このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
引っ越しで出たゴミ

引っ越しで出たゴミの処分方法 | 捨て方や費用の相場を解説

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2023年4月22日

引っ越しの際にはさまざまなゴミが発生する。適切に処分できるように、基本の捨て方を確認しておこう。この記事では、引っ越しで出たゴミの処分方法を5つ紹介する。引っ越し当日に処分が間に合わないときの対処法や、かかる費用、ゴミを減らすコツとあわせてまとめた。

  

1. 引っ越しで出たゴミの処分方法

引っ越しで出たゴミ
引っ越しで発生したゴミの捨て方をまとめた。それぞれの特徴を紹介するので、捨てたいものにあった方法を選ぼう。

自治体のゴミ収集に出す

まず自治体のルールに従って、可燃ゴミや不燃ゴミ、資源ゴミ、有害ゴミに分類する。可燃ゴミや不燃ゴミは、指定の袋に入れて回収日に収集場所に持っていけばいい。有害ゴミや資源ゴミは捨て方が指定されているケースがあるので、自治体のルールを確認したうえで処分しよう。
自治体のゴミ収集日は決まっているため、引っ越し当日までに処分できるよう事前に確認しておくことが大事だ。なお、ゴミが大量だと収集できないケースがあるので、自治体に問い合わせて指定された方法で処分してほしい。

粗大ゴミとして処分する

家電や家具など大きなものは粗大ゴミとして処分しよう。電話や公式サイトから自治体に申し込みをして、指定された金額のゴミ処理券を購入する。ゴミの種類やサイズによって金額が異なるので、事前に確認しておこう。
コンビニやスーパーで購入したゴミ処理券を粗大ゴミに貼り付けて、回収日に指定された場所に出せばOKだ。回収日はいつになるかわからないため、引っ越し前に処分できるよう早めに申し込んでおく。
なお、テレビやエアコンなど家電リサイクル法の対象品目(※1)は、粗大ゴミとして処分できない。購入した店舗に引き取りを依頼しよう。

リサイクルショップで売る

まだ新しい家電や家具なら、リサイクルショップに売る方法がおすすめだ。買い取りに対応した品目を公式サイトで確認しよう。人気のブランドや最新アイテムなら、高額での買い取りが期待できる。
古かったり状態が悪かったりするものは、買い取りを断られる可能性が高い。一方で値段がつかないものでも無料で引き取ってくれるケースもあるので、見積もりのときに確認しておくといいだろう。

オークションやフリマに出品する

オークションやフリマなら、リサイクルショップで値段がつかなかないものが売れる可能性がある。自分で値段を決められるのが魅力だ。ただし、出品にはやり取りや発送といった手間がかかり、そのうえ買い手がつかない可能性がある。手数料もかかるので、初めての方は利用方法を詳しく調べておくといい。

知り合いに譲る

欲しがっている知人を探して譲る方法だ。ただし、大きな家具や家電の場合は運搬が難しい。大きな荷物の集荷に対応した宅配サービスを活用しよう。費用は必要だが、面倒な梱包や運び出しまでをすべて行ってもらえる。なお、一部のアイテムは寄付を募っていることがあるので、あわせてチェックしておこう。

2. 引っ越しまでにゴミ処分が間に合わないときの対処法

粗大ゴミ
引っ越し前はやることが多く、当日までにゴミが処分できない可能性がある。間に合わない場合の対処法をチェックしておくと安心だ。

新居に運ぶ

旧居にゴミを置いておくのはマナー違反なので、新居まで持っていこう。引っ越しの当日に発生したゴミも、キレイにまとめておくといい。引っ越しのトラックに積んでもらうことも可能だが、ゴミが大量だと追加料金が発生する可能性がある。一部を自家用車に乗せていくといった工夫が必要だ。

焼却場に持ち込みする

自治体が指定する焼却場に自分で持ち込みをする。大きめのゴミでも処分でき、費用が安くすむのがメリットだ。スムーズに運び込めるように、焼却場の場所や受付時間を確認しておくといい。ただし、持ち込みができないゴミがあるので、こちらもあわせてチェックしておこう。

不用品回収業者に引き取りしてもらう

ゴミが大量なら、不用品回収業者へ引き取りを依頼するといい。料金は自治体と比較して高めだが、自宅まで引き取りにきてもらえるため運搬する必要がない。すぐに来てもらえる業者なら、引っ越し当日に発生したゴミが一気に片付くだろう。ただし、無許可の回収業者(※2)もあるので、必ず「一般廃棄物収集運搬業許可」を確認してほしい。

大家さんに頼んで置いていく

大家さんとの関係が良好なら、処分してもらうのも選択肢の一つだ。迷惑にならない程度のゴミの量なら、代わりに捨ててもらえる可能性がある。礼儀としてお礼を用意しておこう。ただし、あくまでも最終手段なので、あまり当てにしないほうがいい。他の捨て方で処分するのが基本だ。

3. 引っ越しの際に出たゴミ処分にかかる費用

ゴミ処分費用
引っ越しのときに出たゴミの処分費用を、事前に確認しておこう。自治体と不用品回収業者に分けて紹介する。

自治体のゴミ処分費用

自治体や品目によってゴミの処分費用は違う。たとえば、ベッドなら1,000~2,000円、ソファーは500~2,000円、タンスや本棚は300~3,000円が目安だ。同じ品目でも種類やサイズによって費用が異なることがあるので、地自体の公式サイトや問い合わせで確認しておこう。

不用品回収業者のゴミ処分費用

不用品回収業者のゴミ処分費用は、ベッドやソファーで3,000円~8,000円、タンスなどの大型家具は3,000~5,000円ぐらいが目安だ。さらに詰め放題プランを用意している不用品回収業者もある。費用は軽トラックが10,000~30,000円、2tトラックは50,000~150,000円なので、引っ越しで大量のゴミが発生したら利用を検討してほしい。

4. 引っ越しゴミを減らすコツ

引っ越し
引っ越しのゴミが増えると処分するのが大変だ。減らすコツを学んでおけば、手間や処分費用を減らせるだろう。

なるべく新しいものを買わない

引っ越しが決まったら、新しいものは増やさないようにする。最低限の生活必需品以外のものは、新居に引っ越してから購入すればいい。引っ越しの荷物やゴミが少なくなるため、運搬や処分などの手間が軽減できる。

事前に不用品を売っておく

引っ越しの荷造りをしながら、不用品を仕分けておくのがポイントだ。新居に持っていく必要がなくて、まだ使えるものは売却する。壊れたり古かったりして売れそうにないなら、早めにゴミとして処分しよう。

結論

引っ越しのゴミをスムーズに処分したいなら、捨て方をチェックしておこう。自治体で捨てる場合は、回収日を確認して処分の計画を立てる必要がある。まだ使用できるものは、リサイクルショップやオークション、フリマアプリでの売却を検討しよう。さらに間に合わない場合の処分方法や、ゴミの処分費用をあわせてチェック。引っ越しのゴミを減らすコツも紹介したので、ぜひ実践してほしい。
(参考文献)
※1:経済産業省「家電リサイクル法特設サイト」
※2:環境省「いらなくなった家電製品は正しくリユース・リサイクル!」
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2023年4月22日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧