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お茶

お茶出しマナーや出す順番は?ペットボトルやコーヒーの出し方も紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年4月 8日

オフィスや自宅でのおもてなし時に、急きょお茶出しをする場面に直面したことはないだろうか。お茶出しのマナーは、押さえておきたいビジネスマナーのひとつだ。ここでは、正しいお茶の淹れ方、出し方はじめ、ふるまい方も紹介する。自信を持った来客対応は会社のイメージアップだけでなく、自身をもスマートに見せてくれるだろう。

  

1. お茶出しマナー | 淹れ方

お茶
お茶の正しい淹れ方は、なんとなく知っているという方も多いはずだ。ビジネスシーンだけでなく、家庭でおいしくお茶を淹れられたら、家族からのポイントもアップするに違いない。

お茶の正しい淹れ方

お茶を淹れるときは、飲む人のことを考えておもてなしの心を持つことが大切だ。焦らず丁寧に淹れることでおいしいお茶が出せるだろう。順を追ってお茶出しマナーを解説していこう。
【茶碗にお湯を入れておく】
すべての茶碗にお湯を7分目くらいまで注ぎ、温めておく。冷たい茶碗にお茶を注ぐとすぐに冷めてしまうので、このひと手間が最後までお茶をおいしく飲んでもらえるポイントだ。お茶出しマナーとして押さえておこう。
【急須にお茶を入れて1分間蒸す】
急須に人数分の茶葉を入れたら、お湯を入れて1分ほど蒸らす。ちなみに、茶葉の種類によって最適とされる温度が異なる。熱湯で入れたほうがよいものや70℃~80℃がおすすめのものなど、推奨温度があるため確認してから淹れよう。
【お茶を淹れる】
お茶の濃さが均等になるよう、ひとつの茶碗ごとではなく、それぞれの茶碗に少しずつ順番に注いでいく。
【茶碗と茶托を別々にお盆に置く】
お茶を出す際に、茶托を先に置いてあとから茶碗を置くという手順があるため、お茶を淹れ終わったら、茶碗と茶托を別々にお盆に置いておくとスムーズに出すことができる。

2. お茶出しマナー | 出し方

ミーティング
お茶の出し方は、入室から退室までの手順だけでなく、その間のふるまいも大切だ。ポイントを押さえながら確認していこう。

ノックをして入室する

入室するときは、片手でお盆を持ち、あいた手でゆっくりノックをする。一呼吸おいたら、「失礼いたします」と声をかけて入室しよう。ノックが早かったり、音が大きかったりしすぎると相手に不快な思いをさせてしまうかもしれない。入室のときからお茶出しマナーは始まると覚えておこう。

お盆を置いて準備する

お茶の準備する際、サイドテーブルがある場合はそこにお盆を置き、ないときは下座側のテーブルにお盆を置かせてもらう。ここで少し席次をおさらいしておこう。部屋の入り口から遠い方が上座で、近い方が下座にあたる。会議の場合は上座に議長席が設けられていることが多い。事前の席順チェックもお茶出しマナーのひとつだ。

茶托を持って右から出す

お茶を出すときは上座から下座のお客様への順に出す。茶碗を茶托にセットし、茶托部分を持って相手の右から両手で出そう。もし後ろから出すことが難しければ「前から失礼いたします」と、一声かけて出すといい。お茶をテーブルに置くときには「失礼します」や「どうぞ」と一言添えると印象がいいが、話し込んでいる会議の場合には目礼で済ませよう。

退室する

すべてのお茶を出し終わったら、お盆を左わきに抱えてドアの前まで移動する。室内に向かって軽く会釈をしてから、右手でドアを開けよう。さらに、ドアを閉める前にも会釈をすると好印象になる。

3. お茶出しマナー | 番外編

コーヒー
急須でお茶を淹れるほかに、ペットボトルで提供する場合やコーヒー、紅茶を出すこともある。その場合のお茶出しマナーも確認しておこう。

お茶以外を出すときのマナー

お茶を出すときと同様に、テーブル上の状況を判断して、臨機応変に対応することがポイントだ。おもてなしの心を持って対応しよう。
【ペットボトル】
そもそも客人にペットボトルを出すことは失礼でないのか?と感じる人も少なくないだろう。時代背景や衛生面を考えてもペットボトルは決して失礼にはあたらない。ペットボトルを出す場合は、ふたの上から紙コップをかぶせて出すといい。出すときに「ペットボトルで失礼いたしします。」と一言添えると丁寧な印象になるだろう。
【コーヒーや紅茶】
コーヒーや紅茶は、カップ手前のソーサー上にスプーン、砂糖、ミルク、を添えて出そう。砂糖やミルクを使用しない人もいるため、テーブル中央あたりに別の容器にまとめて入れておき、必要な人だけが取るようにする場合もある。頻繁に来る人であれば、その方の好みの把握もお茶出しマナーのひとつだ。

結論

正しいお茶の淹れ方から、出し方まで紹介してきた。お茶出しマナーは、手順を追うことと同時に、会議の内容や室内の空気感を感じ取り、すみやかに行動をマッチさせることも大切だとお気づきだろう。お茶出しに限らず、臨機応変に対応できるスマートなビジネスパーソンを目指したいものだ。
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  • 更新日:

    2023年4月 8日

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