目次
1. 絵が苦手な人の特徴とは?

絵が苦手な人、うまく描けないという人の特徴にはどのようなものがあるだろう。
絵が下手な人の特徴
【線をたくさん描く】
絵が苦手な人の特徴として、ムダな線が多いということがあげられる。線をたくさん描くと、なんとなくうまく見える。しかし、最終的に残すべき線がわからなくなってしまい輪郭がぼやけてしまう。その結果、なにを描いているのかわかりにくくなる。
【全体的なバランスが悪い】
全体的なバランスが悪くなるのも、絵が苦手な人の特徴だ。ひとつひとつのパーツは上手なのに、全体的にアンバランスなために下手に見えてしまう。たとえば人の顔を描くとき、目や鼻のバランスが取れていないとまったく違った印象になってしまう。
【丸や手が上手に描けない 】
絵が苦手な人の特徴として、丸や手が上手に描けないということがあげられる。絵は曲線を描くことが多い。丸がスムーズに描けないと絵の仕上がりが悪くなってしまう。また、美術の授業で自分の手を描いた経験を持つ人もいるだろう。手を描くには複雑な線が必要であり、バランスも重要だ。自分が絵が上手か下手かを判断するためには、手を描いてみるといいだろう。
【正面からの絵しか描けない】
絵が苦手な人の特徴として、正面からの絵しか描けないということがあげられる。対象をひとつの方向からしか見ていないのだ。絵の上手な人は、さまざまな角度からじっくりと観察して表現しようとする。構図・バランスを考えながら絵を描く習慣が身に付いている。
【すぐに諦める 】
誰でも最初から上手に絵が描けるものではない。自分は絵が下手だからといって、すぐに諦めてしまうと、そこで上達はストップしてしまう。上手になろうとするとハードルが高くなってしまうが、楽しもうとする気持ちでどんどん絵を描いていくといいだろう。描き続けることが絵の上達の基本だ。
2. 絵が苦手でない人の特徴とは?

絵が上手に描けて、苦手ではないという人にはどのような特徴があるのだろうか。
絵が上手な人の特徴
【絵を描く習慣がある】
絵は、練習すれば上手になる。絵が上手な人は、絵を描く頻度が多く、経験を積み重ねているといっていいだろう。
【色彩感覚が優れている】
絵は、遠近感などを色の違いで表現することが多い。絵が上手な人は、色彩感覚に優れている。普段から景色や陰影を観察し、色彩感覚を鍛えておくといいだろう。
【観察力がある】
絵がうまい人の特徴は、観察力が優れていることだ。さまざまな角度から観察する習慣が身に付いているため、絵にあらわすことができ、さらに説得力もある。観察力は、努力次第で磨くことができる。
【細部までこだわれる】
絵が苦手な人は大雑把な人が多い。逆に絵が上手な人は、細部にまでこだわることができる。絵の対象のディテールまでこだわって描き上げるため、より完成度の高い絵を描くことができる。
3. 絵が苦手な人が上手になる方法

絵が苦手な人の特徴を紹介したが、では絵が苦手な人が上手になるためには、どうしたらいいのだろう。
模写をする
「学ぶよりも真似(まね)ぶ」という言葉があるが、絵も例外ではない。上手な人の絵を模写することによって、絵の構成や色使い、特徴などをつかむことができる。好きな画家やイラストレーターの絵を模写すれば、モチベーションも維持できるだろう。
努力を積み重ねる
絵が苦手な人が上手になるためには、ひたすら練習という努力を積み重ねることだ。これは絵に限ったことではないが、上達しないからといって途中で投げ出さず、続けることで見えてくるものがある。
結論
絵が苦手な人の特徴は、ムダな線をたくさん描く、バランスが悪い、正面からの絵しか描けないなどがある。逆に絵が上手な人の特徴は、絵を描く習慣があり、色彩感覚に優れ、観察力があることだ。絵が苦手な人が上手になるためには、模写をする、努力を重ねることが大切だ。絵が下手だからといって諦めてしまっては、上達はできない。下手でも描き続けることが上達のコツといえるだろう。