換気扇で起こりやすい。湿気により換気扇内部のモーターやパーツがサビてしまったことが原因だ。対処法としては、パーツの交換や換気扇の本体をまるごと交換することも視野に入れよう。
【「カカカ」「カラカラカラ」の原因と対処法】
「カカカ」「カラカラカラ」という音は、換気扇のモーター部分の回転軸がズレているか、破損していると考えられる。専門知識が必要となるので、業者に依頼して修理してもらうのがおすすめだ。
【「キーン」「キィー」の原因と対処法】
「キーン」「キィー」という耳障りな金属音は、耐用年数を過ぎた換気扇の劣化が原因であることが多い。換気扇をまるごと交換する必要も出てくるので、専門業者に判断をあおごう。
【「パタパタ」の原因と対処法】
「パタパタ」という音は、強風で換気扇の奥にあるシャッターがあおられて起こる。消音テープや養生テープをシャッター部分に貼ると、一時的に音を抑えることが可能だ。また、風圧式のシャッターではなく電動式のシャッターに変更するという方法もある。
3. 換気扇の正しい掃除方法

「ブォー」「ゴー」「ブーン」という換気扇のうるさい音は、ホコリや油汚れが原因なので、掃除することで解決できる。ただし、換気扇を掃除するときは、パーツを分解する必要があるので、正しい手順で行うことが大切だ。詳しく見ていこう。
必要な道具や洗剤
換気扇の汚れがそれほどひどくないときは、時短で掃除ができるスプレータイプの洗剤がおすすめだ。頑固な汚れを落とすためには、以下の道具を準備しよう。
掃除の手順
簡単な換気扇の掃除では、スプレー洗剤やセスキ炭酸ソーダスプレーを活用しよう。掃除の手順は以下の通りだ。
頑固な汚れを落とす場合は、浸け置き洗いをすると簡単に汚れを落とすことができる。手順を説明しよう。
4. 換気扇のうるさい音が自分で直せない場合は?

「ジー」「キーン」「カラカラ」という換気扇のうるさい音は、内部パーツの劣化や異常が原因で起こるので、専門知識がないと修理は難しい。自己判断で手を出すとけがをする可能性もあるので注意しよう。
専門業者に修理や交換を依頼する
自分で対処するのが難しいときは、専門業者に依頼すると安心して任せられる。その場合、どのような異常音がするのか、状況を詳しく伝えることが大切だ。そのほか、使用年数や最近掃除をしたかどうかなども一緒に伝えると、業者側が修理をスムーズに進めやすくなるだろう。専門業者に依頼した場合、料金の相場としては、部品代と工賃込みで1~2万円前後かかる。交換部品や故障内容によって大きく変わってくるので、事前に見積もりについて問い合わせておくと安心だ。
結論
もし、換気扇のうるさい音が気になったら、まず原因を探ってみよう。音の種類によって、自分で修理ができる場合があるからだ。自分で修理が難しい場合は専門業者に依頼し、なるべく早めに対処することが大切である。何よりも日ごろから定期的なメンテナンスを行うことが、換気扇をより長く正常な状態で使い続けるための秘訣だろう。