目次
- 窓をあけて換気扇を回す
- ゴム手袋を装着したら洗濯おけやバケツにぬるま湯を入れる
- ぬるま湯に酸素系漂白剤を混ぜる
- 1~2時間ほどつけ置きする
- 洗濯表示に従って、洗濯機で洗うか手洗いする
- 枕を干してしっかりと乾燥させる
- 中性洗剤(3滴)酸素系漂白剤(小さじ3)重曹(小さじ3)を軽く混ぜる
- 歯ブラシに塗布して黄ばみを丁寧にたたく
- 黄ばみが落ちない場合はスチームアイロンで蒸気をあてる
- そのまま洗濯機に入れる
- すすぎを2回以上に設定したら洗濯洗剤を入れて洗濯する
- 枕を干してしっかりと乾燥させる
- 窓をあけて換気扇を回す
- ゴム手袋を装着したら中性洗剤と酸素系漂白剤、重曹を混ぜる
- ぬらしたタオルに塗布する
- 枕の汚れや黄ばみに染み込ませるようになじませる
- 別のタオルで軽くたたくように水拭きする
- 枕の汚れや黄ばみが取れない場合は3~5を繰り返す
- 黄ばみが落ちたら水拭きで洗剤を拭き取る
- 乾いたタオルで水気を吸い取ったら、しっかりと乾燥させる
- 枕カバーのチャックをする
- 洗濯機に入れたら洗濯用洗剤を投入する
- 通常通りに洗濯機を回す
- 洗濯が終わったら取り出してシワを伸ばす
- 枕カバーを干してしっかりと乾燥させる
1. 枕の汚れの原因とは?

枕の汚れの主な原因は皮脂や汗だ。頭皮の皮脂がつきやすく、就寝中にかいた寝汗も吸い込む。寝ているとき口呼吸になっていれば、よだれがたれて付着することもあるだろう。髪がぬれたまま寝ると、枕の内部に湿気がたまりやすい。
枕の汚れを放置する危険性
皮脂や汗、よだれが付着すると枕が黄ばみの原因になる。付着した直後は目立たないが、時間の経過で酸化するので注意が必要だ。黄ばみだらけになった枕は不衛生な印象をあたえるだろう。
さらに枕の汚れや湿気を放置すると雑菌やカビ、ダニが発生する。嫌なニオイがしたり、カビやダニがアレルギーの原因になったりするため危険だ。睡眠の妨げや健康被害の原因になるので、簡単除去方法でキレイに保ちたい。
2. 枕の汚れの簡単除去方法

簡単除去で枕の汚れをスッキリと落とそう。枕と枕カバーの洗い方をそれぞれ解説する。なお、洗える枕と洗えない枕はそれぞれ簡単除去の方法が異なるため、事前に洗濯表示(※1※2)で確認しておこう。
枕の正しい洗い方
洗える枕の洗い方
酸素系漂白剤の分量はパッケージで確認できる。洗濯機で洗う際はおしゃれ着用の中性洗剤を使い、優しく洗えるコース(ドライコースなど)を選んでほしい。
頑固な黄ばみ汚れの落とし方
洗えない枕のお手入れ方法
上記の簡単除去方法では枕の汚れや黄ばみが完全に落ちないこともある。よりキレイに仕上げたいなら、クリーニングに出すことも検討しよう。
枕カバーの正しい洗い方
枕の汚れや黄ばみが気になる場合は、汚れた部分に洗濯洗剤を塗布し、軽くもみ洗いしてから洗濯する。酸素系漂白剤で60分ほどつけ置きして、それから洗濯機で回してもOKだ。
3. 枕の汚れを予防するコツ

枕は日頃からの習慣で清潔に保てる。2つの方法を紹介するので、簡単除去の方法とあわせてチェックしてほしい。
枕カバーをつける
枕カバーをつけてこまめに交換するのが、枕を清潔に保つポイントだ。厚手のタイプを選べば、皮脂や唾液なども染み込みにくい。枕カバーは洗い替えを複数用意しておくのがおすすめだ。3日に1回を目安に洗濯しよう。
陰干しで乾燥させる
枕に染み込んだ湿気はカビやダニの原因になる。定期的に陰干しをして、しっかりと乾かすことが重要だ。嫌なニオイの対策にもなるだろう。
週に1回を目安に風通しがよい日陰で干す。干しすぎは枕を傷めるので注意してほしい。梅雨など陰干しが難しい時期は、布団クリーナーを使用するのがおすすめだ。
結論
正しい方法を知っていれば、枕の汚れは簡単除去できる。清潔に保つために、洗い方や洗えない枕のお手入れ方法をチェックしておこう。枕の汚れを簡単除去したあとはできるだけキレイに保ちたい。枕カバーをつける、陰干しで乾燥させるなど、効果的な方法をチェックしておこう。
(参考文献)
※1:消費者庁「洗濯表示(平成 28年12月1日以降)」
※2:消費者庁「洗濯表示(平成28年11月30日まで)」