目次
- 家の中心:家中の運気が集中する場所
- 北:お金をためる、夫婦の愛情運、子宝運
- 東北:気力の充実、健康運、仕事運
- 東:気力の充実、健康運、変化、相続運
- 東南:人間関係、恋愛運、結婚運
- 南:直感力、ダイエット、美しくなる
- 南西:根気、忍耐力、家庭運
- 西:金運
- 北西:一家の大黒柱の運気
1. 観葉植物と風水の関係とは?

風水とは古代中国が発祥の、万物の持つパワーを利用して運気をアップさせるという考え方である。観葉植物は植物自体の生命力や太陽と水の力、根を張る大地の力など、さまざまな自然のパワーを秘めているという。
風水における観葉植物の効果
風水において観葉植物は大切なアイテムのひとつである。とはいえ、どの観葉植物を選んでも風水効果が期待できるわけではない。たとえば、植物の葉の形や向きによって、風水効果は違ってくる。細くとがった葉を持つ観葉植物は鋭い気を放つため、仕事場などがおすすめの置き場所だ。逆に丸い葉を持つ観葉植物は穏やかな気を放つため、リビングや寝室などの置き場所がよいとされる。このように、置き場所や観葉植物の種類によって、風水の効果が異なると考えられている。
2. 観葉植物の置き場所で効果が変わる?

風水は方角を重視する考え方だ。観葉植物の置き場所も方角や置き方が大切となる。
置く部屋や方角に意味がある
風水では、太陽は東から昇り、西に沈むという考えがベースにある。風水には9つの方位がある。具体的には、太陽の動きをもとにした「北」「東北」「東」「東南」「南」「南西」「西」「北西」の8つの方位と「家の中心」の、合計9つだ。9つの方位にはそれぞれ意味があり、強めたい運気によって、観葉植物を選ぶことが大切だ。
【9つの方位の意味】
3. 効果を高める観葉植物の置き場所

どの場所にどの観葉植物を置くかによって、得られる効果が変わるという。方位を確認しながら、とくに運気を強めたい置き場所に元気な観葉植物を置くことが大切だ。
部屋別のおすすめ観葉植物
【キッチン】
風水において火と水が共存するキッチンは、気が乱れやすい場所とされている。乱れやすい気を整えるため、火の象徴であるコンロと水の象徴であるシンクの間を観葉植物の置き場とするのがよいとされている。
キッチンに置く観葉植物としては、ポトスやペペロミアがおすすめだ。
【リビング】
リビングは、家族が集まりくつろぐ場所だ。人間関係を円滑にする、落ち着いてリラックス効果を高めるとされる観葉植物を置くとよいだろう。パキラ、ベンジャミンバロックがおすすめの観葉植物だ。
【トイレ】
トイレは、空気の流れが悪く、悪い運気がたまりやすい場所とされている。観葉植物は邪気を払う効果のあるものを選ぶのがポイントだ。
トイレは観葉植物の置き場所には日当たりが悪いことも多い。耐陰性に優れた種類を選ぼう。ポトス、サボテンがトイレに置くおすすめの観葉植物としてあげられる。
【玄関】
玄関は気の通り道とされており、風水では重要な場所とされている。邪気を通さず、よい気を取り込むことが大切だ。玄関には明るい雰囲気の観葉植物、あるいは邪気を追い払う効果のある葉先がとがった観葉植物を選ぶようにしよう。
玄関に置く観葉植物としては、サンスベリア、モンステラがおすすめだ。
【寝室】
寝室は心身ともに疲れを癒やす場所だ。癒やしやリラックス効果の高いとされる観葉植物を置くのがふさわしい。また、寝室はあまり太陽光が入ってこないことも多い。耐陰性に強い種類を選ぼう。
おすすめの観葉植物は、ドラセナ、ガジュマルだ。
【浴室・洗面所】
浴室・洗面所は、身体の汚れだけでなく、風水的には厄を落とす場所でもある。観葉植物を置くことによって、邪気を払ってよい気を取り込む効果が期待できる。窓のないバスルームには、光が少なくても育つものがよいだろう。
浴室・洗面所に置く観葉植物としては、ポトスやシュガーパインがおすすめだ。
【子ども部屋】
子ども部屋には集中力アップの効果が期待できるものや、リラックス効果のある観葉植物がよいだろう。さらにトゲなどがなく、直接触れても安全なものや乾燥に強いものを選ぶことも大切だ。ピレア・ペペロミオイデス、アレカヤシは、子ども部屋に置くのにおすすめの観葉植物といえる。
結論
風水を考えた観葉植物の置き場所によって、さまざまな効果が期待できる。キッチン、リビング、トイレなど、各部屋の特徴を意識すると、置き場所や置くべき観葉植物の種類もハッキリしてくるだろう。観葉植物はインテリアの一部として楽しめるが、風水の観点から「どこに、何を置くべきか」を考えながらレイアウトしてみてはいかがだろう。