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ホットカーペット

ホットカーペットの寿命は何年?故障を防ぐ正しい使い方を解説

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2023年4月14日

足元が冷える冬に重宝するのがホットカーペットだ。電気代も暖房器具の中では安い方だろう。ホットカーペットにも寿命がある。突然使えなくなる前に、寿命を知らせるサインを知っておくと買い替え時がわかる。ここではホットカーペットの寿命や、少しでも寿命を延ばすための使い方について紹介しよう。

  

1. ホットカーペットの寿命は何年?

ホットカーペット
ホットカーペットは、使い方や環境、メーカーなどにより多少の寿命の違いはある。一般的なホットカーペットの寿命はどれくらいと考えたらよいのだろう。

平均寿命は5年程度

ホットカーペットの寿命は、通常の使い方で5年程度が一般的だ。ただし、この寿命はメーカーが修理をするための部品を保有する期間でもある。そのため、5年を過ぎても使い続けるケースも多い。カーペットの寿命は使用している時間、環境、お手入れなどによって変わってくる。5年を目安に故障することが多くなることを念頭に、上手に寿命を伸ばそう。

2. ホットカーペットの寿命を知らせる症状

ホットカーペット
寿命が近づいてきたときのサインは、さまざまだ。「おかしいな」と思ったら買い替えを検討しよう。

寿命が近づいたときのサイン

【温かくならない】
最も分かりやすい寿命のサインは、電源を入れても温かくならない、あるいは半面切替ができないことだ。コンセントにコードがしっかりとつながっていても温かくならない場合、コードの断線、温度調節機能の故障が原因かもしれない。5年以上使用していたら、寿命と考えてよいだろう。

【焦げたり変色したりしている】
ホットカーペットに焦げたような跡や変色、擦れを見つけたら断線しているのかもしれない。断線までいかなくても、コードに負荷がかかっている可能性があるため危険だ。

【異音がする】
ホットカーペットから「ポキポキ」と異音がする場合は、中の電熱線が折れている可能性がある。この場合は、経年劣化によるものなので廃棄処分にするしかない。

3. ホットカーペットの寿命を伸ばす使い方

電源タップ
ホットカーペットの一般的な寿命は5年だが、使い方によってはもっと寿命を延ばすことも可能だ。

ホットカーペットの正しい使い方

【カバーや絨毯を敷く】
カバーや絨毯を敷くことでホットカーペットの寿命を延ばすことができる。カバーや絨毯を使うことで、ホットカーペットを汚さずに使える。さらに、保温性が高まるため、ホットカーペットに余分な負荷をかけずに済む。そのほか、低温やけどの防止や部屋のイメージチェンジができるというメリットもある。

【電気回路やコードを傷めないようにする】
ホットカーペットの寿命を縮める原因として電気回路の断線がある。ホットカーペットの上に重たい家具などを置いてしまうと、回路が切断されてしまう可能性がある。ホットカーペットの上には、重いものは置かないように注意しよう。
また、電源コードに負荷をかけないことも大切だ。たとえば、無理に引っ張って電源を抜く、ねじれをそのまま放置する、重いものの下敷きになっているなどだ。電源コードは真っ直ぐにして使うようにしよう。

【コントローラーに熱や衝撃を与えない】
ホットカーペットのコントローラーは温度調節を行うため、非常に精密な部分となっている。熱や衝撃を与えると、故障の原因となる。ヒーターの温風吹き出し口にコントローラーが置かれていないかなど、周辺環境にも注意しよう。

4. 寿命を迎えたホットカーペットの処分方法

ホットカーペットの処分
寿命を迎えたホットカーペットは、どのように処分したらよいのだろう。

ホットカーペットの正しい捨て方

ホットカーペットを処分する場合、いくつかの方法がある。まず、お住まいの自治体のゴミの捨て方を確認しよう。不燃ゴミになるのか、粗大ゴミになるのか、費用はどのくらいかかるのかなど、自治体によってルールが決められている。
廃品回収業者を利用する場合には、不法投棄の心配のない許可業者に依頼する。ホットカーペット単体では費用が高くなってしまうので、そのほかの大型ゴミがある場合に一緒に処分してもらうとよいだろう。

買い替える際のホットカーペットの選び方

【種類で選ぶ】
ホットカーペットには、主に絨毯タイプ、フローリングタイプ、ホットマットの3種類がある。絨毯タイプやフローリングタイプは、部屋の雰囲気に合わせて選ぶとよいだろう。ホットマットは、1畳ほどの大きさだ。1人用として、あるいは机の下などに敷いて使うのに使い勝手がよい。

【サイズで選ぶ】
ホットカーペットは、さまざまなサイズがある。使いたい場所のサイズに合わせることが大切だ。家具などの下に敷いてしまうと断線の恐れがある。家具のレイアウトなどを考えたサイズ選びをすることだ。

【電気代で選ぶ】
ホットカーペットは、広ければ広いほど電気代がかかる。電気代を節約するためには、部分的に温められる切替モード付きや、省エネモード付きを選ぶようにしよう。

結論

ホットカーペットの一般的な寿命は、5年程度だ。寿命を知らせるサインとしては、温かくならない、焦げや変色がある、異音がするなどだ。寿命を延ばすためには、カバーや絨毯を敷く、重いものを乗せない、コントローラーに熱や衝撃を与えないことだ。寿命がきて処分するときには、各自治体のルールに従って処分しよう。
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  • 更新日:

    2023年4月14日

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