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盗聴器の簡単な見つけ方とは?設置されやすい場所や発見方法を解説

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2023年4月 7日

盗聴器対策をしたいなら、簡単な見つけ方を確認しておくことが大事だ。盗聴の被害を防ぐために、基本的な知識をチェックしておこう。この記事では、盗聴器の簡単な見つけ方を紹介する。盗聴器の種類や、発見した際の注意点とあわせてまとめたので見ていこう。

  

1. 盗聴器にはどんなタイプがある?

電源タップ
盗聴器は有線式と無線式に分かれる。有線式は配線が必要で見つかりやすいため、主に使用されているのは無線式だ。ここでは、無線式盗聴器の特徴をタイプ別に紹介しよう。

アナログ式

アナログ式はもっとも多く使用されている盗聴器だ。テレビやラジオと同じ電波を使用しており、簡単に受信できる。範囲内であれば誰でも盗聴できるのが特徴だ。数十メートルほどで受信できるものがほとんどだが、中には数百メートルまで電波を飛ばせるものもある。

デジタル式

音声の波形をデジタル電波に変換して盗聴するのがデジタル式だ。通信距離がとても長いため、遠い場所からでも簡単に盗聴できる。音声もクリアに聞こえるが、アナログ式と比較して費用が高いため使用されることは少ない。発見には特殊な機器が必要なので、見つけ方には注意が必要だ。

ステルス式

リモコンを使用して、電波のオンオフを切り替えられる盗聴器だ。電源が入っていない状態だと電波を検知できないため、アナログ式やデジタル式より発見するのが難しい。見つけるには、電源を強制的にオンにする専用の機器が必要になる。一方で費用が高く入手も困難なので、使用されることはあまりない。

2. 盗聴器の簡単な見つけ方

ラジカセ
盗聴被害を防ぐためには、盗聴器の見つけ方を知っておくことが重要だ。目視と発見アイテムに分けて簡単な方法を紹介する。

目視で見つける

盗聴器の設置が疑われる場合は、まず目視で探してほしい。たとえば電気代が急激にあがったり、テレビやインターネット、電話回線にノイズが入るようになったりした場合、盗聴器が仕掛けられている可能性がある。自宅近くで同じクルマが長時間駐車している場合も注意しよう。
些細な変化を見逃さないことが見つけ方のポイントだ。黒くて四角い「ボックス型盗聴器」は比較的簡単に見つけられるが、小物や小型家電に似せてある「偽装型盗聴器」は見つけにくい。人からもらったものや、いつの間にかあったものが盗聴器だったケースもある。

【盗聴器を設置されやすい場所】
  • コンセント周りや内部
  • 家電の裏側・内側・下部
  • 家具の裏側・内側・下部
  • ブレーカーの内部
  • ぬいぐるみの中
  • バッグの中
  • 鉢植えの中
  • 高い場所や影になっている場所
  • 車の座席周り
  • 車のドアポケットの中
  • 車のルームランプの内部
偽装型盗聴器の場合は、コンセントタップや延長コード、アダプター、時計、USBなどに偽装されている。怪しいものはないか十分に確認してほしい。

盗聴器発見アイテムを使う

【FMラジオ】
アナログ式の盗聴器なら、FMラジオを使った簡単な見つけ方が可能だ。まずは部屋の中の音が聞こえやすいように、音楽を流したりテレビをつけたりしておこう。
それからFMラジオを最小の周波数から少しずつあげて、部屋の音が聞こえるかを確認すればOKだ。ラジオを手に持って歩き、音が大きくなる場所の近くに盗聴器がある可能性が高い。

【専用の盗聴器発見器】
専用の盗聴器発見器なら盗聴器を簡単に見つけられる。目視やラジオで発見できなかったときに、おすすめの見つけ方だ。基本的な使い方はFMラジオと変わらない。
一方で安価な盗聴器発見器だと、あまり効果がないので注意が必要だ。デジタル式やステルス式の盗聴器の場合は発見が難しいため、ほかの見つけ方を試そう。

【スペクトラムアナライザー】
スペクトラムアナライザーは、電波障害の調査や無線機の点検などに使用される機器だ。盗聴器発見器で見つからない盗聴器にも効果がある。
ただし、スペクトラムアナライザーは非常に高価だ。レンタルも可能だが、操作には専門的な知識が必要になる。一般家庭だとあまり現実的ではない見つけ方だ。

3. 盗聴器を発見したときの注意点

筆談
盗聴器を見つけても、発見したことを犯人に気づかせないことが大事だ。ストーカー行為で盗聴をしていた場合、知られるとトラブルにつながる可能性がある。
発見したことは口に出さないようにして、聞かれたくないことは筆談やスマホで伝えよう。警察などに相談するなら屋外で電話をするとよい。指紋がつくので盗聴器に触るのはNGだ。

盗聴器発見はプロに依頼するのがおすすめ

デジタル式やステルス式などの一部の盗聴器は、上記の簡単な見つけ方で発見するのは難しい。上記の方法で見つからないなら、プロに依頼するのがおすすめだ。専門的な機械や知識によって、より確実に盗聴器を発見してくれるだろう。

結論

盗聴器は自分でも簡単に発見できる。目視で見つけたり、盗聴器発見アイテムを使ったりと、基本的な見つけ方をチェックしておこう。ただし、盗聴器の種類によっては、自分で発見するのは難しいケースがある。ストーカーやトラブルなど盗聴の心当たりがある場合は、プロへの依頼を検討してほしい。
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  • 更新日:

    2023年4月 7日

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