目次
1. トースターの寿命は何年?

毎日の朝食にパンを食べる人やお菓子作りが好きな人は、トースターを頻繁に使うだろう。しかし使用頻度が多いと、トースターの寿命は短くなりやすい。トースターが不具合を起こしている場合は寿命が近い可能性もあるので、購入から何年たったか再確認しておこう。
平均寿命はおよそ5~6年
トースターの平均寿命は、一般的に5~6年程度だといわれている。このうちポップアップトースターはシンプルな構造のため、寿命は7年程度と少し長い。しかしいずれも使っているうちに破損や断線が起きやすく、定期的な買い替えは必要だ。
2. トースターの寿命を知らせるサイン

お使いのトースターが寿命かもしれない場合は、寿命を知らせるサインが出ていないか確認しよう。主なサインを3つ挙げるのでチェックしてみてほしい。
トースターの寿命の見分け方
【電源がオンにならない】
スイッチをオンにしても電源が入らない場合、トースターが寿命を迎えている可能性が高い。まずはコンセントにつながっているか確認しよう。問題ない場合は、コードの断線や接触不良などが原因かもしれない。
【ヒーターが発熱しない】
ヒーターを発熱させて焼くオーブントースターの場合、タイマーを設定してもヒーターが赤くならなければ、寿命が近いサインだ。このケースはヒーターの破損が原因と考えられる。
【異音や異臭がする】
トースターから異音や異臭がする場合も、寿命が近づいているサインといえる。まずは中に付着した食べ物や落ちたパンくずが焦げていないかチェックしよう。ヒーター部分に食材や調味料がついていたり、受け皿にパンくずが大量に落ちていたりすると、焦げ臭いニオイがする場合もある。そうでない場合は寿命が疑われるため、使うのはやめて買い替えを検討しよう。
3. トースターの寿命を延ばすには?

トースターの寿命を延ばすには、トースターを正しく使うこと、定期的にお手入れすることが大切だ。以下ではそれぞれのポイントを詳しく解説する。
トースターを正しく使う
トースターの使い方を守らないと寿命を縮める要因となる。たとえば空だきする、燃えるおそれのある紙・プラスチック容器を加熱する、網が外れたまま使うなどの方法は危険だ。トースターが壊れる場合もあるので、正しい使用方法を必ず守ろう。
定期的にお手入れをする
中の汚れが原因で、トースターの寿命が短くなる場合もある。そのためトースターを長く使うには、こまめにお手入れすることが重要だ。とくに庫内やパンくずの受け皿は、毎回使ったあとに掃除しよう。ヒーター管もキッチンペーパーで汚れを拭き取っておきたい。またコンセントにホコリがたまるとショートする危険性もあるので、外側もしっかり掃除しよう。
4. 寿命を迎えたトースターの処分方法

寿命を迎えたトースターは適切な方法で処分しよう。ここではトースターの処分方法として3つのパターンを解説する。お持ちのトースターを捨てる場合は確認してほしい。なおトースターは、「小型家電リサイクル法」の対象製品で、回収方法は自治体によって定められている。あわせてお住まいの自治体による情報もチェックしておこう。
トースターの正しい捨て方
【自治体にゴミとして出す】
もっとも手軽なのが、自治体にゴミとして出す方法だろう。ゴミ出しのルールは自治体によって異なるが、多くの地域では不燃ゴミとして扱っている。また30cmを超える大きいトースターの場合、粗大ゴミとして扱う場合もある。粗大ゴミとして出す場合、まずは粗大ゴミセンターに予約を入れ、専用のシールを購入して出そう。
【不用品回収業者に頼む】
引っ越しなどでほかにも処分したい家電がある場合は、不用品回収業者に頼むのも手だ。回収料金がかかるが、処分したい家電・家具・布団などの大物家財をまとめて引き取ってもらえるのがうれしい。また回収の日時を指定できるため、忙しい人やすぐ捨てたい人に向いている。ただし、無許可で営業している回収業者は利用しないように気をつけよう。
【家電量販店で引き取ってもらう】
トースターを家電量販店で新しく購入する場合、古いものを引き取ってもらえる場合がある。店舗へ直接持って行くほか、配送時に回収してもらえる場合も。サービスの詳細は店によって異なるので、家電量販店に問い合わせてみよう。
結論
トースターの寿命は5~6年ほどなので、買ってから5年以上たつ場合は買い替えを検討し始めたい。とくに電源がオンにならない、ヒーターが発熱しない、異音や異臭がするなどのサインが見られたら、寿命が近い可能性がある。寿命を迎えたトースターは適切に処分しよう。